2000.9.2・9人制関東実業団選手権大会
1日目

 6人制の関実も今年初めて行ったばかりだというのに、 今回は9人制関実。関係者ぐらいしか観客はいない(苦笑)。 どこまで行くのか、この9人制街道まっしぐら(苦笑)。 ほぼ横河電機のみのレポートです。
 1日目は、3ブロックに分かれての一回戦総当りリーグ戦。 横河はBブロック、そして同じ栃木県体育館では、 Cブロックの試合が同時に行われています。


第1試合・vs日立金属熊谷(埼玉)第3試合・vs富士通小山(栃木)
第5試合・vs十和運送(茨城)おまけ

第1試合:vs 日立金属熊谷(埼玉)

スタメン セッター=柴田 パワースパイカー=谷川&関根
     スピードスパイカー=藤本&大瀧&増田
     オールラウンド=遠藤
     レシーバー=中川&清水

第1セット
交代:横河・中川→岸(ピンチサーバー)

 この大会は大竹選手が不在で、 代わりに増田選手が入っています。 いきなり大瀧選手がサーブレシーブをミスして あれ?と思ったのですが、それをお返しする 大滝選手のサービスエース連発で逆転。 横河はレシーブがあまり得意そうではないのですが、 この日は遠藤選手がサーブレシーブの 際に最後衛にいて、崩れたサーブレシーブのボールを きっちり両エースに二段トスを上げていたので、 助かりました。流石に6人制のリベロだった だけのことはありますね。で、両エースが結構調子良くて、 スパイクは勿論、サーブが結構強烈。最後は切り返しからの 関根選手の凄いスパイク!
<21−11>

第2セット
スタメン:第1セットと同じ
交代:横河・中川→岸(ワンポイントレシーバー)

 このセットは大瀧選手や藤本選手の クイックがばしばし決まります。 柴田選手がレシーブ拾っちゃっても (レシーブがいいのでつい入ってしまう ようです)、「横河の第二の セッター」大瀧選手(実は試合前の練習で トス練習をするんですよね〜)の トスから遠藤選手が3枚打ち抜きスパイク!と 見せてくれますし。で、柴田選手のセカンドサーブ (ファーストサーブが入らないんだけど汗)や、 関根選手の変化しまくりセカンドサーブが かなり有効。しかも関根選手のサーブで崩れた 先には、谷川選手や藤本選手の堅そうなブロックが 待っています…。 最後は清水選手のファーストサーブが サービスエース。
<21−8>


第3試合:vs 富士通小山(栃木)

スタメン セッター=柴田 パワーエース=谷川&関根
     スピードエース=藤本&大瀧&増田
     オールラウンド=遠藤
     レシーバー=中川&清水

第1セット
交代:横河・藤本→香月(ピンチサーバー)

 いきなり清水選手が3連続サーブレシーブミス(泣)。 小山のこの時のサーバー・18番若生選手(何と 19歳!ちなみにスピードエースで、時間差に入っても 怖い選手)のサーブが凄くいいってこともあるのですけど。 で、あっという間に5−10。が、そこからどうやら 横河が落ち着いて(途中の大瀧選手のナイスバックトス、 綺麗でした…思わずうっとり爆)、相手のミスを じっくり待って、じわじわ追い上げ。暫く一点差が 縮まらなかったのですが、それをふっきったのが、 怖い怖い谷川選手のサーブ!まずは相手が返しきれずに 同点、でもって次のサーブでレシーバーをぶっつぶす!(爆) これで18−17と逆転した横河、21点まで 谷川選手のサーブで押し切りました(笑)。しかも最後の得点が、 反則モノのサイドラインぎりぎりサービスエース(苦笑)。
<21−17>

第2セット
スタメン:第1セットと同じ
交代:なし

 前のセットの勢いか、序盤から横河リード。 が、小山で私が唯一6人制時代を知っていた (元6人制富士通所属)、1番山本選手が サービスエースで同点。ところが… ここから谷川選手のスパイクが、レシーバーを あっさり「潰す」ほどの威力を発揮。このセット、 谷川選手の調子が良かったのです。フォームは 落ち着いているのに、スパイクは重そう。 ブロックも決めるし、サーブはまたエースになるし。 また、このセットは遠藤選手がレシーブで 活躍。相変わらずのサーブレシーブ崩れから 二段トスあげたり(汗)、やはりサーブレシーブが 崩れた後の、相手のダイレクトスパイクを、 綺麗に拾ってくれて、しかもそれが二段トスになって 関根選手がどんぴしゃにスパイク打てたり。 この試合でレシーブをかなり崩し気味だった 清水選手も、サーブで相手を崩してどうにか 面目躍如。最後は相手のミス。
<21−14>


第5試合:vs 十和運送(茨城)

スタメン セッター=柴田 パワーエース=谷川&関根
     スピードエース=藤本&大瀧&増田
     オールラウンド=遠藤
     レシーバー=中川&清水

第1セット
交代:横河・藤本→香月(ピンチサーバー)

 うーん…本当にこの日は清水選手が絶不調。 サーブレシーブの乱れで、相手にリードを 許す展開。途中で谷川選手がサーブレシーブ させられてましたし…(汗)。 で、追いついたのは終盤に差し掛かる前の、 大瀧選手のサービスエース!そして柴田選手のサーブが 上手く返せなかった相手に、遠藤選手が ナイススパイクを見せて逆転。その後ジュースになりましたが、 中川選手がエンドラインギリギリのサーブをナイス ジャッジしてくれたりと運もあった横河、 最後は清水選手のサーブで相手が崩れ、オーバーネット。
<22−20>

第2セット
スタメン:第1セットと同じ
交代:なし

 いきなり大瀧選手が珍しくブロックを食らって 不安がよぎりましたが…相手のミス連発であっさり 逆転。この試合は遠藤選手・柴田選手・ 谷川選手・関根選手・清水選手と、サーブが 絶好調。結構さくっと勝利。が…ボール お見合いしたり、遠藤選手が珍しく レシーブミスしたりと、ちょっと困った プレーもあったけど(汗)。というわけで、 Bブロック1位通過、明日1位チーム対戦を 勝つと、優勝できる位置へ!ちなみに、 2位・富士通小山、3位・十和運送、 4位・日立金属熊谷。
<21−12>


おまけ

 Cブロックの雑記です。
 Cブロックの1位・サンデン(群馬)。 相変わらずエースは岡田選手なのですが…。 今回、初めてサンデンの最長身(193cm) 16番太田俊行選手(専修大OB、25歳)の プレーを見ました(ちなみに6人制のセンターみたいな クイックスパイカーです)。プレーも勿論いいけど、 笑えたのが、サンデンのノリの良い掛け声に、 非常にノリよく応えていたことでしょう(笑)。 大きい選手にそういうノリをされると、目立っちゃって 何だかとてもおかしかったです。お気に入りかも(笑)。
 Cブロック2位・住友電工横浜(神奈川)。 実は結構、はまったチーム(爆)。実は ここのエースの1人・1番鈴木信秀選手(24歳・ 秦野南が丘高卒)が、身長170cm! なのにスパイクが、かなりパワフル!どこから そんな力と高さが出てくるの…? しかもその後、サンデンにフルセットで 噛み付き(笑)、それで勝利!というわけで 翌日からかなりチェックに入っている私(笑)。 詳細は翌日のレポートで。
 Cブロック3位・日本無線(東京)。 横河は亜細亜大卒の選手が多いのですが (というより亜細亜大と早稲田大の選手ばかり笑)、 このチームにも亜細亜大OBが二人ほど在籍。 結構仲良さそうでしたね。
 Cブロック4位・本田技研埼玉。 昨年の専修大セッター・谷田部雄一選手が在籍。 昨年入れ替え戦を見ていて、結構いいセッターだと 思っていたら、やっぱり新人でスタメンセッターでした。 このブロックは…結構実力が均衡していたので、 こんな成績ですが、翌日は結構勝っていたみたいです。