2000.5.21・関東大学春季入替戦
2日目

 この時はまだメインが1部なので(笑)、男子1部と 2部との入替戦しか見ていません(早く着いたので、 ちらっと女子の試合も見たのですけどね。 残留した順大女子部のキャプテンさんが、 嬉し泣きしていたのが非常に印象的です)。 …でも…1部7位vs2部2位の試合を見た後、 完全に茫然自失状態だったんですけど(大汗)。

第3試合・専修大(2部2位)vs国際武道大(1部7位)
第4試合・中央大(2部1位)vs早稲田大(1部8位)

第3試合:専修大 vs 国際武道大

ベンチ入り 専大:吉岡・田村・青木・蔭山・渡邊・舛長・
      岡部・椎山・塩田・亀川・稲住・甲斐
      武大:松橋・小宮山・藤原(裕和)・鈴木・中島・王・
      尹・柿本・長岡・金井・山上・藤原(稔城)

スタメン 専大:セッター=稲住 センター=青木&蔭山
     レフト=吉岡&椎山 ライト=舛長 リベロ=甲斐
     武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上

第1セット
交代:専大・蔭山→渡邊(ピンチサーバー)
   武大・王→中島(ピンチサーバー&レシーバー)  藤原(裕和)→藤原(稔城)(ピンチサーバー)

 専大とは、昨年秋の入替戦でも会っていましたが… なんか…で、でかくないっすか(苦笑)。 3年青木選手が198、同じく蔭山選手が196と、 センターが大きいんですよね。ただ、 レフト二人はやや小さめ。主将の吉岡選手が 180、で2年椎山選手が184。でも、 椎山選手は高校時代から知ってるし(宮崎工高出身、 亜大の甲斐選手の同級生。最初に見た98年春高当時、 私の中では、甲斐選手が調子悪かったので、彼の方が 評価が上でした…爆)、吉岡選手は、2部敢闘賞& レシーブ賞受賞者。舐めてかかってはいけないと 思っていました。
 かくや武大。まあ、いつもの通りのメンバー。 最近の「噛み合わない武大」状態から復活して欲しいのですが…。
 で…悪い予感は、当たるものです。 最初は武大リードだったのですが、前週に一部の試合を 見に来て、武大を研究している専大。 なんと、ブロックターゲットは4年鈴木選手でも 3年尹選手でもなく、松橋選手!(大泣) 松橋選手がそのせいでスパイクアウトし、専大が逆転。 そりゃあ、ちっちゃいから一番止めやすいでしょうけども…。 お陰様で、松橋選手はこの日一貫して、調子を崩し気味。 が、武大は、3年王選手&尹選手の調子が良くて、途中で 再逆転できたのですが、またブロック(今度は尹選手)を 食らって再逆転されます。結局最後は専大の サービスエース…(泣)
<25−21>

第2セット
スタメン 専大:セッター=稲住 センター=青木&蔭山
     レフト=吉岡&椎山 ライト=舛長 リベロ=甲斐
     武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
交代:専大・蔭山→渡邊(ピンチサーバー)
   武大・藤原(裕和)→中島(ピンチサーバー&レシーバー)  王→藤原(稔城)(ピンチサーバー)

 最初、いきなり専大のサービスエース炸裂。 そこで勢いづいて、終始専大がリード。 鈴木選手の切り返しスパイク&ブロックや、 いきなり出た(苦笑)松橋選手のブロックなどで、 必死に武大は追い上げるのですが、あと一点が取れずに 逆に切り返されてしまいます。最後は鈴木選手が、 トスがぶれてしまって、スパイクをふかしてしまいました。
<25−21>

第3セット
スタメン 専大:セッター=稲住 センター=青木&蔭山
     レフト=吉岡&椎山 ライト=舛長 リベロ=甲斐
     武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
交代:専大・舛長→田村
   武大・王→中島(ピンチサーバー&レシーバー)  藤原(裕和)→藤原(稔城)(ピンチサーバー)

 いきなり武大がダッシュ!といいますか、 専大が連発でミスったんですけど(苦笑)。 で、専修は早々に2部サーブ賞の副主将・田村選手を 出してきます(ちなみにサウスポー)。 そのサーブにいきなり同点にされてしまった 武大、そしてやっぱり狙われている松橋選手の スパイクが決まらず、鈴木選手に回したら ブロックされて(泣)専大が逆転。 が、ここで踏ん張った鈴木選手が、 切り返しぶっ放しスパイクで再逆転! 武大が力で押してます…(苦笑)。 で、ここで武大のトスが合わずに 一時逆転されてしまいましたが、逆に 鬼のように決まっていた、 吉岡選手のバックアタックがついに スパイクアウトで再逆転。 そしてここでやっと武大らしい、 2年山上選手のナイスレシーブが出ました! 大ピンチに鈴木選手のブロックも炸裂! 最後は専大のタッチネット。
<22−25>

第4セット
スタメン 専大:セッター=稲住 センター=青木&蔭山
     レフト=吉岡&椎山 ライト=田村 リベロ=甲斐
     武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
交代:武大・王→中島(ピンチサーバー&レシーバー)

 いきなり王選手が2連発ブロックして、武大リード。 4年藤原裕和選手がたまにクイックミスしたり、専大が いいレシーブしたりするけど、武大はチャイニーズ (王選手&尹選手)&鈴木選手パワーで押し切ります! 最後までパワーで押し切った武大、 大差をつけて、フルセットへ。
<16−25>

第5セット
スタメン 専大:セッター=稲住 センター=青木&蔭山
     レフト=吉岡&椎山 ライト=舛長 リベロ=甲斐
     武大:セッター=小宮山 センター=藤原(裕和)&王
     レフト=松橋&尹 ライト=鈴木 リベロ=山上
交代:なし

 いきなり松橋選手が2年舛長選手を1枚ブロック(!)。 結構リードして「いけるかも!?」と思ったのですが、 松橋選手が青木選手にブロックされ、 専大のナイスレシーブであっという間に同点。 しかも鈴木選手がスパイクミスして逆転(泣)。 その後、武大がかなり空回りし、トスが 合わなかったりで、13−9。…ところが、 ここで最後の意地、切り返しからの尹選手& 鈴木選手スパイクが炸裂し、13−12! 専大が一時断ち切って、マッチポイントを 握ったものの、なんと王選手がナイスサーブ& レシーブを見せ、切り返しが決まって、ジュースまで 持ち込んだ!ここから逆転、っていきたいところでしたが… 最後は、松橋選手のフェイントが拾われ、 吉岡選手の切り返しの超強力スパイクが、 武大のコートに突き刺さってしまいました…。
 私はひたすら茫然自失。 でも…来季は絶対に、2部観に行って 武大を応援しよう、そう思いました (でも…あそこまで2部行くとは 思いませんでしたけどね苦笑)。
<16−14>


第4試合:中央大 vs 早稲田大

ベンチ入り 中大:岩下・宮下・沖・今井・村上・坪内・
      松本・後山・松浦・北島・濱島・野沢
      早大:川上・土井・斎藤・牧・吉岡・桜井・
      福田・碓井・藤井・中谷・鈴木・小林

スタメン 中大:セッター=坪内 センター=宮下&今井
     レフト=岩下&沖 ライト=村上 リベロ=濱島
     早大:セッター=土井 センター=川上&斎藤
     レフト=吉岡&福田 ライト=牧 リベロ=碓井

第1セット
交代:早大・斎藤→中谷(ピンチサーバー)  川上→桜井(ピンチサーバー)

 どっちが勝っても、どっちが負けても、 私にとっては、後味の悪い試合。だって、どっちも いいチームだから。レシーブを基礎にした、 コンビバレーのチームだから…。 どっちも、落としたくないよ…。 実は昨年の秋季入替戦でも、武大vs中大の時、 そう思いました。あの時は試合内容も良かったので…。
 中大を見るのも、(カレフェスは別にして) 半年振りですが、いるメンバーは殆ど 変わっていませんでした。 秋季の入替戦の時から、4年大渕選手が 抜けて、主将の岩下選手が入っただけ。しかも、 岩下選手の攻守に巧いプレーは、昨年の春季で 既に知っていますし…。私、ファンですから(笑)。
 さて、いきなり中大が、4年沖選手& 4年村上選手パワーで早大を圧倒。 本当に圧倒。早大のミスもあったけど、 全く反撃ができなかったのです。 あっという間に終わってしまったこのセット…。
<25−12>

第2セット
スタメン 中大:セッター=坪内 センター=宮下&今井
     レフト=岩下&沖 ライト=村上 リベロ=濱島
     早大:セッター=土井 センター=川上&斎藤
     レフト=吉岡&福田 ライト=牧 リベロ=碓井
交代:早大・川上→桜井(ピンチサーバー)  斎藤→中谷(ピンチサーバー)

 4年斎藤選手が序盤にブロックを決めて 早大が逆転。中大の必死の追撃にも耐えながら、 そのまま終盤まで早大がリードを保ちましたが… 最後の最後で、ラリーの末に逆転され、 斎藤選手がクイックをふかしてしまい、 更にこの日は、「背番号4のエース」の 4年牧選手が決まりません。 確かに、2年今井選手に ブロックでターゲットにされてれば、 打ちにくいでしょうが…。 その代わり中大の「背番号4のエース」 沖選手が切り返しでスパイクを決め、 中大がリーチ。
<25−22>

第3セット
スタメン 中大:セッター=坪内 センター=宮下&今井
     レフト=岩下&沖 ライト=村上 リベロ=濱島
     早大:セッター=土井 センター=川上&斎藤
     レフト=吉岡&福田 ライト=牧 リベロ=碓井
交代:中大・岩下→松本(前衛ローテのみ)  坪内→後山(ワンポイントブロッカー)

 斎藤選手のブロックと中大のスパイクミスで 早大が序盤リード。一時は、斎藤選手のクイックミスと 牧選手をブロックして中大が逆転しましたが、 沖選手のスパイクミス連発で早大が再逆転。 そのまま終盤へ。ところが、ここで岩下選手に 交代して出てきた2年松本選手が、切り返しで スパイク!早大が先にセットポイントを握りましたが、 中大は3年福田選手のスパイクを今井選手が拾い、 切り返しでジュースまで持っていきます。そして 福田選手をブロックして中大がマッチポイント! ところがここで、松本選手のスパイクを斎藤選手が ブロックシャットして、早大が逆転。 この辺りはやはり1部の意地かな?と思ったのですが… 今度は切り返しで沖選手のスパイクが決まり、再び中大マッチポイント。 最後は…牧選手がスパイクアウト〜(泣)。 がーん、1部チームが完全に食われてしまった〜(泣)。
<27−25>