2000.2.6　第20回地域リーグ東部・東京大会
２日目

　上位チームvs下位チームの対戦。 が、三菱はホームもホーム。周囲の応援が比較的 多い上に、前日も客席から大声かつ丁寧に（笑）叫んで 応援して審判に怒られていた谷口選手がベンチ入りし、 更なる大声応援に富士通が押される可能性大（笑）。 谷口選手、素敵です（笑）。
　最初から、逆転に次ぐ逆転。双方ともサーブレシーブが 安定しないのが一因です。更にどちらもミスが多い…。 富士通は、昨日神奈川に勝ったのはどこへいったの？ と思わせる程ミスが多く、更に星野選手が絶不調。 唯一好調な佐々木選手サーブは、かなり効果があるの ですが…三菱は末次選手の攻撃も良く決まり、 コンビバレーが上回って三菱が取りました。
＜２２−２５＞

　このセットは、最初は三菱のミスが出て、 富士通がリードでしたが、中盤以降に富士通のミス （特にクイックのミス）が多発。 野沢選手のサーブで多少は追い上げたのですが… 結局三菱が逃げ切りました。
＜２２−２５＞

　富士通は苦肉の策で、絶不調の星野選手を下げ、 監督兼任の倉沢選手がお出まし。
　序盤、ようやく富士通がいい切り返しを出してリード。 センター陣のクイックもようやく決まり始めます。 倉沢選手が超インナースパイクなどを見せて チームを引っ張ると、この日好調の佐々木選手サーブが 炸裂！三菱がレシーブを安定させるために藤田選手を 入れたのですが、彼すらも弾く恐ろしいサーブ。 倉沢選手が止めの一撃を食らわせ、 結局点差が結構開いて、富士通が取りました。
＜２５−１７＞

　富士通は、ブロックワンタッチからの切り返しが良くなります。 三菱で唯一調子の悪い森山選手のクイックを拾ったり…。 が、やはりこの日も調子の悪い由木選手がサーブで狙われ、 すぐ同点に。ところが、これを救ったのが、いまいちここまで 調子の良くなかった小森谷選手。クイックはびしっと決まり、 ジャンプサーブも強烈。タイムアウト明けてもミスらなかったのが 立派。宿利選手のブロックや、倉沢選手が２段トスをきっちり 決めてくれるなど、そのサーブに便乗した形を続けます。 ようやく小森谷選手がサーブをミスした時点で、１７−１１。 その後、三菱は選手交代でムードを変えようとしましたが、 結局そのまま富士通に押し切られました。
＜２５−１９＞

　富士通は再び、小森谷選手のサーブから大爆発。倉沢選手の １枚ブロック、ようやく見られた宿利選手の必殺クイック、 ぴしっとはまった切り返しからの氏原選手スパイク、 そして森山選手を佐々木選手が１枚ブロック！ 三菱も宿利選手のクイックを２回ほど拾ってやや 点差を縮めましたが…更に小森谷選手のブロック＆クイック炸裂！ ところがところが、ここでアクシデント。佐々木選手が ボールを拾おうとして、右肩付近を痛めたようで、交代。 富士通に動揺が走るかと思われましたが…なんと、 倉沢選手がここで１枚ブロック！流石監督様です。 三菱は大事なところでサーブミスなどもしてしまい、 最後はやはり倉沢選手が決めてくれました。
＜１５−１１＞

　こちらも上位vs下位。果たして君津はどこまで ついていけるのでしょうか？
　君津は序盤からミスが…相手が相手だけに しょうがないとはいえ…。田中選手にブロックマークが かなりついています。ノーマークになっても結構ミスが 多かったので、田中選手の調子自体も良くなかったようです。 一生懸命レシーブで追いすがっていたが、やはり神奈川の 方が上手でした。
＜２５−１９＞

　神奈川に全く容赦がありません。黒木選手のブロック等は まだともかく、いつもは渋いところしか打たない堀選手が 目茶目茶打ってきます（苦笑）。君津は全く止められません。 最後も黒木選手の、容赦なんてかけらもない縦Ｂクイック でした。
＜２５−１６＞

　神奈川は掘選手を下げて宗藤選手を出し、若手育成 モードに。
　いきなり、吉田選手がサーブレシーブをミスして 気が抜けたのか、序盤君津がリード。が、君津は 自分たちのミスで追いつかれてしまいます。 ところが、神奈川にミスが多発し、君津が微妙に リードのまま中盤に。ところが、黒木選手がブロックして 1６点目のテクニカルタイムを神奈川が逆転で取ると、 そこからは猛ダッシュ！その後、君津は２点しか 取れなかったのでした…。
＜２５−１７＞

　今度は順位の近いチーム同士の対決。が、三菱は 本日２度目、しかもベテランの多いチーム。これは 若い森山選手に頑張ってもらうしか…と思っていたら、 どうも体調が思わしくないらしく、練習すら 殆ど参加せしていませんでした。というわけで 森山選手に代わって藤田選手がスタメンです。
　終盤まで、逆転に次ぐ逆転という、息のつけない展開。 ところが、出口選手のフローターサーブで三菱が崩され、 土壇場になってトヨペが逆転、そのままトヨペが 押し切りました。
＜２５−２２＞

　やはりこのセットも逆転、また逆転。終盤は三菱リード、 このまま行くかと思いきや…ここで出てきた溝口選手が、 サーブで崩して三菱の２連続クイックミスを誘い、 トヨペが逆転。最後はラリーを制して、 トヨペが押し切りました。
＜２５−２２＞

　このセットも、前２セットと同様の展開。 先にセットポイントを握ったのは三菱、しかし 即切り返してサーブ権を奪ったトヨペ。 丁度この日好調の溝口選手のサーブ。ここで三菱の前衛に 箱崎選手が回って、サイドスパイカーが福住選手しかいません （三菱は殆どバックアタックが出ないので）。ここぞと ばかりにサーブで崩し、クイックを使えない状況にして、 水野選手＆山口選手が３連続福住選手をどんぴしゃブロック！で ジュースに持ち込み、更にブロック炸裂！で一気に逆転。 そして最後は、藤原選手を堀江選手が１枚ブロックして、 ストレート勝利をもぎ取りました。
＜２８−２６＞