2000.1.29 第2回V1リーグ板橋大会
1日目

 この日で第2回V1リーグの前期が終了。 そして、警視庁の前期最終戦の相手… 当時1位のNCIって、御無体な!(泣)
 そして、この日、会場で私と那伽さんを出迎えたのは、 警視庁マスコット・ピーポくんの着ぐるみ…(笑)。 一番喜んでいたのは、他の某チームでしたけどね(爆笑)。

第1試合・NCIvs警視庁第2試合・日立国分vsTOYO TIRE

第1試合・NCI vs 警視庁

ベンチ入り NCI:山下・小葉松・武村・南部・劉・後藤・
      宮本・増成・矢野・渡邊・山本・小内
      警視庁:米山・溝口・成毛・横田・安井・鈴木(信)・
      池田・武石・中本・池ノ上・堀江・高岡

スタメン NCI:セッター=増成 センター=渡邊&小内
     レフト=武村&劉 ライト=宮本 リベロ=南部
     警視庁:セッター=溝口 センター=成毛&横田
     レフト=米山&安井 ライト=堀江 リベロ=池田

第1セット
交代:警視庁・成毛→鈴木(信)(ピンチサーバー)

 当時、絶好調のNCI。前週は宮城に敗れたものの、いまだ セット率で1位。元々リベロの南部選手含めて レシーブのいいチームだったのですが、 内定選手の1999年近大主将・劉選手が入り、 一昨年セッターからレフトにコンバートした武村選手もパワーアップ。 勿論元気なパワフルスパイカーのキャプテン・宮本選手も健在。 センター渡邊選手&小内選手のクイック&サーブ&レシーブも必見。 それを操る老獪(表現がまずかったらすいません。 でも本当に巧いですよ)セッター・増成選手。 うーん、確かに強そう…。
 が…試合開始から、何だかすっきりしない立ち上がり。 警視庁のミスはともかくとして、何故かNCIのミスが 多くて。そういうチームじゃないのだけれど…。 最初は堀江選手の不思議な(笑)ジャンプフローターサーブが 有効で、NCIを崩したのですが、警視庁のレシーブミスの多さで、 NCIがこのセットを取ります。
<25−20>

第2セット
スタメン NCI:セッター=増成 センター=渡邊&小内
     レフト=武村&劉 ライト=宮本 リベロ=南部
     警視庁:セッター=溝口 センター=成毛&横田
     レフト=米山&安井 ライト=堀江 リベロ=池田
交代:NCI・武村→山下
   警視庁・安井→中本(ピンチサーバー&レシーバー)  溝口→武石(ワンポイントブロッカー)

 相変わらずNCIにミスが多いです。特にサーブレシーブが 良くなく、センターがあまり使えない模様…。 更にサイドスパイカーにミスが…。
 警視庁はようやくしっかりしてきて、横田選手のクイックや 米山選手のいいスパイクも出ます。が、終盤、NCIは山下選手を 投入。ここでやや追い上げられ、ジュースに。
 が、ここで堀江選手が持ちこたえてくれて、 米山選手のいいブロックが炸裂! どうにか警視庁が走り抜けました。
<24−26>

第3セット
スタメン NCI:セッター=増成 センター=渡邊&小内
     レフト=山下&劉 ライト=宮本 リベロ=南部
     警視庁:セッター=溝口 センター=成毛&横田
     レフト=米山&安井 ライト=堀江 リベロ=池田
交代:NCI・劉→小葉松
   警視庁・安井→中本 成毛→鈴木(信)(ピンチサーバー)

 ようやくミスが減って、試合らしくなったと 思いましたが…。中盤に、警視庁の サーブレシーブミスが連発。 NCIのサーブがいいってこともあるんですが。 特に小内選手のジャンプフローターサーブは、 大学時代から知ってますが、かなり 「嫌らしい」サーブで…(苦笑)。 警視庁はサーブレシーブの乱れのせいか、 安井選手がミスを結構出してしまい、 結局スパイカーが堀江選手1枚になって かなり終盤はガタガタ。
 NCIは劉選手を温存して、小葉松選手を使う余裕も…。
<25−16>

第4セット
スタメン NCI:セッター=増成 センター=渡邊&小内
     レフト=山下&劉 ライト=宮本 リベロ=南部
     警視庁:セッター=溝口 センター=成毛&横田
     レフト=米山&安井 ライト=堀江 リベロ=池田
交代:NCI・劉→小葉松
   警視庁・溝口→池ノ上 安井→鈴木(信)(ピンチサーバー)  成毛→中本(ピンチサーバー&レシーバー)

 このセットもNCIリード。が、中盤、 堀江選手が劉選手と宮本選手を連続でブロックし(!)、 エースの調子が上がればもしかして?と思ったんですが…。 結局最後まで、ミスがポロポロと。 最後はNCIの楽勝ムード。
<25−19>


第2試合・日立国分 vs TOYO TIRE

ベンチ入り 国分:大平・安野・坂本・平山・桐生・石川・
      清水(利公)・高階・八代・立石・濱本・清水(克彦)
      TIRE:川原・渡辺・平川・山本・岡本・柚木・
      迫井・石井・羽田野・岸田・土田・椎名

スタメン 国分:セッター=桐生 センター=坂本&立石
     レフト=清水(利公)&清水(克彦) ライト=石川 リベロ=大平
     TIRE:セッター=山本 センター=柚木&土田
     レフト=迫井&岸田 ライト=椎名 リベロ=平川

第1セット
交代:国分・立石→八代(ピンチサーバー&レシーバー)

 TIREは若い関西系のチーム。この前期リーグの 前半は絶好調。が、後半の上位陣との決戦では、 やはり黒星で、そのままずるずると3連敗。 若さがいい方にも悪い方にも出ているようで・・。
 そして国分は、平山選手がベンチ入り復帰! 何かやってくれるかな?とわくわくしてました(笑)。
 序盤から、TIREにミスが多い…一体どうしたっていう位。 国分の方は、坂本選手のクイックはややふかしが 多かったものの、サイド攻撃と立石選手のクイックが 好調。坂本選手は攻撃が不調な分、ジャンプサーブと ブロックできっちりお返し。
 TIREは終盤に椎名選手がかなり打ちまくり、 山本選手がサーブで崩す&レシーブで頑張っていましたが …結局点差が響きましたね。
<25−20>

第2セット
スタメン 国分:セッター=桐生 センター=坂本&立石
     レフト=清水(利公)&清水(克彦) ライト=石川 リベロ=大平
     TIRE:セッター=山本 センター=柚木&土田
     レフト=迫井&岸田 ライト=椎名 リベロ=平川
交代:国分・立石→高階(ピンチサーバー&レシーバー)
   TIRE・岸田→羽田野 土田→渡辺 柚木→岡本(ピンチサーバー)

 相変わらずTIREにミスが多いです。岸田選手が不調らしく、 スパイクが決まらなくて、羽田野選手に交代。 ここから、ほぼ椎名選手一人で攻撃。結構決まって いましたが、やはり椎名選手だけではどうにも なりません。逆に、国分は多彩な攻撃を容赦なく 叩き込みます。
 TIREは、相変わらず山本選手のサーブはいいんだけど…。 終盤渡辺選手を投入しましたが、流れは変わらず。
<25−21>

第3セット
スタメン 国分:セッター=桐生 センター=坂本&立石
     レフト=清水(利公)&清水(克彦) ライト=石川 リベロ=大平
     TIRE:セッター=山本 センター=渡辺&柚木
     レフト=迫井&羽田野 ライト=椎名 リベロ=平川
交代:国分・清水(利公)→八代 立石→平山
   TIRE・山本→石井 渡辺→岡本(ピンチサーバー)

 TIREは羽田野選手・渡辺選手をスタメンにして流れを 変えようとしましたが…。この頃には、国分がやりたい放題。 清水利公選手がダイビングレシーブでパイプイスの中に突っ込み、 少し痛めたらしく(大事には到りませんでしたが)、 八代選手に交代しましたが、その八代選手が絶好調。 TIREはセッターを石井選手に交代して、流れを変えようとしましたが、 直後出てきたのが、平山選手。アップゾーンからも復活の大声援が 送られます。そしてその平山選手が、素敵なレシーブを何度も見せ、 とうとう終盤、178cmの桐生選手にまでブロックが出て、大喜び。 国分は勢いで、ストレートでTIREを下しました。
<25−17>