2000.1.16 第2回V1リーグ東村山大会
2日目

 この日の試合はNTT宮城vs日立国分… はたから見ると、宮城ファンの私と国分ファンの那伽嬢、 喧嘩としか思えない応援をしていました(汗)。 喧嘩じゃないんですよ、喧嘩じゃ…。 単に二人とも熱くなっているだけで(汗)。

第1試合・NTT宮城vs日立国分第2試合・東京ガスvs警視庁

第1試合・NTT宮城 vs 日立国分

ベンチ入り 宮城:神田・永沼・今野・栗田・遠藤・飯田・
      東海林・吉原・吉井・松林・長尾・栗原
      国分:大平・安野・坂本・星野・桐生・石川・
      清水(利)・八代・立石・濱本・清水(克)・井上

スタメン 宮城:セッター=吉原 センター=永沼&遠藤
     レフト=神田&栗田 ライト=松林 リベロ=栗原
     国分:セッター=桐生 センター=坂本&立石
     レフト=清水(利公)&清水(克彦) ライト=石川 リベロ=大平

第1セット
交代:宮城・遠藤→飯田(ピンチサーバー)

 NTT宮城と日立国分。開幕前は天王山でしたが …蓋を開けてみればNCI独走状態。 NCIに食らいつく権利を争う試合になってしまうとは(苦笑)。 でも、大事な試合に変わりはないのですけど。
 そんな2チームなので、序盤はかなり引き締まった展開に。 パワフルスパイカー(神田選手、石川選手)が両名とも好調。 ところが、宮城は中盤に、清水兄弟のフローター サーブのために、珍しくサーブレシーブを崩す展開に。 そして、そこを畳み掛けるように国分が ブロック&切り返し!石川選手も絶好調で止まらないし…。 終わってみれば、8点も差がついてしまいました…。
<17−25>

第2セット
スタメン 宮城:セッター=吉原 センター=永沼&遠藤
     レフト=神田&栗田 ライト=松林 リベロ=栗原
     国分:セッター=桐生 センター=坂本&立石
     レフト=清水(利公)&清水(克彦) ライト=石川 リベロ=大平
交代:宮城・松林→今野 遠藤→飯田(ピンチサーバー)  吉原→長尾(ワンポイントブロッカー)
   国分・立石→井上 桐生→安野&石川→濱本(2枚替え)

 やはり序盤は競り合いです。が、国分のクイックが、 コースを読まれて拾われだします (この速さで拾えるところが、流石宮城です)。 国分は早々に井上選手に交代。 で、国分がリードしていた終盤、調子の落ちた松林選手に 交代して出てきたのが今野選手。 彼の重そうなジャンプサーブが 国分のサーブレシーブをかなり乱しまくり、 吉原選手のブロックなども出て、 終盤にリードを広げた宮城が逃げ切りました。
<25−21>

第3セット
スタメン 宮城:セッター=吉原 センター=永沼&遠藤
     レフト=神田&栗田 ライト=松林 リベロ=栗原
     国分:セッター=桐生 センター=坂本&井上
     レフト=清水(利公)&清水(克彦) ライト=石川 リベロ=大平
交代:宮城・永沼→飯田(ピンチサーバー) 松林→今野
   国分・坂本→星野(ピンチサーバー)  井上→八代(ピンチサーバー)

 このセットも競り合いが続きます。 逆転に次ぐ逆転で息もつけません。 やはり中盤に出てきた今野選手が、 サーブにスパイクにと奮闘。 対する国分のピンチサーバーも頑張り、 宮城が若干リードながらもジュースへ。
 ところが、ここで栗田選手が綺麗なスパイクで 逆転させず(那伽嬢が「敵に回すと、これほど嫌な選手は ない!」と言っていました。でも那伽嬢は 栗田選手、結構好きなんですよね笑)、 こういう時に宮城ブロックが炸裂! 国分をなんとか突き放しました。
<28−26>

第4セット
スタメン 宮城:セッター=吉原 センター=永沼&遠藤
     レフト=神田&栗田 ライト=松林 リベロ=栗原
     国分:セッター=桐生 センター=坂本&井上
     レフト=清水(利公)&清水(克彦) ライト=石川 リベロ=大平
交代:宮城・永沼→飯田(ピンチサーバー) 松林→今野  吉原→長尾(ワンポイントブロッカー)
   国分・井上→八代(ピンチサーバー)

 序盤は宮城が結構ミスを出し、国分が清水兄弟の サーブ&スパイクでリード。 正直、このままフルセットかな?と思いましたが… そんな流れを断ち切ったのが、途中出場の今野選手。 彼の重いジャンプサーブが、国分を崩す崩す。 あっという間に逆転。神田選手のパワフルスパイクも 最後まで崩れず、逆に石川選手がかなり疲れているようで。 しかも随所に、吉原選手の嫌なツーが 国分のコートにポトリ。 最後の方で、絶好調の今野選手は 普段あまり打たないバックアタックまで打ってしまいます。 そんなわけで、宮城がこの試合を制しました。 私は元々、今野選手の大学時代からのファンで、 彼がきっかけで宮城を見始めたので、 この日の活躍は本当に嬉しかったです。
<25−22>


第2試合・東京ガス vs 警視庁

ベンチ入り ガス:安藤・金沢・沢渡・金森・吉田・辻・
      千倉・伊東・馬場・大塚・八幡・岡野
      警視庁:米山・溝口・成毛・横田・安井・鈴木(信)・
      池田・岩井・中本・池ノ上・堀江・高岡

スタメン ガス:セッター=岡野 センター=沢渡&金森
     レフト=伊東&馬場 ライト=吉田 リベロ=金沢
     警視庁:セッター=池ノ上 センター=米山&成毛
     レフト=安井&中本 ライト=堀江 リベロ=池田

第1セット
交代:ガス・金森→大塚(ピンチサーバー&レシーバー)  岡野→安藤(ワンポイントブロッカー)
   警視庁・成毛→横田  池ノ上→高岡(ワンポイントブロッカー)

 実はこの時点での5位・6位対決だったりして、 好対決を期待していました。しかもこの2チーム、 かたやブロック&レシーブのチーム・ かたやパワースパイカーチームと、 全然違うタイプですし。 で、警視庁はスタメンから中本選手を入れ、 攻撃が調子いい米山選手をセンターに回しています。
 序盤から、お互いの持ち味を出して競り合います。 結局警視庁がややリードのままジュースになり、 途中交代の横田選手のブロックで警視庁が そのまま逃げ切りました。
<25−27>

第2セット
スタメン ガス:セッター=岡野 センター=沢渡&金森
     レフト=伊東&馬場 ライト=吉田 リベロ=金沢
     警視庁:セッター=池ノ上 センター=米山&成毛
     レフト=安井&中本 ライト=堀江 リベロ=池田
交代:ガス・沢渡→大塚(ピンチサーバー&レシーバー)  岡野→安藤(ワンポイントブロッカー)
   警視庁・成毛→横田  安井→鈴木(信)(ピンチサーバー)

 このセットも競り合いです。が、いまいち伊東選手が不調。 中本選手のサーブでサーブレシーブを崩されているのも 一因であるようです。更に伊東選手を堀江選手がブロック! 終盤近くになって登場したピンチサーバー鈴木信選手の、 ヘビーウェイトなジャンプサーブがガスを強襲。 そのまま警視庁がこのセットも奪取しました。
<21−25>

第3セット
スタメン ガス:セッター=岡野 センター=沢渡&金森
     レフト=安藤&馬場 ライト=吉田 リベロ=金沢
     警視庁:セッター=池ノ上 センター=米山&成毛
     レフト=安井&中本 ライト=堀江 リベロ=池田
交代:ガス・岡野→伊東&吉田→辻(2枚替え)  沢渡→大塚(ピンチサーバー&レシーバー)
   警視庁・安井→鈴木(信)(ピンチサーバー)

 やはり競い合いますが、途中から警視庁のミス (特にサーブレシーブミス)が増えます。 また、ガスの得意技・いいつなぎも随所に出ます。 そこで大差をつけられ、あっさりガスがこのセットを 取りました。
<点数を忘れてしまいました…>

第4セット
スタメン ガス:セッター=岡野 センター=沢渡&金森
     レフト=安藤&馬場 ライト=吉田 リベロ=金沢
     警視庁:セッター=池ノ上 センター=米山&成毛
     レフト=安井&中本 ライト=堀江 リベロ=池田
交代:ガス・岡野→伊東&吉田→辻(2枚替え)  金森→大塚(ピンチサーバー&レシーバー) 吉田→八幡
   警視庁・安井→鈴木(信)(ピンチサーバー)  成毛→横田 池ノ上→溝口

 かなり競い合って、警視庁ややリードのまま終盤へ。 ところが、ラリーの中バックアタックに入った 吉田選手が足を滑らせて転倒、そのまま立ち上がれず、交代。 その仇とばかりに、沢渡選手の3連続 ブロックが炸裂!土壇場で逆転し、このセットをガスが もぎとりました。
<25−20>

第5セット
スタメン ガス:セッター=岡野 センター=沢渡&金森
     レフト=安藤&馬場 ライト=伊東 リベロ=金沢
     警視庁:セッター=池ノ上 センター=米山&成毛
     レフト=安井&中本 ライト=堀江 リベロ=池田
交代:ガス・沢渡→大塚(ピンチサーバー&レシーバー)  金森→千倉(ピンチサーバー&レシーバー)
   警視庁・安井→鈴木(信)(ピンチサーバー)

 序盤から逆転しては逆転され返すの繰り返し。 が、このセットは伊東選手が大奮起。 一方、学生時代からフルセットに強い 堀江選手もかなり頑張ってましたが、 やはりサーブレシーブの崩れや 終盤のサーブレシーブお見合い(泣)が効いてしまい、 結局ガスが2セットビハインドからの逆転勝利。
 それにしても…吉田選手がこの試合以降、 V1リーグ出場絶望となってしまったのが 後味が悪かったです。
<15−12>