2018年12月1日:東日本大震災復興支援チャリティーマッチ・ALL Nationsvs神奈川クラブチーム連合(サーティーフォー相模原球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
神奈川クラブチーム連合 1 0 0 1 0 0 0 0 0 2
ALL Nations 1 6 1 0 0 0 0 0 X 8

STARTING MEMBER
神奈川クラブチーム連合 ALL Nations
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 荒井真(横浜中央クラブ) 1 安田(サザンメリーランド・ブルークラブス)
2 岩澤(相模原クラブ) 2 奈良(福島ホープス)
3 荒井直(横浜中央クラブ) 3 宮寺(ナパ・シルバラードス)
4 吉岡(相模原クラブ)/FONT> 4 前沢(軟式野球日本代表)
5 上野(湘南ひらつかマルユウベースボールクラブ) 5 小倉(福島ホープス)
6 横尾(京浜野球倶楽部) 6 井戸川(香川オリーブガイナーズ)
7 青木崇(横浜ベイブルース) 7 肥田(群馬ダイヤモンドペガサス)
8 潮田(湘南ひらつかマルユウベースボールクラブ) 8 植松(サンフランシスコ・ジャイアンツ)
9 新城(横浜球友クラブ) 9 クーニン(クーニンズ)
P 山田(湘南ひらつかマルユウベースボールクラブ) P 山本(埼玉西武ライオンズ)

PITCHERS
神奈川クラブチーム連合 ●山田→新堀(相模原クラブ)→神崎(横浜球友クラブ)→埜村(茅ヶ崎サザンカイツ)
ALL Nations 山本→○坂元(埼玉西武ライオンズ)→星野(読売ジャイアンツ)→島内(トロワリヴィエール・セインツ)→前沢→大島(三重スリーアローズ)→荻野(千葉ロッテマリーンズ)

CHANGE
神奈川クラブチーム連合 荒井直→高橋直(横浜球友クラブ)(7回表代打、その後一塁手)
潮田→山(横浜球友クラブ)(6回裏捕手)
荒井真→川崎(京浜野球倶楽部)(7回裏中堅手)
青木崇→山口智(湘南ひらつかマルユウベースボールクラブ)(7回裏左翼手)
山→竹松(茅ヶ崎サザンカイツ)(8回裏捕手)
横尾→川端(横浜球友クラブ)(9回表代打)
ALL Nations クーニン→川岸(ハーキマ―大学)(7回表中堅手、それに伴い前沢投手(指名打者解除))
植松→松下(横浜DeNAベイスターズ)(7回表捕手)
前沢→大島(8回表投手)
肥田→山田(ドミニカベースボールアカデミー)(8回表三塁手)
大島→荻野(9回表投手)
小倉→野口(9回表左翼手)

HOMERAN
神奈川クラブチーム連合 青木崇(4回表ソロ、坂元)

 All Nationsはこのような方々です。 色々と渡り歩いている野球人の皆様が何かやっていく、という感じの組織ですかね。 「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ」は実は今回が8回目だそうで(震災翌年から毎年なさってるんですね)、 今年の対戦相手は「神奈川クラブチーム連合」。 どんなメンバーで参加するのか気になって、見に来てみました。 All Nationsのメンバーはこちらを参照。 所属名もこちらからの引用です。 「神奈川クラブチーム連合」は、後で聞いたところには、 元々、神奈川クラブチームの32歳以上の選手でルネサンスというチームを結成していて、 毎年数回活動していらっしゃっていて、そのメンバーが軸のようです (横浜球友クラブ・神崎投手、詳細コメントありがとうございました)。
 All Nationsの先発は右腕の山本投手。 西武のユニフォーム着てますが…日立製作所のユニフォームじゃないんですね。 ここに参加している時点で察しましたが、日立製作所はこの年で勇退されていました (それでも、日立製作所のユニフォームでいいのでは、と思ったのですが。 しがらみがあって駄目なんですかね…)。 1回表。横浜中央クラブのコーチ兼・荒井直人選手の遊ゴロを、遊撃手が悪送球。 更にカバーの捕手もトンネルしてしまい、二塁へ(遊失+捕失)。 ここで相模原クラブのコーチ兼・吉岡選手が適時二塁打。 神奈川クラブチーム連合が1点先制します。
 神奈川クラブチーム連合の先発は右腕の湘南ひらつかマルユウベースボールクラブ・山田投手。 1回裏。安田選手が死球で出塁します。 安田選手は海外のあちこちでプレーされてる選手なのですね。 で、その安田選手が二盗を決めます。 更に右飛タッチアップで三塁へ進塁すると、 前沢選手が四球で続きます。 なお、前沢選手のチーム名は「軟式野球日本代表」となっていますが、 野球Youtubeで有名なクーニンズの一員でいらっしゃいます (クーニン選手も今回参加されていますが)。 ここでBCリーグ・福島所属の小倉選手が適時打。 All Nationsが1点返し、同点とします。
 更に2回裏。この年までBCリーグ・群馬でプレーしていた肥田選手 (この後一線を引いて、群馬で整骨院を経営されているようです)が遊撃内野安打…といいますか、 遊撃手がフライを捕れなかったといいますか…。ともあれ出塁。 投犠打失敗で走者が入れ替わった後、前述のクーニン選手がヒットで続きます。 ここで安田選手が適時二塁打。 更にワイルドピッチで一者生還。 更に宮寺選手が四球で続きます。 宮寺選手も海外あちこちでプレーされていますが、 個人的には西多摩倶楽部の宮寺選手という認識です。 この試合が直近で観戦した試合でしょうか。 宮寺選手がすかさず二盗を決めると、前沢選手が適時一塁内野安打。 これはちょっと投手のカバーが遅かったかもしれません。 更に前沢選手が二盗を決めると、小倉選手が四球で満塁。 ここでこの年まで四国ILPlus・香川でプレーしていた井戸川選手が、 走者一掃3点適時三塁打。 All Nationsが6点追加し、一気に突き放します。
 更に3回裏。クーニン選手が遊撃内野安打…というか一塁手が捕球を落球したような…ともあれ、出塁しますが、 盗塁死。 が、安田選手がヒットで出塁すると、BCリーグ・福島の奈良選手が適時打。 All Nationsが1点追加します。
 が、4回表。3回表から、右腕の坂元投手が登板しています。 所属は西武となっていましたが、ユニフォームはヤクルト時代のを着てきました。 が、横浜ベイブルースのコーチ兼・青木崇選手がソロ一発。 神奈川チーム連合が1点返します。
 そしてここからは、試合が完全に膠着状態に。 神奈川チーム連合は4回から左腕の相模原クラブ・新堀投手がピンチを背負いながらも2イニング無失点。 6回から右腕の横浜球友クラブ・神崎投手が、こちらも走者を出しながらも2イニング無失点。 8回から右腕の茅ヶ崎サザンカイツ・埜村投手が登板し、1イニング無失点で抑え、 味方の援護を待ちます。
 一方、All Nationsですが。5回表から左腕の星野投手が登板。 この当時に所属するゴールドジムのユニフォームを着てきました。 投ゴロを自ら悪送球してワイルドピッチで三塁まで進ませましたが、1イニング無失点。 6回表は島内投手が登板し(All Nationsの組織の一人の御様子です)、1回パーフェクト。 7回表は指名打者解除で前沢「投手」が登板し、1回無失点。 8回表は右アンダースローの大島投手が登板。 All Nationsの組織の一人でいらっしゃって、 現在はバッティングセンターの店長さんなのだそうですが、 実は一番印象が強い投手です。第一線は大分前に引いていらっしゃるのですが (三重スリーアローズ、ありましたね…)まだ全然できそうな感じで。 で、9回表は荻野投手が登板。日立製作所を勇退して、本当に2年振りぐらいの登板だったようで。 それでもきっちり抑えていらっしゃいました。 All Nationsが勝利です。
 個人的には結構楽しんで見ていました。また何かの機会があれば。