2018年6月3日:都市対抗南関東二次予選・新日鐵住金かずさマジックvsYBC柏(県営大宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 R
YBC柏 2 0 1 0 0 0 0 3
新日鐵住金かずさマジック 2 0 2 4 0 1 4X 13

STARTING MEMBER
YBC柏 新日鐵住金かずさマジック
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 鈴木 1 小泉
2 松尾 2 小林
3 堀越 3 松本
4 早津 4 野坂
5 金子 5 田中健
6 小笠原 6 澤山
7 齋藤 7 米田
8 飯塚 8 宮澤
9 大柴 9 山縣
P 花ヶ崎 P 松尾

PITCHERS
YBC柏 ●花ヶ崎→浅利
新日鐵住金かずさマジック 松尾→○橘→西村→新ヶ江

CHANGE
新日鐵住金かずさマジック 米田→片野(4回裏代打、そのまま指名打者)
宮澤→岡(6回表中堅手)
小泉→長谷川(6回表左翼手。それに伴い松本右翼手)
野坂→田中克(6回裏代打)
田中克→川瀬(6回裏代走、その後遊撃手。それに伴い小林二塁手)
田中健→中野(6回裏代打、その後三塁手)
山縣→田島(7回裏代打)

HOMERAN
新日鐵住金かずさマジック 松本(3回裏2ラン、花ケ崎)

 南関東二次、第2代表決定トーナメント初戦。 この試合で敗退した方は、予選敗退が決まります。 YBC柏には前年の南関東二次でお会いしていますね。
 新日鐵住金かずさマジックの先発は前日から連投の右腕・松尾投手。 1回表。鈴木選手が四球で出塁すると、投犠打で進塁。 堀越選手が四球で続くと、早津捕手が2点適時打。 実は松尾投手、堀越選手への投球時に、素人目にも身体が流れている感じだったんですね。 だから山縣捕手も鈴木監督もマウンドに向かったぐらいなので…。 YBC柏が2点先制です。
 YBC柏の先発は右腕の花ヶ崎投手。 1回裏。小林選手と野坂選手が四球で出塁すると、ワイルドピッチでそれぞれ進塁。 ここで田中健選手が2点適時二塁打。 新日鐵住金かずさマジックが同点に追いつきます。
 が、3回表。2回から、この試合で3連投の右腕・橘投手が登板していました。 まあ…松尾投手の状況的に仕方ないかと思います…。 松尾選手がヒットで出塁すると、一犠打で進塁し、早津選手がヒットで続いて一、三塁。 ここで金子選手の一ゴロを本塁へ送球したら、三塁走者が本塁へ走っておらず、 打者も一塁セーフでなんとオールセーフ(一野選、でしょうか)で満塁に。 なんとも珍しいプレーの後、ここで小笠原選手(登録は捕手ですが、一塁手に入っていました)がスクイズ。 YBC柏が1点勝ち越します。 ただ、橘投手は4回まで登板し、5回からは右腕の西村投手、 7回は左腕の新ヶ江投手が登板。それぞれ無失点で繋ぎます。
 ところが3回裏。小林選手がヒットで出塁すると、松本選手が打った瞬間、の2ラン一発。 新日鐵住金かずさマジックが2点追加し、逆転します。
 更に4回裏。山縣捕手が二塁打で出塁すると、 小泉選手が三塁側に上手く転がして三塁バントヒットで続きます。 ここで小林選手がスクイズ。 更に松本選手が右翼フェンス直撃の二塁打で続いたところで、 花ヶ崎投手は降板。右腕の浅利投手にスイッチします。 が、野坂選手が2点適時三塁打で続くと、田中健選手が中犠飛。 新日鐵住金かずさマジックが4点追加します。
 更に更に6回裏。小林選手がバントヒットで出塁すると、悪送球で二塁へ。 三犠打(社会人野球っぽいのですが、 ここまで2ランとフェンス直撃の二塁打をかっ飛ばしている松本選手が一発で犠打を決めてましたね…)で三塁へ進塁すると、 代打田中克(すぐる)選手の遊ゴロを、本塁へ送球するもセーフ(遊野選)。 新日鐵住金かずさマジックが1点追加します。
 で、7回裏。新日鐵住金鹿島から移籍加入の田島選手(本来は捕手登録ですが)がヒットで出塁すると、 途中左翼手日から入っていた長谷川選手が二塁打。しかもこの当たりを左翼手が後逸してしまい、 田島選手が本塁生還、長谷川選手も三塁へ進塁します。 更に小林選手が適時遊撃内野安打(強烈なピッチャー返しで、遊撃手が捕球したのですが)。 更に松本選手がヒットで続くと、途中代走から出場していた川瀬選手が適時打。 これ、右翼手が捕球できるかどうかぎりぎりだったのですが、 一塁走者の松本選手が全く躊躇なしに三塁まで突っ走り、これで一、三塁。 実はこの時点で12−3、無死一、三塁。 この試合は7回10点差コールドで、これはもう、チェックメイトでしたね。 最後は途中代打から入っていた中野選手が適時打。 13−3の10点差コールド、新日鐵住金かずさマジックが大勝。
 新日鐵住金かずさマジックはこの後、第2代表決定トーナメント準決勝でJFE東日本に敗退したものの、 第3代表決定戦でJFE東日本にリベンジし、都市対抗南関東第3代表となりました。