2017年9月18日:神奈川大学野球一部秋季リーグ・桐蔭横浜大学vs神奈川工科大学(サーティーフォー相模原球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
神奈川工科大学 0 3 1 0 0 0 2 1 0 7
桐蔭横浜大学 0 0 0 0 5 0 0 0 0 5

STARTING MEMBER
神奈川工科大学 桐蔭横浜大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 長嶋 1 鈴木聖
2 嶋田 2
3 小椋 3
4 下東 4 藤坂
5 久保 5 大神田
6 中川 6 渡部(わたなべ)
7 高村 7 武住
8 川島 8 田口
9 石川 9 中井
P 眞下(ましも) P 三浦

PITCHERS
神奈川工科大学 眞下→○大峯→島村
桐蔭横浜大学 三浦→●平田→山地

CHANGE
神奈川工科大学 中川→松本(7回表代走、そのまま指名打者)
川島→難波(7回表代打)
難波→沼田(7回表代走、その後遊撃手)
松本→安齊(8回表代打、そのまま指名打者)
桐蔭横浜大学 原→佐藤靖(5回裏代打)
佐藤靖→田越(6回表二塁手)
林→山ノ井(7回表左翼手)
田口→島田将(8回裏代打)
田越→高橋(8回裏代打、その後二塁手)
山ノ井→岡部(8回裏代打、その後左翼手)
渡部→外谷(9回裏代打)

 この日は悪天候が予定されていて、書き手も別の予定を入れていたのですが、 結局天気は良くなりまして。別の予定を早めに終わらせて、第3試合だけ来ました。
 桐蔭横浜大の先発は右腕の2年三浦投手。中1日先発です。 2回表。3年中川選手が左翼フェンス直撃二塁打で出塁すると、 3年川島選手が三浦投手の脚に当たる強襲ヒット。 ここで4年石川選手が適時打。 更に2年長嶋選手が2点適時三塁打。 神奈川工科大が3点先制します。
 更に3回表。4年主将小椋選手のヒットはフェンス直撃で、二塁を狙うも左翼手のボール処理が良くてアウトになったものの、 3年下東選手がヒットで出塁。 ここで3年久保選手が二併コースも、二塁手が二塁へ悪送球。これで一塁走者が一気に本塁生還。 三浦投手はここで降板し、右サイドスローの4年平田投手にスイッチし、死球を1つ出したもののここを抑えます。 それでも神奈川工科大が1点追加します。
 神奈川工科大の先発は左腕の4年眞下投手。 序盤は問題なく登板していましたが、5回裏。 4年武住選手が遊撃内野安打(遊撃手がファンブルしたような気もしますが)で出塁すると、 4年田口捕手がヒットで続いて一、三塁。 更に3年中井選手が四球で満塁とすると、3年鈴木聖歩(せいふ)選手の遊ゴロの間に一者生還。 なおも一、三塁のところでワイルドピッチで一塁走者だけ二塁へ。 更に代打3年佐藤靖剛選手の当たりが二塁手の頭上。これを二塁手がジャンプもぎりぎり捕球できずで、ヒットになります。 ただしぎりぎりだったのと二塁手がすぐカバーできたので、三塁走者が動けずで、満塁へ。 ここで3年林選手が2点適時二塁打。 更に4年藤坂選手が逆転2点適時二塁打。 更に2年大神田選手がヒット、武住選手が死球で満塁となるも、 眞下投手がなんとか踏ん張ってここまで。 それでも桐蔭横浜大、一気に5点で逆転です。
 ところが、点灯した7回表。 小椋選手がヒットで出塁すると、下東選手が同点適時三塁打。 ここで平田投手が降板し、右腕の3年山地投手が登板します。 ここで中川選手が四球で続いた後、3年高村捕手が勝ち越しスクイズ。 神奈川工科大が逆転します。
 更に8回表。長嶋選手の打球を遊撃手がファンブル(遊失)すると、二盗敢行。 2年嶋田選手が四球で続くと、右飛タッチアップで二塁走者が三塁へ。 ここで下東選手が適時打。 神奈川工科大が1点追加します。 ただ、山地投手はこの後を最後まで抑え、味方の援護を待ちます。
 8回裏。神奈川工科大は6回から右スリークォーターの3年大峯投手が登板していました。 恐らく故障されていて、暫く姿を見なかったのですが、このシーズンに復活登板です。 で、武住選手がヒットで出塁すると、代打4年島田将汰選手が二塁内野安打で続きます。 投犠打で進塁すると、鈴木聖歩選手が四球で一死満塁。 ここで代打4年主将高橋選手。2点リードでも厳しいと思ったのでしょう、 ここで神奈川工科大が動いて、4年島村投手を投入。 中1日完封後、ここで負けると翌日がきつくなるのが目に見えているギャンブルでしたが、 高橋選手を空振り三振にとり、後続も断って切り抜けました。
 9回裏。藤坂選手の打球を完全に中堅手が見失って二塁へ(記録は二塁打)。 進塁打で三塁へ進塁した後、一死後、武住選手が空振り三振、も振逃。 三塁走者が自重したので、武住選手が一塁へ進塁しただけで済みましたが…。 それでも島村投手、後続を断ちました。神奈川工科大が逃げ切り、 なんと昨シーズンの優勝チーム・桐蔭横浜大に連勝で勝ち点ゲットです。 連勝で、というのが、この後の両チームの運命を分けることになります。