2017年5月2日：JABAベーブルース杯・ジェイプロジェクトvs西濃運輸（大垣北公園野球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
西濃運輸 0 0 1 0 0 4 1 0 0 6
ジェイプロジェクト 0 0 1 1 0 0 0 0 1 3

STARTING MEMBER
西濃運輸
ジェイプロジェクト
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 二 中村 1 右 村松
2 遊 東名 2 三 今井
3 三 伊藤 3 中 伊藤
4 右 谷 4 左 長田（ながた）雅
5 指 阪本 5 指 原野
6 捕 松本 6 一 小川
7 左 城 7 捕 松田
8 中 藤中 8 二 田中
9 一 深澤 9 遊 山田
P 投 山下 P 投 上原

PITCHERS
西濃運輸 ○山下
ジェイプロジェクト ●上原→永尾→池邊→藤井

CHANGE
西濃運輸 藤中→生島（６回表代打、その後中堅手）
深澤→浅岡（６回表代打、その後一塁手）
城→小中（７回裏中堅手。それに伴い生島左翼手）
浅岡→大野（８回裏一塁手）
阪本→北野（９回表代走、そのまま指名打者）
ジェイプロジェクト 松田→森（９回裏代打）

　書き手、初めてのベーブルース杯です。そしてメインの長良川球場に行けないわけですが。 ジェイプロジェクトは３年前の東海地区春季大会以来なんですね。 西濃運輸は昨年の都市対抗本戦以来です。
　ジェイプロジェクトの先発はルーキー上原投手。上武大OBの右腕。 ２年前の横浜市長杯で拝見していました。 ３回表。伊藤選手が四球で出塁すると、谷選手がヒットで続いて一、三塁。 ここで阪本選手が適時打。西濃運輸が１点先制します。
　西濃運輸の先発は右スリークォーターの山下投手。 ３回裏。田中選手とルーキー山田選手がヒットで出塁すると、 村松選手が適時二塁打。ジェイプロジェクトが同点に追いつきます。 なおも今井選手がスクイズ敢行…しましたが、ファウル。 結局投ゴロで、三塁走者が自重して二塁走者が三塁を狙ってしまい、 結局二塁走者がアウトになる形に。 更に、一塁に残った今井選手が挽回しようとしたのか、盗塁敢行。 ただ、これもちょっと中途半端な形になってしまって、盗塁死。勿体ないですね。
　それでも４回裏。ルーキー伊藤選手が二塁打で出塁すると、 小川選手が適時打。小川選手はその後、盗塁死してしまいましたが、ジェイプロジェクトが勝ち越します。
　上原投手は失点後は結構落ち着いて投球していたのですが、６回表。 谷選手がヒットで出塁すると、阪本選手が捕犠打敢行。 これを捕手が悪送球。オールセーフになってしまいます。 犠打失敗があって走者が入れ替わった後、城選手が四球。満塁となります。 二死まではなんとかこぎつけましたが、代打浅岡選手が四球で押し出し。 更に中村選手が走者一掃３点適時三塁打。 上原投手、押し出しで動揺してしまったのでしょうかね。 これで上原投手はノックアウト、右サイドの池邉投手にスイッチして、ここは抑えます。
　が、７回表。伊藤選手がヒットで出塁すると、谷選手が犠打。 これを三塁手が二塁へ悪送球してしまい、オールセーフ。 更に犠打で二、三塁とすると、松本捕手が右犠飛。 西濃運輸が相手の綻びをものにして、きっちりと得点を重ねます。 ただ、池邉投手は８回まで抑え、９回は右アンダースローの藤井投手が四球１つで切り抜け、 味方の反撃を待ちます。
　ジェイプロジェクトは結構ヒットは打っているのですが、 山下投手を崩すほどには至りません。 が、９回裏。小川選手が二塁打で出塁すると、 代打のルーキー森選手（捕手登録です）が適時打。 その後も山田選手がヒットで続いたものの、 最後まで山下投手が投げ切って完投勝利。西濃運輸が逃げ切りました。
　この組はＢブロックなのですが、結局この試合が決勝トーナメントの分かれ目となり、 １位が西濃運輸（２勝１タイブレーク敗退）、２位がジェイプロジェクト（２勝１敗）となったのでした。 西濃運輸は決勝トーナメント準決勝で中日ドラゴンズ二軍と当たり、敗退してしまったのですが。