2017年4月30日:JABA京都大会・パナソニックvs新日鐵住金広畑(皇子山球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
新日鐵住金広畑 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2
パナソニック 1 0 1 0 0 0 0 1 X 3

STARTING MEMBER
新日鐵住金広畑 パナソニック
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 飯田 1 田中
2 市原 2 横田
3 大場 3 法兼
4 佐々木 4 柳田
5 上田 5 井上
6 椎名 6 福原
7 絹川 7 藤井健
8 木戸地 8 三上
9 福井 9 渕上
P P 鈴木

PITCHERS
新日鐵住金広畑 森→宮田→岡上(おかうえ)→●森本
パナソニック 鈴木→榎本→四丹→○小屋→藤井聖

CHANGE
新日鐵住金広畑 絹川→高橋(6回表代打、その後一塁手)
木戸地→池本(7回表代打)
池本→大野(7回裏遊撃手)
パナソニック 渕上→宮本(7回裏代打)
宮本→松根(8回表三塁手)

HOMERAN
新日鐵住金広畑 上田(2回表ソロ、鈴木)
パナソニック 法兼(8回裏ソロ、森本)

 再びBブロックに戻ります。 新日鐵住金広畑は予選ブロック敗退が決まっていますが、だからこそもう1試合を見に来ました。 パナソニックはまだ首の皮一枚、この時点では残っているはずです。
 新日鐵住金広畑の先発は森投手。左腕。 1回表。田中選手が四球で出塁すると、進塁打で二塁へ。 ルーキー法兼選手が四球で続いた後、柳田選手が適時打。 パナソニックが先制します。 ただ、一、三塁のピンチは森投手が抑えます。
 パナソニックの先発はルーキー鈴木投手。右腕。 昨年の全日本大学選手権でお会いしましたね。 が、実は1回表も、大場選手のヒットと二盗の後、佐々木選手の二塁内野安打の送球が浮いたところで、 大場選手が本塁を狙うも、本塁でアウトに。ちょっと命拾いをしていました。 そして先制点の援護を貰った直後の2回裏。上田投手にソロ一発。 新日鐵住金広畑が同点に追いつきます。
 が、3回裏。田中選手がヒットで出塁すると、投犠打で進塁。 柳田選手が左前安打を放つと、左翼手がボールを逸らしてしまいます…。 その間に一者生還。パナソニックが勝ち越します。 森投手が少々可哀相でしたが、その後も続投し、結局5回2失点で纏めます。
 6回表。大場選手がヒットで続くと、一併崩れで走者が入れ替わった後、 鈴木投手が降板。左腕の榎本投手にスイッチします。 次打者の上田選手は左打者なのと、本塁打を打たれたので警戒していたのだと思います。 が、上田選手が右翼フェンス最上段直撃の適時二塁打。 実は3回裏にボールを逸らした左翼手は上田選手なので、自分のミスは自分で取り返した打席でした。 それでも榎本投手は二死までアウトをとり、その後は右腕の四丹投手にスイッチして、この場面を切り抜けます。
 8回表。大場選手が二塁打で出塁すると、右飛タッチアップで三塁へ。 一死三塁というところで、パナソニックが動き、四丹投手から左腕のルーキー小屋投手へスイッチします。 ここでこれまで大活躍の上田選手が一ゴロ。三塁走者が本塁でアウトに。 ただ、それでも上田選手は二盗を敢行し、捕手からの悪送球もあって一気に三塁を陥れますが、後続が続かず。
 直後の8回裏。新日鐵住金広畑は6回は右腕の宮田投手が2四球と不安定ながらも盗塁死と併殺で切り抜け、 7回はルーキーの長身右腕岡上投手が四球1つ出しつつも盗塁死もあって、まずまずの内容で抑えています。 ちなみにこの試合のパナソニック、3盗塁仕掛けて成功ゼロです。ルーキー福井捕手が奮闘しているのもあると思います。 で、8回からは右腕の森本投手が獲番しています。 で、ここで法兼選手がソロ一発。パナソニックが勝ち越します。
 9回表。パナソニックは藤井聖太投手を投入。 途中代打から出場のルーキー高橋選手が死球、途中遊撃守備から出場の大野選手がヒットで一、二塁。 が、ここで福井捕手が犠打失敗。捕ゴロで走者が進められず(入れ替わり)。 その後、進塁打で二、三塁としましたが…最後は藤井聖太投手が空振り三振で締めました。 パナソニックが逃げ切りです。新日鐵住金広畑、あと一歩でしたね。