2017年4月2日:神奈川大学野球一部春季リーグ・神奈川工科大学vs松蔭大学(横浜スタジアム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
松蔭大学 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
神奈川工科大学 0 0 0 0 0 0 0 3 X 3

STARTING MEMBER
松蔭大学 神奈川工科大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 川井 1 長嶋
2 山下龍 2 川島
3 川本 3 石川
4 宮尾 4 渡邊岳
5 荒井 5 小椋
6 日下部 6 下東
7 本多 7 中川
8 中川 8 安齊
9 富塚 9 高村
P 廣瀬 P 眞下(ましも)

PITCHERS
松蔭大学 ●廣瀬→白井
神奈川工科大学 ○眞下

CHANGE
松蔭大学 荒木→角田(8回表代打、そのまま指名打者)
本多→倉田(9回表代打)
倉田→水谷(9回表代走)
神奈川工科大学 川島→田中大(6回裏代打)
田中大→沼田(6回裏代走、その後遊撃手)
渡邊岳→嶋田(8回裏代走、そのまま指名打者)
安齊→松本(9回表右翼手)

 神奈川大学連盟、開幕。 神奈川工科大は最初のカードで、松蔭大と試合をすることに。 松蔭大は2014年春以来の一部となりました。 その時も試合は見ているんですよね。 1戦目は松蔭大がタイブレークの末勝利していますが、さて。
 松蔭大の先発は2年廣瀬投手。スリークォーターの右腕。 神奈川工科大の先発は4年眞下投手。左腕。 眞下投手は1回表に3年川井選手と3年川本選手に2四球と1年宮尾選手にヒットで一死満塁とするも、 ファウルフライと三振で切り抜け、その後も走者を出しながらも抑えていきます。 一方、廣瀬投手は前半はほぼ問題なく抑えていて、5回までは被安打1(与死球2失策出塁1)。 6回裏に2年長嶋選手が思い切りよく走って三塁打をもぎとりますが、 その後に代打というカードを切って出した3年田中大崇選手が遊ゴロ、 ゴロゴーだったらしい長嶋選手が本塁でアウトに…。神奈川工科大には勿体ない。 ただ、7回裏には四球2つと死球で満塁にしていたので、廣瀬投手も大分疲れてはきていました。
 で、試合が動いたのは8回裏。 長嶋選手が二塁打で出塁すると、犠打で進塁後、4年石川選手が死球で続きます。 ここで3年渡邊岳志選手が適時打。 実は、前半で廣瀬投手から唯一ヒットを打っていたのは渡邊岳志選手だったのでした。 更に、4年主将小椋選手がフェンス直撃の適時二塁打。 これで廣瀬投手は降板、4年白井投手にスイッチ。 が、更に3年下東選手が中犠飛。 この回、神奈川工科大が3点先制します。
 が、直後の9回表。1年日下部選手が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁すると、 代打3年倉田選手が四球で続きます。 ここで1年中川捕手がヒットを放ちます。浅い当たりだったので本塁は難しそうでしたが、 ここで中堅手が三塁へいい返球…したのですが、これが返球が良すぎたのか、三塁手が捕れず…。 二塁走者は三塁を回って本塁へ。これで松蔭大が1点返します。 なおも無死二、三塁で、2年富塚選手が右犠飛で三塁走者が生還、更に松蔭大が1点返します。 が、ここで、右翼手からのいい送球は三塁へ送られていて、二塁走者のタッチアップは許しませんでした。 一死二塁と三塁では随分状況が違うので、これは地味ながらも右翼手の殊勲。 この日の右翼手は4年安齊選手でしたが、9回表の頭で3年松本選手を守備固めとして出していたのが功を奏した形です。 次打者の川井選手が右飛(二塁走者はここはタッチアップしましたが)だったので余計に、ですね。 最後は眞下投手が踏ん張って、見逃し三振に切って取り、神奈川工科大が逃げ切りました。
 なお、このカードは3戦目にて、神奈川工科大が大量得点で圧勝して、勝ち点ゲット。
 このシーズンは殆ど神奈川大学野球連盟を観に来れず、松蔭大を観られたのもこの試合だけで、 松蔭大は最下位となり、入替戦にも敗退して暫く見られなくなるのですが…再会するのは2年後になります。