2016年10月31日：社会人野球日本選手権本戦・日本新薬vsHonda熊本（京セラドーム大阪）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
Honda熊本 0 0 1 0 0 1 0 1 0 3
日本新薬 0 0 3 2 0 0 1 1 X 7

STARTING MEMBER
Honda熊本 日本新薬
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 右 長池 1 中 福田
2 指 北村 2 二 吉野
3 二 川嶋 3 左 田中
4 左 熊丸 4 指 大畑
5 一 今村 5 捕 鎌田
6 捕 浜岡 6 一 岡
7 遊 稲垣 7 三 濱田
8 三 白石 8 右 黒川
9 中 岡崎 9 遊 板倉
P 投 荒西 P 投 榎田

PITCHERS
Honda熊本 ●荒西→隈部→菊江
日本新薬 ○榎田→加藤

CHANGE
Honda熊本 岡崎→小山（７回表代打）
小山→若林（７回裏中堅手）
白石→佐藤（９回表代打）
日本新薬 大畑→沖野（７回裏代打。そのまま指名打者）
岡→植田（８回裏代打、その後一塁手）

　まさかの、 この年の都市対抗の、再戦に。
　日本新薬の先発は都市対抗の時と同じく、榎田投手。 ３回表。長池選手がヒットで出塁すると、犠打と進塁打で三塁へ。 ここで、熊丸選手が適時打。Honda熊本が先制。
　Honda熊本の先発はやはり都市対抗の時と同じく、荒西投手。 先制点の援護があった直後の３回裏。 黒川選手がスタンディングダブルの二塁打で出塁すると、犠打で三塁へ。 更に吉野選手が死球で一死一、三塁とすると、 田中選手が遊ゴロ。これを遊撃手の稲垣選手が悪送球…。 この間に一者生還、更に二、三塁のピンチ。 稲垣選手、都市対抗の時も悪送球で致命的なことになってしまったので、 日本新薬イップスみたいなことになっていませんか…？少々心配。 で、ここで、都市対抗では故障（血行障害とニュースに出ていました）で出場していなかった大畑選手。 ２点適時三塁打。これは御本人が嬉しいことでしょうね。 翌日の新聞にガッツポーズ写真が載っていました。 一気に日本新薬が３−１で勝ち越し。
　更に４回裏。黒川選手がまたもスタンディングダブルの二塁打で出塁。 ここで、板倉選手が適時二塁打。 更に福田選手が適時三塁打。 これで荒西投手はノックアウト。これだけ連続で長打喰らっちゃうと…でしたね…。 隈部投手が登板し、ここで抑えますが、日本新薬が５−１と突き放しています。
　Honda熊本も反撃に出ます。 ６回表。川嶋選手がスタンディングダブルの二塁打で出塁すると、進塁打で三塁へ。 ここで今村選手の二ゴロの間に一者生還。Honda熊本が１点を返します。 更に二死走者なしから、浜岡捕手と稲垣選手が連続ヒットで一、三塁とチャンスを作りますが、 ここは榎田投手が抑えて、１点止まり。
　７回裏。隈部投手は続投しています。 板倉選手がヒットで出塁すると、吉野選手がスタンディングダブルの二塁打で続きます。 ここで田中選手が、ちょっと詰まったせいで誰もとれない中前の適時打。 日本新薬が１点追加。 なお、その後に代打が沖野選手だったのですが、三塁にいた吉野選手が沖野選手を凄く応援していて。 これ、結果的に沖野選手の現役最後の打席だったんですよね…。 少なくとも現役最後の大会なのは、大会前に決めていたのかもしれないですね。 そうでなくてもチーム的には、出番の少なめな選手はより応援しそうな感じですが。
　８回表。川嶋選手が右翼フェンス直撃の三塁打で出塁すると、 今村選手が一ゴロの間に一者生還。６回表と類似のシチュエーションで１点返します。 ここで日本新薬は加藤投手を投入し、後続を断ちます。
　が、直後の８回裏。沖野選手の代打でベンチに下がっていた大畑選手が大きな声をかけているなあ、 と思ったら、代打植田選手。やっぱり日本新薬のベンチのムードなんですかねえ、こういうの。 植田選手はここで二塁打を放ちます。 犠打で進塁した後、Honda熊本が動いて、隈部投手から菊江投手にスイッチ。 が、ここで板倉選手がスタンディングトリプルの適時三塁打。 Honda熊本が詰めても日本新薬が突き放す状況に…。
　結局９回表は加藤投手が続投、四球で一人走者が出たものの、 後続を断ち切り、日本新薬が勝利。
　日本新薬は、この後２回戦で王子と対戦し、完封負け。