2016年10月30日:社会人野球日本選手権本戦・フェデックスvsJR西日本(京セラドーム大阪)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
JR西日本 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 3
フェデックス 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1

STARTING MEMBER
JR西日本 フェデックス
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 春原 1 板倉
2 石嵜 2 伊達
3 藤澤 3 北沢
4 田村 4 小田
5 蔵桝 5 徳永
6 高木 6 丸山
7 松野 7 城之内
8 原田 8 井上
9 亀井 9 馬頭
P 加賀美 P 久保田

PITCHERS
JR西日本 加賀美→齋藤→○湧川
フェデックス ●久保田→出羽

CHANGE
JR西日本 亀井→井上(9回表代走)
井上→田中(9回裏中堅手。それに伴い松野右翼手)
原田→今井(11回表代走)
今井→石畑(11回裏捕手)
フェデックス 井上→別府(10回裏代打、そのまま指名打者)

 JR西日本は都市対抗でこんにちは。フェデックスはこの年のJABA長野で見ているので、この年2回目。 個人的には嬉しい「神奈川大学連盟出身選手一番打者対決」だったのですが、 この試合内容は予想外。
 JR西日本の先発は加賀美投手。2回裏。 徳永選手が右翼フェンス直撃二塁打で出塁すると、犠打で進塁し、 城之内選手が中犠飛。フェデックスが先制します。
 フェデックスの先発は久保田選手。5回表。 春原選手が遊撃内野安打で出塁すると、石嵜選手がヒットで続いて一、三塁。 ここで藤澤選手が左犠飛。JR西日本が同点に追いつきます。 なおも2四球で満塁となりますが、ここは久保田選手が切り抜けます。 7回表の一死一、三塁のピンチも無失点で切り抜け、ひたすら耐えて頑張っています。
 一方、加賀美投手は序盤ヒットは打たれていたものの、それでも1失点にまとめていて、 8回裏に板倉選手が怪しいルーティンで粘りに粘って四球をもぎとった、というところで降板。 その後は齋藤投手がリリーフしてこの回を抑えますが、9回裏。 小田選手のヒットと犠打で一死二塁とし、齋藤投手も降板に。 ここで湧川投手が登板。流石に抑え、延長戦へ。しかしいい闘いですねえ…。
 さて、タイブレーク直前の11回表。久保田投手は続投中です。 原田捕手が四球で出塁すると、犠打で進塁。 ここで春原選手が二塁内野安打。これ、カバーに入ろうとした久保田投手がちょっと遅かったです。 久保田投手はどうも一塁のカバーが一歩遅い印象があります…。 しかも、二塁へ進塁した原田捕手に、今井選手が代走で出ていました。 一気に本塁生還する脚の速さを見せます。これで勝ち越し。 更に春原選手が二盗を決めた後、 石嵜選手が適時二塁打。 更に藤澤選手がヒットで、これで久保田投手は降板。 でもよく頑張ったよな…。この後は出羽投手がきっちりと抑えます。
 反撃したいフェデックスでしたが、11回裏は湧川投手がきっちり抑え、 JR西日本が逃げ切り。
 JR西日本は、この後準々決勝でこの大会優勝するヤマハと対戦し、敗退。