2016年5月1日：JABA京都大会・三菱重工広島vs大阪ガス（わかさスタジアム京都）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
大阪ガス 0 0 0 5 0 1 0 0 0 6
三菱重工広島 3 1 1 0 0 0 0 1 1X 7

STARTING MEMBER
大阪ガス 三菱重工広島
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 遊 青柳 1 左 市原
2 三 花本 2 遊 田中
3 二 峰下 3 右 実政
4 一 伊藤 4 指 井口
5 中 藤原 5 二 松永
6 右 土井 6 捕 國本
7 左 古川 7 一 渕上
8 指 加嶋 8 中 青木
9 捕 鳥飼 9 三 田ノ窪
P 投 緒方 P 投 宮地（みやち）

PITCHERS
大阪ガス 緒方→飯塚→猿渡→小畑→土肥→●酒居
三菱重工広島 宮地→武田→野上→○秋田

CHANGE
大阪ガス 古川→大谷（７回裏左翼手）
鳥飼→岸田（７回裏捕手）
加嶋→猶木（９回表代打、そのまま指名打者）
藤原→今塩屋（９回裏中堅手）

HOMERAN
大阪ガス 花本（４回表満塁、宮地）
三菱重工広島 青木（３回裏ソロ、猿渡）

　こんな試合になるとは…。
　大阪ガスの先発は緒方投手。 が、１回裏。 市原選手が強襲ヒットで出塁すると、犠打で進塁し、 実政選手が適時打。更に井口選手がヒットで出塁すると、 國本捕手が遊撃強襲適時内野安打。いきなり２点もぎとったところで、 緒方投手は１回もたずノックアウト。飯塚投手に交代します。 が、渕上選手の打球を遊撃手がなんとファンブル。 正直、青柳選手がファンブルしたのは驚きです…。これが適時遊撃失策に。 なんと初回に三菱重工広島が３点。
　更に２回裏。市原選手が遊撃内野安打で出塁すると、田中選手が四球で続きます。 犠打でそれぞれ進塁すると、井口選手が右犠飛。１点追加します。
　更に更に３回裏。大阪ガスはここから猿渡投手に交代。 が、いきなり青木選手がソロ一発！ ここまでは完全に三菱重工広島のペースでした。
　が、４回表。三菱重工広島の先発はルーキー宮地投手。大型の右腕投手です。 ３回までも走者は出していましたが、なんとか抑えている感じでした。 藤原選手が四球で出塁すると、進塁打で二塁へ。 更に加嶋選手がヒットで続くと、この日スタメンマスクの鳥飼捕手が適時打。 更に青柳選手がヒットで満塁とすると、 ここでルーキー花本選手が同点グランドスラム…！ 大阪ガスの打線、流石ですね…。 このグランドスラムで宮地投手はノックアウト、武田投手に交代。 が、峰下選手が四球で出塁し、伊藤選手がヒットで一、三塁となったので、 更に野上投手を投入。なんとか同点止まりでこの回を終えます。
　野上投手はその後も抑えていましたが、６回表。 鳥飼捕手がヒットで出塁すると、犠打で進塁。 ここで野上投手から秋田投手にスイッチ。 が、代わった途端にワイルドピッチで二塁走者が三塁へ…。 更に峰下選手が四球で満塁とすると、伊藤選手が勝ち越し適時打。 とうとう大阪ガスが勝ち越します。
　大阪ガスは４回までは猿渡投手が登板し、５回から小畑投手が登板。 連打を打たれたりとピンチもありながらも抑えます。 流石にこの流れだと大阪ガスが行くかな、と思ったら。 ８回裏。この回から土肥投手がマウンドへ。 ところが。渕上選手が二塁打で出塁すると、進塁打で三塁へ。 ここで市原選手が同点適時打…！ これ、土肥投手が球が速いので、バット短く持って上手くセンターに打ち返していました。
　三菱重工広島も秋田投手が９回までなんとか抑え、９回裏。 大阪ガス、業を煮やして酒居投手投入。 ところが。井口選手が二塁打で出塁すると、 國本捕手がヒット！左前の浅い当たりだったのですが、 ここで井口選手が激走！この年で39歳になる方が激走…！ 見事に本塁まで走り抜け、三菱重工広島がサヨナラ勝利となりました。
　これで三菱重工広島はＣブロック３勝で決勝トーナメントに進出し、 その勢いのままに日本生命にコールドで勝利し、決勝もHondaを下して優勝してしまうのでした。