2015年11月3日:関東地区大学選手権・関東学院大学vs日本体育大学(横浜スタジアム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本体育大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
関東学院大学 0 0 1 1 1 0 0 0 X 3

STARTING MEMBER
日本体育大学 関東学院大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 山中 1 金田
2 船山 2 大石
3 藤澤 3 拝崎
4 若林 4 正木
5 漆原 5 吉岡
6 阿部 6 東原
7 中村 7 甲斐
8 寺田 8 坂口
9 富里 9 柏木
P 松本 P 若林

PITCHERS
日本体育大学 ●松本→西澤→大貫
関東学院大学 ○若林

CHANGE
日本体育大学 山中→谷口(6回裏中堅手)
若林→中山(7回表代走、そのまま指名打者)
漆原→太田(7回表代打、その後一塁手)
阿部→川満(7回表代打、その後二塁手)
船山→野中(9回表代打)
野中→佐藤(9回表代走)
関東学院大学 東原→宍倉(7回表右翼手。それに伴い甲斐左翼手)

 横浜市長杯。予想されていた仕事も入らず、雨のお陰で大会開催もずれ、 お陰で朝早くからハマスタこんにちは、となりました。
 関東学院大は神奈川2位、日体大は首都2位。 前年も そんな対戦を見たような…。 日体大自体は初めての観戦になります。
 日本体育大の先発は1年松本投手。1年生とはいえ主戦。 割とがっちりした投手で、右ワインドアップですが、 ちょっと投球動作途中の足の運びが特徴的です。 球速も140km/h前半を出してきます。 が、3回裏。4年主将坂口捕手が二塁打で出塁すると、 4年金田選手がヒットで続き、ここで3年大石選手がスクイズ! 関東学院大が先制します。 しかしいきなりスクイズとは。相手がいい投手そうだというのがあったのでしょうけど。
 更に4回裏。3年正木選手が二塁打で出塁すると、 3年吉岡選手がヒット…というか、一塁手のグラブの下をすり抜けたような…。 何はともあれ、これが適時打になります。
 更に更に5回裏。金田選手が中前にヒット、これを中堅手が後逸…。 金田選手は俊足飛ばして一気に三塁を陥れます。 これで動揺したのか、松本投手がここでワイルドピッチ…。 ワイルドピッチはともかく、4回と5回の失点は、松本投手がちょっと気の毒でした。 実はこの後も、3年拝崎選手の打球が一塁手のグラブの下をすり抜けるヒットが出まして…。 松本投手はこの回で降板。その後は2年西澤投手が2イニング、 4年大貫投手が1イニング登板し、無失点に抑えて援護を待ちます。
 関東学院大の先発は4年若林投手。 唯一のピンチは2回表。4年若林選手(この名字で対決となるのは面白いですね)が四球、 進塁打の後に1年中村選手がヒットで二死一、三塁となった場面ぐらい。 実はこの日は被安打2四球3死球1。 3回表に3年山中選手が死球で出塁したんですが、そちらは若林投手お得意の牽制刺殺。 完全に逆を突いていました。流石というか…。 若林選手に2四球を出したのですが(気を遣って投球していたのだと思います)、 2四球目に代走3年中山選手まで出したのですが、その中山選手が盗塁死。 これは坂口捕手の肩もなかなか良かったです。 9回表一死から、代打4年野中選手がヒットで出塁するのですが、 4年藤澤選手をきっちり遊併に切り捨ててゲームセットという…。 ちなみにゲームセットの際、併殺を完成させた金田選手と3年柏木選手がジャンプケツタッチ (お尻同士でハイタッチ)という、大変可愛らしいものも炸裂していたとか。 また、170未満の小さな選手同士でそんな書き手的に楽しいことを…。
 ちなみに関東学院大は応援が愉快なことも知っていますが、 日体大はチアとブラバン完備なのに、試合前から両チームの部員が何やら絡んでしました。 どうやら、両部員に知り合い同士がいるようで…。 最後は応援していたその知り合い同士個人でエール交換などしてました。 なんだかいいですねえ。
 関東学院大はこの後、2回戦で新東京連盟1位の創価大に敗退して、 このシーズンが終わることになります。
 関東学院大も日体大も、卒業後に野球を続ける選手が多数。 金田選手と日体大若林選手が東邦ガスでチームメイトになったり (関東学院大若林投手はJR東海なので、東海地区でまた若林対決をすることに…)、 坂口捕手と大貫投手が新日鐵住金鹿島でチームメイトになったり。不思議と縁がありますね。