2015年9月27日：さいたま市長杯JABA選抜クラブ対抗関東大会・横浜金港クラブvs警視庁（さいたま市営浦和球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
警視庁 0 0 0 3 0 0 2 1 0 6
横浜金港クラブ 4 0 3 0 0 0 0 3 X 10

STARTING MEMBER
警視庁 横浜金港クラブ
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 遊 棚澤 1 三 高橋優
2 左 齋田 2 二 新海
3 中 吉川 3 遊 田中
4 指 加登脇 4 一 平野
5 三 畠山 5 中 齋藤景
6 二 鈴木 6 指 佐藤
7 捕 くわ田 7 左 川口
8 右 神田 8 捕 高橋亮
9 一 原島 9 右 大川
P 投 中野 P 投 四日市

PITCHERS
警視庁 ●中野→糸井→佐藤翔
横浜金港クラブ ○四日市→星山→三橋

CHANGE
警視庁 神田→山之内（８回表代打）
齋田→今井（８回表代打、その後左翼手）
山之内→梅原（８回裏右翼手）
横浜金港クラブ 大川→目黒（８回裏代打、その後右翼手）
川口→嵩（９回表遊撃手）
田中→加藤真（９回表三塁手。それに伴い高橋優左翼手）

HOMERAN
警視庁 原島（７回表ソロ、四日市）
横浜金港クラブ 川口（３回裏２ラン、中野）

　この日は何を見に行こうかと考えて、 結局行ったのが警視庁でした。 さいたま市長杯JABA選抜クラブ対抗関東大会。 クラブの大会で成績がいいと選抜してもらえるみたいです。 そして朝９時なのに、決勝戦。
　警視庁の先発は、お初にお目にかかる中野投手。 びわこスポーツ成蹊大OB。なんだか聞き覚えのある大学ですね。 まあ、見ていない年代ではありますが。 １回裏。新海選手が四球で出塁すると、 田中選手と平野選手が連続ポテンヒット（警視庁には不運でした）。 ここで、齋藤景介選手が適時打。 更にワイルドピッチで一者生還。 更に、川口選手の二ゴロを、投手がカバーしきれずに失策 （一応、内野安打＋失策のようです）で二者生還。 あっという間に横浜金港クラブが４点先制。
　更に３回裏。田中選手が四球で出塁すると、二盗。 ここでまたもや齋藤景介選手が適時打。 更に、犠打失敗で走者が入れ替わったものの、川口選手が２ランがつん。 ここまでで７−０。うーん。
　横浜金港クラブの先発は四日市投手。 …あ。元日本石油（JX-ENEOSの前身）の大ベテランなんだ。 ４回表。吉川選手がヒットで出塁すると、 加登脇選手が…一塁手のトンネルのように見えましたが、記録はヒットで続きます。 ここで畠山選手が適時打。 更に、鈴木選手の遊ゴロを遊撃手がファンブルでオールセーフになると、 ここで神田選手のポテンヒットになりそうな当たりに、左翼手が追いついたんですが… なんと、捕球できず。これで二者生還。 生還した畠山選手が本塁踏んだ後にぽかんとしていたような…。 ともあれ、追い上げます。
　その後は暫く膠着状態でしたが、７回表。 口火を切ったのは、原島選手のソロ一発。 棚澤選手が四球を選んだところで、 四日市投手は降板。星山投手が登板します。 が、いきなりワイルドピッチと、犠打で三塁まで進塁すると、 吉川選手が適時打。 ２点差まで追い上げます。 そして更に８回表。鈴木選手とくわ田捕手が連続ヒットで出塁し、 犠打でそれぞれ進塁して、棚澤選手が適時打。１点差…！
　が。横浜金港クラブも黙ってはいませんでした。 ４回から糸井投手が登板し、捕まえることができなかったのですが、 ８回裏。川口選手と高橋亮太捕手が連続死球…。 糸井投手らしいといえばらしいですが…。 更に高橋優輔選手がポテンヒットで満塁とすると、 ここで新海選手が左翼フェンス直撃の２点適時二塁打！ これで糸井投手がノックアウト、 佐藤翔太投手が登板します。 が、ここでワイルドピッチでもう１点。とうとう点数が二桁に。
　が、警視庁も食い下がります。 吉川選手が四球、加登脇選手がヒットで出塁すると、 ダブルスチール敢行！…も、二塁走者のスライディングが三塁に届かず、三塁アウト…。 なお、後で表彰式の前に、「あれはない」って声が聞こえていたりしました。 それでも鈴木選手が四球で出塁して、星山投手をノックアウト。 三橋投手が登板します。くわ田捕手がここからヒットで出塁して満塁と頑張りますが… 残念ながら点数にならず。横浜金港クラブの優勝です。
　しかし、スライディングが塁に届かず事件を後でネタにしていたり、 平野選手が途中で打った本塁打未遂の疑惑のファールに「嘘だろ！？」と叫んだり、 表彰式で新海選手がMVP貰ったのに、表彰式で警視庁の集合写真のカメラマンやって、 慣れない撮影でおろおろしているところを横浜金港クラブの皆に突っ込まれていたり、 なんだかゆるくていい雰囲気でした。
　個人的には。実は横浜金港クラブのベテラン捕手・齋藤捕手と、 警視庁の照屋投手、実は神奈川工科大の同期。 対戦ないかなあ、と思っていたのですが、残念ながら対戦はなく。 ただ、５回終了時のグラウンド整備でお互いトンボ持って出てきて、 軽く談笑はしていたみたいで、ちょっとにやにやしていたり。
　余談ですが、横浜金港クラブでの星山投手を見るのが、 これで最後になったんですよねえ。 まさかその後にBCリーグ（福井ミラクルエレファンツ）に行くとは。 しかも名字まで変わってましたし。びっくりでした。