2015年8月23日:兵庫県秋季大会・全播磨硬式野球団vs新日鐵住金広畑(姫路市立姫路球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
新日鐵住金広畑 0 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3
全播磨硬式野球団 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2

STARTING MEMBER
新日鐵住金広畑 全播磨硬式野球団
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 飯田 1 小平
2 牲川 2 高木
3 諸岡 3 濱川
4 物部 4
5 永井 5 村上
6 鷲尾 6
7 絹川 7 松井
8 新谷 8 田中
9 池本 9 正路
P 森原 P 津田

PITCHERS
新日鐵住金広畑 ○森原→近藤
全播磨硬式野球団 津田→●鈴木

CHANGE
新日鐵住金広畑 牲川→久保田(7回表代打、そのまま指名打者)

 書き手の夏の旅行はこの大会を見に行こう、でした (それで宿を取ったので、宿は姫路でした)。 前日の高槻萩谷がいかに遠かったかを理解して頂ければ(苦笑)。
 全播磨硬式野球団の先発は津田投手。 球は全体的に遅いものの、遅い球がより遅いために、 緩急をちゃんとつけて、という投球でした。 左翼手が本塁で捕殺とか、ポテンヒットになりそうな当たりを中堅手がダイビングキャッチとか、 守備も頑張ります。 が、7回表。飯田選手が四球で出塁すると、二盗敢行したらワイルドピッチで悠々二塁へ… と言いたいところですが、三塁を狙おうとして中途半端なところで止まって二塁へ戻ったので、 二塁でアウトになりかけたとか。 で、代打久保田選手が四球、諸岡選手がヒットで満塁。 ここで物部選手、なんと避けようとしたら背中にどーんと当たる押し出し死球。 更に永井選手が左犠飛。正直、三塁走者の久保田選手の脚が遅くてぎりぎりだったとか(あ)。 ともあれ、この回2点をもぎとります。 ただし、8回表からは鈴木投手にスイッチし、抑えていきます。
 新日鐵住金広畑の先発は森原投手。 正直、そこまで危ない感じはなかったです。 8回裏に無死で二塁打を打たれましたが、そこも抑えましたし。 ところが、9回裏。小平選手(こひら、と読みます)が二塁打で出塁すると、 進塁打で三塁へ。二死後、畑捕手が適時打。おおお…。 とはいえ二死一塁、ここから点をとるのは難しいのですが… 村上選手の当たりは右翼フェンス直撃。まあここまではいいのですが、 ちょっと右翼手がボール追いすぎてる…!? なんとこれが同点適時三塁打。 正直、右翼手の物部選手にこれやられるのは結構痛いのですが…。 なおもサヨナラのチャンスでしたが、ここは森原投手が見逃し三振にとり、同点止まり。 延長即タイブレーク…う、うーん。
 10回表。新日鐵住金広畑は四番の物部選手から。 守備はやらかしましたが、この日一番当たっているのが物部選手だったので、 妥当でしたでしょう。 流石に四番の、そして都市対抗準優勝チームの補強選手の意地なのか、 中犠飛。で、内野への返球カットプレーでボールをこぼしたため、 二塁走者も本塁を狙いますが、アウト。うん、二塁走者の久保田選手、 御自分の脚を考慮して頂ければと…(あ)
 10回裏。勝ち越しは1点のみ。ここから近藤投手がマウンドへ。 全播磨硬式野球団は三番の濱川選手から。 濱川選手は二ゴロで、ここは本塁でしっかりアウトに。 前進守備だったのですが、二塁手の飯田選手が身体を張って止めにいっていました。 ちょっと痛そうでしたが…。その気持ちはいいなあ、と。 最後も左邪飛に打ち取って、新日鐵住金広畑がなんとか逃げ切り。
 結局この大会、新日鐵住金広畑はこんな苦しい試合をしておきながら、 三菱重工神戸・高砂に勝って優勝。 その後の日本選手権近畿予選も大阪ガスに勝利して本戦行き。 この試合で引き締めた、ということであれば、結果オーライでしょうか…。