2015年8月22日:大阪プロアマ交流戦・大阪体育大学vs日本生命(高槻市萩谷総合運動公園野球場)
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R |
日本生命 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 |
大阪体育大学 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
日本生命 | 大阪体育大学 | ||||
打順 | 守備 | 名前 | 打順 | 守備 | 名前 |
1 | 左 | 田中勇 | 1 | 中 | 堅田 |
2 | 中 | 福富 | 2 | 三 | 庄野 |
3 | 二 | 原田 | 3 | 捕 | 木村 |
4 | 指 | 高橋 | 4 | 遊 | 田村強 |
5 | 一 | 廣本 | 5 | 指 | 孫入(そんいり) |
6 | 遊 | 山本真 | 6 | 一 | 大石 |
7 | 右 | 上西 | 7 | 二 | 木戸地 |
8 | 三 | 中井 | 8 | 左 | 青木 |
9 | 捕 | 新谷 | 9 | 右 | 庄子 |
P | 投 | 小林 | P | 投 | 田村凌 |
日本生命 | 小林→山田→○藤井貴 |
大阪体育大学 | 田村凌→●門前→菅原→西岡 |
日本生命 |
新谷→平野(5回裏捕手)
上西→阿加多(5回裏右翼手) 田中勇→宇高(8回表代打) 宇高→岩下(8回裏二塁手) 原田→佐々木(8回裏中堅手。それに伴い福富左翼手) 阿加多→椎名(11回表代打、その後捕手) 平野→籾山(11回裏遊撃手。それに伴い山本真二塁手、岩下一塁手、廣本右翼手) |
大阪体育大学 |
庄子→佐々木(5回裏代打)
佐々木→内藤(6回表右翼手) 孫入→木原(9回裏代打、そのまま指名打者) 田村強→中川(11回裏代走) |
本来はこの試合を見に来るつもりで、関西に宿をとったつもりはなかったのですが…
来てしまいました(苦笑)。
高槻萩谷は遠かったです…。
大阪体育大、実はお初です。阪神連盟、この年の春季リーグ優勝校。 結構優勝も多いですし関東の全国大会も経験多数のはずですが、 何故かお初でした。縁というものはそういうものなのかも。 日本生命の先発は小林投手。大阪体育大の先発は3年田村凌太郎投手。 調べたら、この年の春季リーグ1戦目主戦のエースでした。ガチです。 長身右腕なので、ある意味小林投手とよく似た投手といいますか。 で、お互い、走者は出しますが揺るがない投球で。 ただ、田村凌太郎投手は打線2順目に少々打たれてきたかな?というところで、 1年門前投手にスイッチ。こちらは1年生ながら、この年の春季リーグ2戦目主戦。 小柄で細身の左腕ですが、力強い投球。力強すぎて身体が振り回されているのでは、と思わせるぐらい。 ただ、振り回されているからか、制球が若干荒れ気味ですが…。 というわけで、ひたすら投手戦が続いていきます。 動きがあったのは8回裏。この日、小林投手はここまでいい投球を続けてきていましたが。 2年青木選手と、途中右翼守備から入っている1年内藤選手が連続ヒット。 ここで、小林投手が山田投手にスイッチ。 ここで、2年堅田選手がヒット、中堅手もダイビングしましたが届かず、で、 それもあって二塁走者が三塁を回りましたが、右翼手がいいフォロー&送球をしていたらしく、 本塁で余裕でアウト。 ちなみに右翼手はスタメンの上西選手ではなく、 途中から入っていた阿加多選手。 上西選手、5回表に牽制死して、それの懲罰交代っぽかったんですよね…。 山田投手はそれで落ち着いたのか、 普段上からなのにいきなりサイドスローを見せるお得意の芸(芸って)を見せたりしつつ、 この回を抑えます。 で、9回は藤井投手に交代して三者凡退に抑えるけれど、 門前投手を打つこともできず、延長即タイブレークに。 10回表、日本生命は四番の高橋選手からだったのですが、 ここで遊飛と右飛。…うわあ、タイブレークの表の攻撃で無得点…。 というわけで、10回裏。一死満塁、1点もやれないところに藤井投手。 大阪体育大は三番の木村捕手からでした。 そんな木村捕手の当たりは…左飛。ただし浅くて、三塁走者がスタートも切れないぐらいでした。 続く田村強選手。スリーボールになった時は覚悟しましたが、 そこから凄いいいストライクをずばっと投げてフルカウントにし、結局三ゴロ。 橋戸賞の貫禄、でしょうか。 さて、11回表。流石にここは1点ぐらいは、と思っていたら、 山本真也選手が背走した右翼手の頭上を越える二塁打! 中継がエラーしたのも含めて、走者一掃で一気に3点、山本真也選手も三塁へ。 更に代打椎名捕手が適時打。 これで門前投手はノックアウト、3年菅原投手にスイッチ。 が、この菅原投手、いきなりワイルドピッチ。 更に中井選手が避けようとした背中におもいっきり死球(ベンチから「ナイスヒット!」って声が出ていましたが…)。 で、岩下選手が適時打でなおも一、三塁。 ここでもう1つワイルドピッチで一者生還…。 更に福富選手が適時打、送球間に二塁へ進塁。この時点で7点入っていました…。 まあ、この場面で相手が社会人野球の強豪で、で緊張もあったのでしょうが…。 結局3年西岡投手にスイッチし、ここを抑えます。 さて、11回裏。いくらタイブレークとはいえ、流石に7点の援護は大きいかな、と思いましたが、 途中代打から指名打者に入っていた木原選手が意地のセンター返しの適時打。 1点はもぎとりましたが、まあ、藤井投手に余裕はあったでしょうね。 その後はまたもや浅い左飛に、右飛で抑えました。 そういうわけで、この試合の白星ゲット。 結局藤井投手はこの大会、3連投(全てリリーフ)し、 最後もプロ相手になんとか奮闘して白星ゲット、とか、 橋戸賞の面目躍如というか汚れ役お疲れ様というか(苦笑) 大阪体育大とこの年はこの試合だけでお会いしましたが、 木村捕手は三菱重工神戸・高砂、田村強選手はJR西日本、 (文中で触れる機会はなかったですが)木戸地選手は新日鐵住金広畑、と、 翌年以降見たり縁のあるチームになったり、だったりします。 …後々考えたら、社会人に進む2選手を10回裏にタイブレークで1点もやらず抑えろ、 だったんですね(苦笑)。 しかも田村強選手なんて、JR西日本でルーキーで四番に座った選手ですし…。 |