2015年7月26日:都市対抗本戦・トヨタ自動車vs日本生命(東京ドーム)
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R |
日本生命 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 |
トヨタ自動車 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
日本生命 | トヨタ自動車 | ||||
打順 | 守備 | 名前 | 打順 | 守備 | 名前 |
1 | 中 | 伊藤 | 1 | 右 | 小島 |
2 | 左 | 福富 | 2 | 中 | 水野 |
3 | 三 | 原田 | 3 | 二 | 大城戸(Honda鈴鹿) |
4 | 指 | 高橋 | 4 | 捕 | 木下 |
5 | 一 | 廣本 | 5 | 一 | 福田 |
6 | 遊 | 山本真 | 6 | 三 | 瀧野 |
7 | 右 | 上西 | 7 | 指 | 西潟 |
8 | 二 | 岩下 | 8 | 左 | 庄司(Honda鈴鹿) |
9 | 捕 | 椎名 | 9 | 遊 | 樺澤 |
P | 投 | 佐川 | P | 投 | 佐竹 |
日本生命 | 佐川→○藤井貴 |
トヨタ自動車 | 佐竹→宇田川(三菱自動車岡崎)→●上杉 |
日本生命 |
椎名→松元(パナソニック)(5回表代打)
松元→古川(5回裏捕手) 福富→福原(パナソニック)(7回表代打、その後一塁手。それに伴い廣本左翼手) |
トヨタ自動車 |
西潟→多木(7回裏代打、そのまま指名打者)
水野→辰巳(8回裏代打、その後中堅手) 大城戸→源田(12回表二塁手) 源田→河合(12回裏代打) |
トヨタ自動車 | 木下(4回裏2ラン、佐川) |
今大会お初にお目にかかる2チーム。
初出場の西部ガスをボコボコにした勢いで、あの西濃運輸・佐伯投手をグランドスラムでKOという、
なんだか派手なことをしてきた日本生命と、
好投手そろえたJR北海道と、あの守安投手が鎮座している三菱重工神戸・高砂に完勝してきたトヨタ自動車。
赤い対戦です。
日本生命の先発は佐川投手。3回までは順調に抑えていましたが、 4回裏。Honda鈴鹿から補強の大城戸選手がヒットで出塁すると、 木下捕手が2ラン。この後、福田選手がヒットで続きますが、 瀧野選手が二併。これで落ち着いたかな、と思ったら、 なんとここで交代。しかも藤井貴之投手。個人的にぎゃー、でしたが、 走者もいないところ、きっちり空振り三振で抑えます。 そしてこの後も、投げ続けます。…投げ続けます。 トヨタ自動車の先発は佐竹投手。 走者は出していますが、落ち着いて抑えている、という感じでした。 2ランの援護で逃げ切るかな、と思ったぐらいです。 6回表に連続ヒットで一、三塁のところで、 日本生命が二盗&本盗の重盗を仕掛けてアウトになって、 チャンス潰しましたし。 が、その直後の7回表。 山本真也選手と上西選手が連続ヒットで出塁し、 犠打でそれぞれ進塁すると、 代打を出した関係で捕手で途中出場した古川捕手が、同点2点適時打! ここで出ますか…。 が、佐竹投手も同点で凌ぎ切ります。 8回からは、佐竹投手から三菱自動車岡崎から補強の宇田川投手にスイッチし、 きっちり抑えます。 が、日本生命も藤井貴之投手がさくさくと。 動きのないまま、延長戦突入。 10回表にバントヒットで走者を出し、犠打で進塁すると、 惜しげもなく宇田川投手から上杉投手にスイッチし、抑えます。 一方、10回裏。藤井貴之投手は瀧野選手を投ゴロに打ち取って、 一塁ベースを踏みに行ったのですが、そうしたら瀧野選手に足を踏まれます(!) 非常に痛そうに地面に転がり、足を引き摺りながらそのままベンチへ。 ハラハラしましたが、数分の治療後、マウンドに戻ってきました。 佐々木正詞コーチがベンチから両腕で大きく丸を出していましたが(場内モニターで確認)、 正直、戻ってきてからも気が気でなく。 が、それを全く気にしないように、この回三者凡退さくさく。あれ…? 11回裏も途中出場の辰巳選手に二塁打を打たれたのですが、 その後も遊ゴロで(遊撃手の送球が怪しくてヒヤッとしたものの)抑えます。 はい、12回からタイブレークです。 12回表。トヨタ自動車が流石だなあと思ったのは、 ここで二塁手の大城戸選手に、守備固めで源田選手を入れているところかと。 大城戸選手の守備は信用しきれないですものね。納得(あ)。 日本生命は四番の高橋選手から。 見事に期待に応え、左翼ファウルライン近辺の2点適時二塁打! これは本当に流石でした。 ただし、タイブレークで2点の援護、は大量援護かどうかが微妙なところ。 12回裏。トヨタ自動車は三番から。 ここ、前の回で守備固めとして入れていた源田選手が入っていたのですが、 代打で河合選手を出してきました。これは打線的にきついです。 …が。この日、ここまでの大ロングリリーフなのに被安打2 (なおそのうち1本はHonda鈴鹿から補強の庄司選手だったので、 個人的に悶えたとか)、与四死球もゼロ、 日本生命応援団から「魔神のように投げ続けている」とまで言われた藤井貴之投手、 河合選手と木下捕手を連続空振り三振! 実に8イニング、足を踏まれたアクシデントもどこへやら、神がかりな投球でした。 こんな投球が見られるなんて、思ってもいませんでした。 ファン冥利に尽きます。 この3日後も物凄い事をやってのけるのですが、 投球内容はこの日が一番でしたね。 |