2014年11月2日:社会人野球日本選手権本戦・JFE東日本vs三菱重工広島(京セラドーム大阪)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
三菱重工広島 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
JFE東日本 2 0 0 0 0 2 0 3 X 7

STARTING MEMBER
三菱重工広島 JFE東日本
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 田中 1 中嶋
2 実政 2 落合
3 國本 3 内藤
4 松原 4 小峰
5 井口 5 金森
6 松永 6 長谷川
7 亀田 7 吉川
8 馬澤 8 中野
9 市原 9 津留
P 鮫島 P 幸松

PITCHERS
三菱重工広島 ●鮫島→白濱→野上
JFE東日本 ○幸松→中林→杉本

CHANGE
三菱重工広島 馬澤→渕上(6回裏二塁手)
亀田→横松(7回表代打)
横松→山本(7回裏一塁手)
JFE東日本 長谷川→大澤(6回裏代打)
大澤→丹羽(6回裏代走、その後三塁手)
落合→岩崎(8回裏代走、その後左翼手)

HOMERAN
JEF東日本 内藤(1回裏2ラン、鮫島)

 三菱重工広島の先発は鮫島投手。 1回裏。落合選手が四球で出塁すると、内藤選手が2ランがつん。 …あまりにいきなりのことで「え?」ってなったり。 ただ、鮫島投手はその後、特に問題なく抑えていきます。
 JFE東日本の先発は幸松投手。序盤はほぼ完璧に抑えていましたが、 4回表。田中選手がヒットで出塁すると、遊ゴロで走者が入れ替わり、 続く國本捕手がヒットで一、三塁。 ここで松原選手の一ゴロの間に一者生還。1点を返します。 なおも井口選手の二塁打が出るのですが、二塁走者があまり脚には自信がない國本捕手だったこともあり、 本塁生還できず。結局1点止まりとなってしまいます。
 このまま行きそうな気もしたのですが、6回裏。 内藤選手が四球で出塁すると、二盗を決めます。 更に小峰選手の遊ゴロで、折れたバットが転がってきたせいもあったのか、遊撃手が悪送球で一、三塁。 金森選手が四球で続いて満塁となり、ここで代打大澤選手。 流石の2点適時打。これで鮫島投手はノックアウト、白濱投手が登板します。 白濱投手は犠打失敗で二塁走者が三塁でアウトになったこともあり、ここは抑えます。
 援護を貰った幸松投手でしたが、直後の7回表。 一旦マウンドにあがりましたが、ベンチに下がって治療タイム。 再びマウンドに戻ってきましたが、一球投げて、大きくよろめく姿が。 全く脚の踏ん張りがきいていない様子。 素人目でもおかしいと断言できる状態に、見ている方がハラハラ…。 流石にここで降板、中林投手にスイッチ。 この中林投手、緊急登板にも拘らず、しっかり抑えました。
 逆に8回裏。途中代走から出場の丹羽選手がヒットで出塁すると、 進塁打で二塁へ。ここで中野捕手が適時二塁打。 続く津留選手もヒットを打ちますが、中堅手からレーザービーム返球。 二塁走者が本塁でアウトになります。が、津留選手は二塁へ。 ここで野上投手にスイッチします。 が、中嶋選手の打球は遊撃深いところのゴロで投げられず、内野安打。 落合選手がこの日三度目の四球(かなり警戒されているようです)で満塁。 ここで内藤選手は遊ゴロだったのですが、なんと遊撃手がこの日二度目の悪送球。 田中選手がここまでミスするのも珍しいような…。 これで二者生還。合計3点、この援護は大きいです。
 JFE東日本は9回に杉本投手まで出すという大盤振る舞い。 ヒットは打たれたもののきっちり抑え、JFE東日本が逃げ切り。