2013年10月12日：東京六大学野球秋季リーグ・早稲田大学vs立教大学（神宮球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
立教大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
早稲田大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 1

STARTING MEMBER
立教大学 早稲田大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 左 佐藤拓 1 中 中澤彰
2 二 舟川 2 捕 土屋
3 遊 大城 3 二 中村
4 中 岡部 4 右 小野田
5 三 我如古 5 一 武藤
6 一 寺田 6 三 河原
7 右 平原 7 投 有原
8 捕 平本 8 遊 東條
9 投 澤田圭 9 左 重信

PITCHERS
立教大学 ●澤田圭
早稲田大学 有原→○横山

CHANGE
立教大学 寺田→大村（７回表代走、その後一塁手）
澤田圭→舟川（７回表代打、その後右翼手）
我如古→小尾（９回表代打、その後三塁手）
二場→岩月（10回裏右翼手）
早稲田大学 有原→横山（９回表投手）

　というわけで、１戦目に立教としては残念だった試合、 ２戦目は勝って３戦目に持ち込みました。
　１年澤田圭佑投手、早大は３年有原投手と、１戦目と同じ先発。 …澤田圭佑投手は実は２戦目もリリーフしていて、３連投です…。 この試合、双方のがっぷり投手戦となりました。 攻撃は立教の方が手数が多かったのですが、決め切れず。 ９回表に４年横山投手に交替して、そこからは立教の打線も沈黙。 澤田圭佑投手は終盤までほぼ完璧に抑え、８回裏だけ二、三塁のピンチだったのですが、 それも凌ぎます。 そして延長戦へ。
　決着が着いたのは、なんと11回裏でした。 ２年重信選手がヒットで出塁すると、二盗敢行。 これを、捕手が悪送球…というか、遊撃手がもう少し速く二塁カバー入っていれば、 という失策（捕失扱い）で三塁へ。 ここで、３年土屋捕手の打球は遊ゴロ。 それを遊撃手が本塁へ悪送球…！ この結末は…なんとも…。 実は遊ゴロの時点で、嫌な予感はしていました。 この日、遊撃手の２年大城選手、最後の失策も含めて失策３だったのです…。 ただ、大城選手は打撃の中軸でもあるので、外すわけにもいきませんでしたし。
　試合終了後の挨拶の後、泣き崩れる大城選手や、 向き合って泣いている澤田圭佑投手と４年平本捕手のバッテリー、 ベンチ前で仕切りにすがりついて泣いている４年舟川選手を見てたら、なんとももう…。
　早大は今シーズンは勝ち点３の勝率差で３位。 有原投手が投手１位（防御率１位）、ベストナインに３年中村選手が選ばれています。 進路先としては、横山投手がプロ入り（楽天）、 レポートした選手のうちでは、この日スタメンだった東條選手と、 １戦目スタメンだった大野大樹選手が社会人行きです。