2012年8月14日:イースタンリーグ公式戦・横浜vsヤクルト(横須賀スタジアム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト 1 0 1 0 3 0 0 0 0 5
横浜 2 0 1 0 1 0 2 0 X 6

STARTING MEMBER
ヤクルト 横浜
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 野口 1 乙坂
2 比屋根 2 梶谷
3 雄平 3 内藤
4 松井淳 4 吉村
5 宮出 5 井手
6 佐藤 6 高森
7 荒木 7 大原淳
8 水田 8 黒羽根
9 西田 9 桑原
P 古野 P 須田

PITCHERS
ヤクルト 古野→小野寺→●久古→フェルナンデス→山岸
横浜 須田→福山→佐藤→○江尻→牛田

CHANGE
ヤクルト 西田→新田(8回表代打、その後捕手)
荒木→福川(9回表代打)
福川→曲尾(9回表代走)
横浜 内藤→飛雄馬(5回表三塁手、負傷交替)
梶谷→松下(8回表右翼手。それに伴い、乙坂中堅手、桑原二塁手、大原淳遊撃手)

 この年のプロ野球観戦はこれがラストです。 プライベートでばたばたしていたのもあるのですが、 横浜啓二朗選手が7月ぐらいから行方不明になっていて(苦笑) それで行かなかった、というのもあります。 故障してたんですよね。しかも9月に手術したものだから、 行く機会を失いました(苦笑)。
 とはいえ、この試合は横浜vsヤクルト。しかも先発が、 ヤクルト古野投手vs横浜須田投手。見たい投手としては大当たりでした。 …内容は…。そういえば、古野投手が横須賀スタジアムで登板するの、 もしかしたら日産自動車時代のvs横浜戦以来だったかもです。 そう思うと感慨深い。
 1回表。比屋根選手がヒットで出塁すると、 更に右翼手が処理をもたつき、二塁へ(1安打1右失)。 ここで、雄平選手の当たりは左前安打だったのですが、比屋根選手が一気に本塁へ。 いやあ、これは本当に比屋根選手が速かったです。ヤクルト先制点。 その後も遊撃内野安打で続いたのですが、その後が遊直で帰塁できずに併殺となり、1点止まり。
 が、直後の1回裏。乙坂選手が四球で出塁すると、梶谷選手がヒットで続きます。 進塁打でそれぞれ進塁し、吉村選手が逆転2点適時打。
 が、3回表。野口選手と比屋根選手がヒットで出塁すると、 ダブルスチールで進塁します。 松井淳選手の二ゴロの間に野口選手が生還、同点になります。 ただ、須田投手、走者背負ってからは見三振2つ奪ってるんですよねえ。 球自体は悪くないんだけどなあ。
 直後の3回裏。乙坂選手と内藤選手がヒットで出塁します。 吉村選手は投ゴロでしたが、投手の送球が逸れて二塁のみアウトになります。 ここで…なんと古野投手がボーク。一者本塁生還で、勝ち越しボークとなってしまいました。
 が、5回表。またもや比屋根選手が二塁打で出塁すると、右飛でタッチアップし、三塁へ。 ここで、松井淳選手がボールをグラウンドに叩きつけるような当たり。 遊撃手が捕球した時には一塁も本塁も間に合いませんでした。結果としては、遊撃内野安打で同点。 しかし、この日の松井淳選手は泥臭い打球が目立ちます。いいですね。 そして続く宮出選手の打球は、三塁手の内藤選手がファンブル。バウンドが合わない感じでした。 しかもここで、捕球時にボールを腕に当ててしまったようで、負傷退場。あいたたたた…。 そして、ここで佐藤選手が勝ち越し2点適時三塁打をがつん。須田投手には痛い一撃でした。 まあ、あの失策は防いで欲しいところでしたけどね…。 須田投手はこの回で降板ですが、被安打9失点5死球1自責点2。 いい球もあったし、失点は味方の失策も絡んだし、まあそれなりに頑張った方だと思うんですけどね。 比屋根選手に打たれまくりましたが、実は比屋根選手はこの後も2本ヒットを打ってるという大当たりだったので、 それはしょうがない、で割り切っていいと思います。
 ところが5回裏。乙坂選手が四球で出塁すると、二盗敢行。 が、その後は空振り三振2つで二死をとり、吉村選手の打球もふらふらとしたフライ。 …まさか、それを二塁手が落球するなんて…!確かに、ファウルゾーン近辺まで流れた打球だったんだけど。 これ、適時二塁内野安打にカウントされるんですよね…。 これが自責点になるの、釈然としないです…。 古野投手もこの回で降板、5回被安打6四球2自責点4。 ボークしたり、悪送球しかけたこともあったりしたので、まだ課題は色々…かな。
 さて、6回表にちょっとした事件が発生します。 6回表から、福山投手が登板するのですが、 なんと福山投手、無死からヒットを打たれた後、西田捕手のメット直撃の死球。 危険球退場になります…。 幸い、その後の佐藤投手が、無死一、二塁の場面から、ピンチを作りながらも断ちきりましたが…。 福山投手、この年で横浜から戦力外通告されて楽天に移籍しましたが、 こんなことがあまりないように祈っています。 佐藤投手は頑張りました。 野口選手の犠打失敗(その時の二塁走者の水田選手アウト)で、その後の比屋根選手のヒットで、 西田捕手ではとても本塁突入できなかった、という幸運もあったりしつつ (犠打が決まっていたら点が入ってましたし、そうでなくても二塁走者が水田選手だったら多分本塁突入してました)、 それでも抑えたのですから、評価していいと思うんですよね。
 さて、試合は7回裏。ここで登板したのは3番手、久古投手。 桑原選手と乙坂選手が連続ヒットで出塁すると、犠打で進塁。 ここでフェルナンデス投手に交替するのですが…ここで、飛雄馬選手が逆転2点適時二塁打。 …正直、ここで打たれる結果が同じであれば、久古投手に続投して欲しかった…! 久古投手vs飛雄馬選手とか、日産対決なのに!(苦笑) あ、ちなみに、古野投手vs飛雄馬選手は一度。空三振で古野投手の勝利でした。
 試合の話に戻ると、7回裏が決定打となりました。 横浜の方は、佐藤投手のナイスリリーフの後、 江尻投手・牛田投手が踏ん張りました。 ヤクルトの方も、それ以上は点数与えなかったんですがね。 この日は6回表に登板した小野寺投手に9回表に登板した山岸投手という、 西武からの移籍コンビが頑張った日でもありました。 小野寺投手も三者凡退に抑えましたが、山岸投手なんか三者連続三振ですよ! あの遅い球で、横浜の打者がタイミング合わなくて空振りしまくり。 …山岸投手をもっと上手く使える捕手はいなかったのか、そう思うと悔やみたくなるんですよねえ…。
 啓二朗選手の出番はありませんでした (内野選手とのキャッチボールとかが多かったので、左腕をだましだまし…だったのでしょう)が、 この日は終盤にバット持ってアピールとかはしていたので、その日はちょっと安心してました。 …まあ、結局手術はしたんですけどね…。