2012年6月14日:全日本大学選手権・立命館大学vs龍谷大学(東京ドーム)
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
龍谷大学 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
立命館大学 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
龍谷大学 | 立命館大学 | ||||
打順 | 守備 | 名前 | 打順 | 守備 | 名前 |
1 | 中 | 塩見 | 1 | 遊 | 金子 |
2 | 遊 | 坂本 | 2 | 二 | 宮本 |
3 | 捕 | 鈴木 | 3 | 三 | 瀧野 |
4 | 右 | 古本 | 4 | 右 | 藤居 |
5 | 一 | 鈴江 | 5 | 指 | 八代 |
6 | 三 | 山本 | 6 | 中 | 山口 |
7 | 指 | 比留井 | 7 | 捕 | 山村 |
8 | 二 | 渡邊優 | 8 | 左 | 伊藤 |
9 | 左 | 清水 | 9 | 一 | 西川 |
P | 投 | 杉上 | P | 投 | 余語 |
龍谷大学 | ○杉上→岩田→野村→近藤→門田 |
立命館大学 | ●余語→小松→工藤 |
龍谷大学 |
山本→保坂(8回表代走)
保坂→中津(8回裏三塁手) |
立命館大学 |
伊藤→山足(8回裏代打)
西川→鄭(8回裏代打、その後左翼手) 山足→加藤(9回表一塁手) |
全日本大学選手権。大会自体、見に来るのが4年振り。
土日が準決勝と決勝で、ありふれたチームしか見られないことが多いので、
行かなかったんですよ。
この日は平日で、たまたま午後休をもらったので、ちょっと東京ドームに寄ってみました。
2回戦、関西学生・立命館vs関西六大学・龍谷の関西対決でしたしね。
どちらも数年振りに見るので、肩入れはどちらにもなく。
立命館の先発は3年余語投手。立命館では2番手投手です。 …が、立命館はこれが初戦。あれ?と思ったら、 エースの3年工藤投手が調子が良くなかったという報道を後で知りました。 ところが、1回表から龍谷打線が火を噴きます。 4年鈴木捕手がポテンヒットで出塁すると、4年古本選手が二塁打で続き、 ここで3年鈴江選手が2点適時二塁打。いきなり2点は大きいですね。 更に2回表。3年渡邊優斗選手の打球を、三塁手が悪送球(一塁手が落球したかも)で失策出塁。 続いて、4年清水選手の打球が、一塁・二塁・投手の丁度誰もいないところに転がり、そのまま抜けてしまいます。 これがなんと二塁打に。二塁手がさばいたので、二塁内野二塁打とでも言うのでしょうか。 そしてここで、4年塩見選手がスクイズを見事に決め、1点追加。 立命館もやられっぱなしではおらず、2回裏に反撃。 龍谷大の先発は4年杉上投手。こちらもこの時点で2番手投手ですが、 初戦の1回戦はエースの4年井口投手が先発したので、 この日は杉上投手となったようです。 2年八代選手がヒットで出塁すると、なんと牽制悪送球で一気に三塁へ。 杉上投手の動揺を見逃さず、3年山口選手が適時打。1点返します。 ところが3回表。立命館は先発の余語投手を諦め、4年小松投手を登板。 ところが、初球でいきなり鈴木捕手に背中付近への死球。 古本選手がヒットで続き、犠打で進塁すると、 ここで小松投手を諦め、やむなく、工藤投手が登板。 …正直、登板させるなら回の頭からだったでしょうね…。 ここで3年比留井選手が適時打。…が、ここで二塁走者の古本選手まで、本塁に戻ってきます。 猛烈なスライディングで4年主将山村捕手と衝突、プレーとしてはアウトでしたが、 山村捕手が直後に立ち上がろうとして崩れ落ちました。 これは色々まずい、と思ったら、比留井選手の適時打で本塁生還して次の走者を待っていた鈴木捕手、 真っ先に山村捕手に駆け寄ってました。 古本選手もすぐ謝っているようでしたし、山村捕手もなんとか (次の回が始まる前に治療はしていましたが)プレー続行できました。 恐らく試合の空気的にも微妙になるようなプレーでしたし、 ギスギスした雰囲気にならなかったことは、ちょっとほっとしました。 同時に、即座に対応した鈴木捕手がちょっと気になったり(苦笑)。 天理高OBだからって釣られないと思っていたのに…。 卒業後もいい具合にチェック対象のチームのようですし、まあチェックはしていきますよ、と。 さて、試合の空気はギスギスしなかったものの、 試合自体はぱったりここから流れが止まりました。 工藤投手はその後はしっかりと投げて、3四球ながらもノーヒットで最後まで投げ切りました。 実は工藤投手のことは、同立戦のUstream放送で、1年時に見たことがあったのですが、 その時はリリーフで随分イキのいい球を投げていた投手でしたが、 この日は緩急の使い方がいい感じでした。 ところが、杉上投手も、3回以降は被安打2(1本はバントヒット)1四球。 非常に落ち着いた投球で完投勝利。…この投手、本当に2番手投手なの…?と正直びっくり。 実はこの大会、龍谷大にも杉上投手にも飛躍の大会だったようで、 龍谷大は14年振りのベスト4(ちなみに14年前の龍谷大も、個人的にはドツボです…苦笑)、 杉上投手はその後も連投先発で東海大を下したこともあり、なんと大会最優秀投手賞を受賞。 その後、秋季リーグではエースとして第1戦先発となったようです。 …そしてしれっと、卒業後も縁のあるチームのようです…(苦笑)。 本気で楽しみにしています。 |