2012年5月29日:都市対抗東京二次予選・鷺宮製作所vsNTT東日本(大田スタジアム)
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
NTT東日本 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 10 |
鷺宮製作所 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
NTT東日本 | 鷺宮製作所 | ||||
打順 | 守備 | 名前 | 打順 | 守備 | 名前 |
1 | 中 | 目黒 | 1 | 三 | 芦川 |
2 | 三 | 岩本 | 2 | 遊 | 狩野 |
3 | 右 | 越前 | 3 | 左 | 藤田 |
4 | 一 | 平野 | 4 | 右 | 村上 |
5 | 左 | 北道 | 5 | 一 | 横田 |
6 | 指 | 鈴木 | 6 | 中 | 道廣 |
7 | 遊 | 矢島 | 7 | 指 | 久保 |
8 | 捕 | 上田 | 8 | 捕 | 岡田 |
9 | 二 | 手塚 | 9 | 二 | 渡邊 |
P | 投 | 黒田 | P | 投 | 高山 |
NTT東日本 | ○黒田→上野→末永 |
鷺宮製作所 | ●高山→高橋→藤丸 |
NTT東日本 |
鈴木→松本(7回表代打、そのまま指名打者)
上田→宮原(8回裏捕手(負傷退場)) 松本→ファニョニ(9回表代打) ファニョニ→小林(9回表代走、そのまま指名打者) |
鷺宮製作所 |
藤田→永松(5回表捕手)
渡邊→川中(5回裏代打、その後二塁手) 川中→水口(8回裏代打、その後遊撃手。それに伴い狩野二塁手) 横田→井戸(9回裏代打) |
NTT東日本 | 越前(9回表ソロ、高橋) |
胃の痛い都市対抗予選。
…こんな予想外の試合ってないですよ…。
まあ、休みとって行けて良かったですね…。良かったんですよ…。
見なけりゃ、ただのアレな試合でしたから。
1回表。鷺宮先発は高山投手。 たどりついた頃には、NTT東日本が2安打1失策、1点NTT東日本に入っている状態で。 更に越前選手と平野選手が2連打で満塁状態。 で、北道選手が2点適時打、しかも左翼手が内野に返球するも… 誰もいないところに返球するというおかしな状態。失策更に1。 更に矢島選手の二塁正面の打球を、二塁手がファンブル。その間に2点生還の大失策。 …なんか、いきなりチーム自体がテンパってないですか…? 呆然としている間に0−5となりました。 NTT東日本相手にこれは致命的…。 こんな状況で、2回表から高橋投手がイニングに出てきて、 正直眉を寄せざるを得ない状態でした。 とりあえず、これ以上の破綻がないようにしてほしいと願っていましたが…。 4回表、上田捕手に二塁打を打たれ、犠打で進塁された後、 二死まで行きましたが、岩本選手に適時二塁打を喰らいます。これで0−6。 けれど、それでもずっと高橋投手は投げ続けます。 勿論、次戦以降のために投手を浪費できないので、 より多くイニングイーターする必要はあったと思います。 けれど、試合終盤になってもイニングに上がる姿が見えると、 「まだ投げるの!?」「まだ!?」とどんどん驚愕が強くなっていきました。 結局、結局9回のマウンドまで上がって、ただ驚愕するばかりでした。 そして、ちょっと半泣きでした。 大学時代の高橋投手を思い出して…なんでいつもこんな時なんだろう、と。 最初は東都一部二部の入替戦の、 1戦目と、 2戦目。 その後の二部での先発2連投や、 二部三部の入替戦の連投。 この投手が、劣勢でも優勢でもただひたすら投げ続ける姿、私はずっと見てきたんですよね…。 そんな9回表。越前選手の高く上がった打球が、風に流されるようにスタンドイン。ソロ本塁打でした。 それで高橋投手の最後の気力が尽きたのか、平野選手がヒット、北道選手に四球で出塁。 そして矢島選手が適時打。 流石に限界だったようで、ここで降板ということになりました。 正直、その後登板した藤丸投手には、抑えてもらいたかったのですが… 途中出場(上田捕手が8回裏に、打者の打球を腕に受けてしまい下がりました)の宮原捕手がヒット、 梶岡選手になんと死球押し出し。更に目黒選手の犠飛で、この回合計4点追加。 高橋投手の数字的な記録は、7回1/3、被安打10、奪三振4、四球2、自責点5。 決していい数字とは言いません(自責点2点分、後続投手に追加されたとはいえ)。 …数字じゃないです。あれだけマウンドで、必死に耐えていた姿。 それを自分が見られたことが、何よりも重要でした。 ずっと応援していきますよ。本当に。 ちなみに鷺宮の打線の方ですが…黒田投手はヒットを打たれながらものらりくらり、 のいつもの安定した投球と、上野投手と末永投手にパーフェクトリレーされまして、 完全に沈黙状態でした。 …正直、頑張っている投手の意気に感じて、もう少し打ってくれても、とは思いました。 |