2012年3月10日:東日本大震災復興支援ベースボールマッチ・社会人選抜vs大学選抜(東京ドーム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
大学選抜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
社会人選抜 1 0 0 3 2 0 0 1 X 7

STARTING MEMBER
大学選抜 社会人選抜
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中嶋(明治大) 1 田畑(JX-ENEOS)
2 西銘(中央大) 2 安田(JR東日本東北)
3 多木(法政大) 3 落合(JFE東日本)
4 山川(富士大) 4 松本(JR東日本)
5 緒方(東海大) 5 中村(日立製作所)
6 戸田(東洋大) 6 佐々木(東京ガス)
7 山崎(慶應義塾大) 7 長島(Honda)
8 伏見(東海大) 8 吉田(東芝)
9 永田(東北福祉大) 9 石川(JR東日本)
P 東浜(亜細亜大) P 畠山(富士重工業)

PITCHERS
大学選抜 ●東浜→萩野(東北福祉大)→中條(東日本国際大)→小室(立教大)→三嶋(法政大)→西宮(横浜商科大)
社会人選抜 ○畠山→鶴田(三菱重工横浜)→大山(セガサミー)→野田(東芝)→磯部(JX-ENEOS)→石田(住友金属鹿島)→末永(NTT東日本)

CHANGE
大学選抜 戸田→松本(立教大)(5回裏三塁手)
西銘→吉川(東海大)(5回裏二塁手)
山崎→高田(亜細亜大)(5回裏遊撃手。それに伴い多木一塁手)
中嶋→内藤(青山学院大大)(6回表代打、その後右翼手。それに伴い緒方左翼手)
伏見→吉田(立正大)(6回裏捕手)
永田→加藤(上武大)(6回裏中堅手)
社会人選抜 安田→後藤貴(日本製紙石巻)(6回表遊撃手。それに伴い吉田二塁手)
石川→道廣(鷺宮製作所)(6回裏代走、その後中堅手)
田畑→野坂(かずさマジック)(6回裏代走、その後中堅手)
落合→小澤(日本通運)(7回表捕手)
吉田→木内(明治安田生命)(7回表二塁手)
長島→目黒(七十七銀行)(7回裏代打、そのまま指名打者)

HOMERAN
社会人選抜 長島(4回表3ラン、中條)

 2012年最初の野球観戦は、復興支援試合となりました。 …興業的には、プロ野球選抜vs台湾の方がメインですが、 個人的にはこちらがメインです。 まあ、見に来るかどうかはメンバー次第ではあったのですが、 まさか日本製紙石巻から、後藤貴司選手が選ばれるとはね…。 …だったら、地元出身の選手とか選んであげればいいのに、と一瞬思ったのは内緒です。
 社会人選抜の先発は富士重工業・畠山投手。 正直、「え?畠山投手でいいの?」とびっくりしたのは秘密です(苦笑)。 が、その畠山投手が非常に調子がいい。 結局、2回2/3イニング5奪三振パーフェクトピッチング。 これはちょっと凄い。 何故か3回二死で三菱重工横浜・鶴田投手が出てきて、 東北福祉大3年・永田選手にヒット打たれたけど盗塁死、 という、よくわからないリレーによくわからない登板となりましたが(苦笑)。
 大学選抜の先発は亜細亜大4年主将東浜選手。 1回裏、JX-ENEOS・田畑選手が遊撃内野安打で出塁すると、進塁打で二塁へ。 そしてJFE東日本・落合選手が見事な適時二塁打。先制します。
 次に試合が動いたのは4回裏。投手は東日本国際大4年中條投手。 JR東日本・松本選手と日立製作所・中村選手に連像ヒットを打たれ、 右飛でタッチアップして一、三塁。 ここでHonda・長島選手が3ランがつん。 なおも東芝・吉田選手とJR東日本・石川捕手にヒットを打たれてピンチを作りますが、 ここは立教4年小室投手にリレーして事なきを得ます。
 ところが5回裏。小室投手が回跨ぎで続投していたのですが、 JR東日本東北・安田選手がヒットで出塁。 落合選手が二塁併殺崩れで走者入れ替わりとなった後、 松本選手がヒットで続き、東京ガス・佐々木選手が2点適時二塁打。 社会人がリードを広げます。 とはいえ、小室投手は6回まで続投。その後は、ピンチを作りながらも無失点で抑えました。
 大学生は4回からセガサミー・大山投手、 6回は東芝・野田投手に抑えられていましたが、7回表。投手はJX-ENEOS・磯部投手。 法大・4年多木選手が二塁打で出塁します…というか、 中堅手が捕れたんじゃないかなあ…とは思わなくもないのですが。 その時の中堅手は途中で代走から出場していた鷺宮製作所・道廣投手だったのですが…。 ここで、前の打席でもヒットを放っていた富士大・3年山川選手が右前安打。 が、ここで途中代打で出場していたかずさマジック・野坂選手がいい返球。 同じく途中守備から出場してた日本通運・小澤捕手もナイスブロックで、見事に本塁アウト。 …野坂選手ってこんなに肩良かったっけ?と思いましたが、 良く考えたら野坂選手は内野手登録で、チームでも内野手のことが多いのでした。 …外野手に転向した方が、と思ったのは秘密です。 なお、8回にも表にも走者二塁で、右前安打が出たのですが、 野坂選手の肩を考えたのか、自重したというシーンがあったりしました。
 さて、8回裏にもうひと動き。投手はこの回から、横浜商科大・3年西宮投手が登板。 明治安田生命・木内選手が四球で出塁すると、ワイルドピッチで二塁へ。 更に進塁打で進塁した後、更に守備から途中出場の日本製紙石巻・後藤選手が四球を選んで (四球選ぶのは結構上手いよな、と思ったのは秘密)一、三塁。 ここで小澤捕手が適時打。7点目が入ります。
 社会人側は8回は住友金属鹿島・石田投手が若干危ないながらも抑え、 9回はNTT東日本・末永投手が1四球出しましたが、抑えました。 正直、大学は結構ガチメンバーなのに比べて社会人はガチ…とは言えないメンバーでしたので、 圧勝と言ってもいい結果に驚きました。
 個人的には、本命の後藤選手を久々に見られたので、まあいいとします。 …実は2打席ともチャンス場面だったのでドキドキでしたが (実は、小室投手が6回裏にピンチを乗り切った時の最後の対戦相手が後藤選手でした苦笑。結果は遊飛)。