2011年11月23日:明治神宮大会大学の部一回戦・東北福祉大学vs桐蔭横浜大学(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 R
桐蔭横浜大学 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 0 0 3
東北福祉大学 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1 0 1X 4

STARTING MEMBER
桐蔭横浜大学 東北福祉大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 岩崎 1 生多
2 鷲谷 2 樋口
3 津久井 3 尾形
4 黒濱 4 茂山
5 阿部亮 5 三田
6 鈴木 6 柴田
7 甲川 7 芝崎
8 氏家 8 眞砂
9 東明 9 中根

PITCHERS
桐蔭横浜大学 東明→水毛→●西村祐
東北福祉大学 中根→橋本→○伊藤

CHANGE
桐蔭横浜大学 甲川→渡邊(7回裏二塁手)
氏家→野村(9回表代打)
東明→佐々木(9回表代打)
佐々木→富田(9回表代走)
野村→篠原(9回裏捕手)
富田→水毛(9回裏投手)
鷲谷→杉崎(9回裏中堅手)
渡邊→口羽(10回裏二塁手)
水毛→西村祐(10回裏投手)
阿部亮→大嶋(12回裏左翼手)
東北福祉大学 茂山→渡邉(8回裏代走)
三田→永田(8回裏代打、その後左翼手)
柴田→西井(8回裏代打)
渡邊→棚澤(9回表一塁手)
西井→田口(9回表三塁手)
中根→橋本(9回表投手)
橋本→大釜(9回裏代打)
大釜→伊藤(10回表投手)
田口→臼井(12回裏代打、その後一塁手。それに伴い棚澤三塁手)
柴崎→三瓶(13回裏代打)

 この日のメインはこちら。とはいえ、第一試合で結構満足はしてますが…。 関東五連盟第二代表・神奈川連盟代表・桐蔭横浜大4年東明投手を一度見てみたかったんですよね。 相手が東北三連盟代表・仙台六大学代表・東北福祉大なので、様子見で二番手投手、なんてやらないなあという読みで。
 さて、その東明投手。ヒット打たれます。…打たれます。でも何故か点数をとられません。 3回裏に4年中根投手・4年主将生多選手・3年樋口選手・4年尾形選手のヒット4連打で1失点でしたが、 全部単打で1失点「しかしない」というのもなんだか凄いです。 そしてそんな投球で、8回裏までその1失点で投げ切ります。
 一方、東北福祉大の先発は前述の通り、中根投手。こちらも(故障抱えたままですが)エースを立ててきました。 こちらは打たれません。…打たれません。7回表の4年津久井選手の四球で、初めて走者が出ます。 つまり、ここで完全試合が断たれます。そして結局、8回までノーヒットノーラン状態。…おいおい。
 このまま、ノーヒットノーランで東明投手は見殺しか、と思った9回表。 一死後、東明投手の代打3年佐々木選手がヒット!ここでノーヒットノーランが途絶えます。 これで中根投手はがっかりしたのか、なんと二度ワイルドピッチ。 代走で出ていた3年冨田選手が三塁へ進塁します。 4年岩崎選手が四球で出塁後、なんと中根投手がもう一度ワイルドピッチ。 まさかの一者生還で同点…。なおも一死三塁のところで、中根投手は無念の降板。 2年橋本投手が後続を断ちます。
 さて、東明投手と、捕手の2年氏原捕手に代打が出たので、 9回裏はバッテリー交換。4年水毛投手と3年篠原捕手のバッテリーになります。 ヒットが出ますが盗塁死で、延長戦に突入。
 延長戦はタイブレーク。一死満塁からスタートします。 なお、打撃順はどちらも一番打者からになります。 10回表。東北福祉大は2年伊藤投手が登板。 岩崎選手が遊ゴロで二塁のみアウトになり、その間に一者生還。 桐蔭横浜大が1点勝ち越しです。
 一方、10回裏。そのまま水毛投手が登板します。 が、生多選手になんと四球で押し出し。 二死後、4年西村祐太投手に交替し、そのまま抑えて同点のままです。
 11回表。3年黒濱選手の打球が適時内野安打に。 …が、二塁走者は本塁を狙いますが、ここは本塁でアウトに。 ともあれ1点勝ち越しです。
 で、11回裏。東北福祉大は4年棚澤選手がスクイズ敢行…も空振り。 三塁走者の生多選手が粘った末、アウトになってしまいます。 このままあと一死で桐蔭横浜大が勝てる!…と思ったところで、ワイルドピッチ。 生多選手が粘っていて三塁まで達していた二塁走者が一者生還、そして同点で終了。 更に12回は両方とも無得点。ぎりぎりの戦いが続きます。 その間に、桐蔭横浜大の応援がかなり盛り上がったり。
 13回表。桐蔭横浜大、ここで途中出場の4年主将口羽選手が二併…。 これは東北福祉大がチャンスの13回裏。 最後に決めたのは、4年眞砂捕手の適時内野安打でした。 なんというか…両チームとも本当にお疲れ様。 見ているこちらは、本当に楽しかったです。