2011年11月23日：明治神宮大会大学の部一回戦・愛知学院大学vs佛教大学（神宮第二球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
佛教大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
愛知学院大学 0 0 1 0 0 0 0 0 X 1

STARTING MEMBER
佛教大学 愛知学院大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 遊 稲川 1 二 田中
2 中 清水 2 遊 源田
3 一 内山 3 右 濱内
4 左 河内 4 三 長田
5 捕 張本 5 中 古屋
6 右 小川 6 一 大迫
7 二 川南 7 捕 古川
8 三 横田 8 投 中根
9 投 藤本 9 左 河田

PITCHERS
佛教大学 ●藤本→木津
愛知学院大学 ○中根→浦野

CHANGE
佛教大学 藤本→毛利（６回表代打）
毛利→木津（６回裏投手）
清水→神田（９回表代打）
河内→寺堀（９回表代走）
愛知学院大学 河田→石橋（５回表左翼手）
大迫→与世山（７回裏代打、その後一塁手）
石橋→泉地（８回裏代打）
泉地→澤亀（８回裏代走、その後左翼手）
中根→浦野（９回表投手）

　今年も野球観戦締めくくりとなりました、明治神宮大会。 …いや、11月下旬って野球観戦する状況では…（略） というわけでがっつり着こんで神宮第二球場。 今年は特に見たいチームはないはずなのですが、どうも毎回神宮第二から見ないと落ち着かないようです。 午前中、日陰で見るのは自殺行為だということをいい加減毎回思い出さないとなあ…。
　関西五連盟第二代表・京滋代表・佛大の先発は、藤本投手。 上背なくて必ずセットで投げますが、たまにいい真っすぐがきている右腕です。 ヒットは打たれるものの抑える、という序盤でしたが、３回表。 １年河田選手が死球で出塁すると、３年田中がヒットで続きます。 ここで３年濱内選手の打球は左前安打。河田選手がうまく捕手のタッチをかいくぐってセーフ。 北陸・東海三連盟代表・愛知連盟代表・愛知学院大が先制です。 ちなみに、河田選手はこのホーム突入の時にどこか痛めたのか、それとも死球で痛めたのか、 ５回表に途中交代しています。ちょっと心配です。
　ところが、ここから全く試合が動かなくなります。 藤本選手はここからも抑えていって、５回まで抑えて、６回から３年木津投手が登板。 こちらはどちらかといえば荒れ球系右腕ですが、上手く抑えていきます。 …というか、愛知学院大、いいところでの盗塁死がかなり多いです。 極めつけに、８回裏に愛知学院大は無死から連続ヒットでチャンスを作ったのですが、 なんと２選手続けて犠打で三塁走者をアウトにされ、走者を進められずに無得点。 愛知学院大はどうやら盗塁を積極的に仕掛けていくチームのようなので、 盗塁死はしょうがないのですが…犠打連続失敗はちょっと…。 二死からセーフティバントを仕掛けて、ただの犠打みたいになってスリーアウト、なんてこともありましたし。 一方、愛知学院大の先発は４年中根投手。 今大会は東北福祉大の４年中根投手が有名なので、なんだか紛らわしいですねえ。 右腕の変化球投手…に見えます （ネット上では速球派と評している方が多いようなのですが、故障したそうなので、 その後はスタイルチェンジしたのかも）。 こちらは淡々と抑え、ピンチらしいピンチが全くありません。
　９回表、愛知学院大はここまで好投の中根投手を下げ、４年エース浦野投手が登板。 浦野投手は昨年もいい投球を見ています。 が、ここで、４年内山選手がヒットで出塁すると、４年河内選手が死球で続いてチャンスを続けます。 が…流石に浦野投手でした。なんとか切り抜けました。 …１−０という見事な投手戦スコアとなりました。狭い神宮第二球場で珍しいですねえ…。