2011年10月23日：都市対抗本戦・三菱重工名古屋vs住友金属鹿島（京セラ大阪ドーム）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
住友金属鹿島 1 2 0 0 0 2 0 0 0 5
三菱重工名古屋 0 0 0 1 0 0 0 3 0 3

STARTING MEMBER
住友金属鹿島 三菱重工名古屋
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 遊 福盛 1 中 山田晃
2 左 堀越 2 右 山田敬
3 右 高橋（日立製作所） 3 左 平手（Honda鈴鹿）
4 一 二村 4 指 新保
5 中 中倉 5 三 坂田（トヨタ自動車）
6 指 中村（日立製作所） 6 一 吉田
7 三 岩永 7 二 村田
8 捕 片葺 8 遊 馬場
9 二 小島 9 捕 植野
P 投 石田 P 投 菊地

PITCHERS
住友金属鹿島 ○石田→嶋田→大場（日立製作所）
三菱重工名古屋 ●菊地→水野→中根→岩崎（トヨタ自動車）

CHANGE
住友金属鹿島 堀越→渡部（８回裏左翼手）
片葺→日美（８回裏捕手）
三菱重工名古屋 馬場→三森（７回裏代走、その後遊撃手）
植野→藪花（７回裏代打）
山田敬→東（７回裏代打、その後右翼手）
藪花→西崎（８回表捕手）
三森→前田（８回裏代打、その後遊撃手）
西崎→千蔵（８回裏代打）
千蔵→石塚（８回裏代打）
石塚→佐藤（８回裏代走）
佐藤→安田（９回表捕手）

　２日目です。個人的メインは次の試合でしたが…終盤、展開が面白かったです。
　三菱重工名古屋の先発は、元プロの菊地投手。 １回表。福盛選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、 日立製作所から補強の高橋選手がヒットで続くと、二村選手が適時打。１点先制します。 続く２回表。小島選手と福盛選手が連続ヒットで一、三塁。 ここで堀越選手がスクイズ敢行。一塁をアウトにしている間に三塁走者がスタートを切り、セーフに。 更に一塁走者も三塁まで進塁します。ここは三塁走者を抑えておきたかった…。 更に高橋選手が適時打。あっという間に３点…。 三菱重工名古屋は水野投手にスイッチし、ここは流れを止めます。
　住友金属鹿島の先発は石田投手。…石田投手、一応故障明けだったような。 ４回裏。新保選手が死球で出塁すると、進塁打で進塁し、 村田選手の当たりはラッキーなポテンヒット。これが適時打となり、 三菱重工名古屋が１点返します。 なおも二盗に悪送球が絡み、三塁まで進塁してチャンスを作りますが、 ここは石田投手が踏ん張ります。
　次に試合が動いたのは６回表。三菱重工名古屋は、５回表の二死三塁のピンチの時から、 中根投手が登板しています。 小島選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、堀越選手が適時三塁打。 更に高橋選手が犠飛で、この回２点。 …高橋選手の補強選手としての活躍っぷりが素晴らしいです。
　で、三菱重工名古屋打線は、実は結構チャンスは作っていました。 ６回裏は一、三塁のチャンスでしたし、７回裏はなんと四球２つとヒットで満塁。 そのたびに石田投手がなんとか踏ん張っていました。 ところが、８回裏。 吉田選手が四球で出塁（そういえば日産自動車対決ですね）すると、村田選手がヒットで続きます。 ここで代打の前田選手が四球で続き、満塁。 代打千蔵選手が出てくるのを見て、石田投手を降板。左投手の嶋田投手が登板します。 が、ここで、三菱重工名古屋は石塚選手を代打の代打に。 それが大当たりで、２点適時打となります。 更に犠打で進塁したところで、住友金属鹿島は更に日立製作所から補強の大場投手が登板。 が、東選手がここで適時打。とうとう１点差です。 住友金属鹿島は、ここで捕手をベテランの日美捕手に交替。 そして、Honda鈴鹿から補強の平手選手の打席…ボールが抜けていきます。 が、平手選手はここで、「当たった」自己申告。 …当たっているって自己申告しなければ、ワイルドピッチで１点入ってましたよ…。 というわけでフェアな平手選手のお陰で、点は入らないけれど満塁に。 が…ここは大場投手が後続を抑えます。 うーん、フェアなお陰で１点差のまま…。
　９回表は、トヨタ自動車から補強選手の岩崎投手が登板して無失点に抑えますが、 ９回裏は四球と内野安打でチャンスを広げるも…後続が後を絶たれました。 三菱重工名古屋、惜しかったなあ。