2011年10月22日:都市対抗本戦・七十七銀行vs日本生命(京セラ大阪ドーム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本生命 0 1 0 3 0 0 1 0 2 7
七十七銀行 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3

STARTING MEMBER
日本生命 七十七銀行
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 亀山(大阪ガス) 1 佐藤勇
2 佐々木正 2 三浦
3 藤原(大阪ガス) 3 阿部博明(TDK)
4 多井 4 高橋
5 高橋 5 北川
6 岩下 6 古川
7 山本 7 目黒
8 田中勇 8 秋山
9 廣本 9 宇都
P 海田 P 阿部正(TDK)

PITCHERS
日本生命 ○海田→山脇→藤田→藤井→山田(大阪ガス)
七十七銀行 ●阿部正(TDK)→阿部博文→沖山(日本製紙石巻)

CHANGE
日本生命 田中勇→田中啓(6回裏三塁手)
藤原→有竹(9回表代打)
有竹→松本(9回裏右翼手。それに伴い佐々木正中堅手)
七十七銀行 佐藤勇→山崎(6回裏代打、その後中堅手)
北川→清野(6回裏代走、そのまま指名打者)
秋山→佐藤崇(6回裏代打)
佐藤崇→森(7回表捕手)
高橋→大野(8回裏代走)
大野→舟田(9回表三塁手)
宇都→門間(9回裏代打)
門間→前原(9回裏代走)

 この日の個人的メインイベント。とりあえず、 数日前のオープン戦を見ている身としては、 正直意外過ぎる展開でした。
 一番最初に見た時の七十七銀行の感想は「阿部姓多すぎる!」でした(苦笑)。 TDKからの補強選手が全員阿部姓なのがいけないのか。 七十七銀行の先発は、そのTDKからの補強選手・阿部正大投手。 阿部正大投手は3年前にTDK千曲川で見て以来。 あの時もそんなに悪い投球じゃなかった(でも6回3失点してたか…)けどなあ、と思いながら。 2回表。多井選手が二塁打で出塁すると、犠打で進塁し、 岩下選手の適時二塁打で先制。なんてスムーズに…。 その後の山本選手の打球もいい当たりでしたが、遊撃手がジャンピングキャッチのファインプレイ。 1点のみとします。
 が、更に4回表。大阪ガスからの補強・藤原選手の打球を… 中堅手と左翼手が譲り合う形で落としてしまいます。一応扱いは三塁打です。 ここで、高橋選手がフェンス直撃の適時二塁打。 更に、阿部正文投手の投球が少々逸れたのを見て、高橋選手が三塁を陥れます (ワイルドピッチにするには少々可哀想でした。高橋選手の脚が良かったです)。 ここで岩下選手が適時二塁打(フェンス直撃気味に見えました)。 ここで阿部正大投手はノックアウト、ルーキーの阿部博文投手 (TDKからの補強・阿部博明選手と3文字目まで名前が被るので、なんとフルネーム表示です)が登板。 が、流れを止めることができず、山本選手が適時三塁打。 …実は、全部外野の頭を越えている当たりなんですよね…。どうしたんだ日本生命打線。 その後の田中勇大選手の当たりもいい当たりでしたが、またもや遊撃手がダイビングキャッチ。 …実は遊撃手の宇都選手の前に打球が飛ぶと、ここまで全部アウトになっています。いい遊撃手だなあ。
 さて、日本生命の先発は海田投手。 2回のみ、ヒットと野選が絡んだこともあって満塁にしましたが、 それは投併で切り抜け、後は上手く打たせてとるピッチングでアウトの山を築きます。 が、流石にIBAFワールドカップから帰ってきて間もない状態で、体力がきつかったのかもしれません。 6回裏の一死後、三浦・阿部博明・高橋選手の3連続ヒットに、北川選手の適時打で1点。 ここで海田投手はお役御免。山脇投手が登板します。 ここで古川選手が三ゴロ…と思ったら、なんと三塁手がトンネル(!)三塁適時失策で一者生還です。 日本生命、すかさず田中勇大選手を懲罰交代、田中啓嗣選手が出てきます。 で、投手も藤田投手に交替。ところが、目黒選手は犠飛。これで1点差…。 そして日本生命、この回4度目の投手交代。 …藤井投手が出てきた…!個人的におろおろしながら見ていましたが、 代打佐藤崇史選手を、落ち着いて二ゴロに抑えました。…心臓に悪い…。
 とはいえ1点差、油断はできないなあと思っていた7回表。 田中啓嗣選手がヒットで出塁すると、廣本捕手がランエンドヒット敢行。 ここで、今までは名手っぷりを発揮していた宇都選手、送球を一塁手が少々ファンブル気味。 記録的には遊撃内野安打に。 犠打を挟んで、佐々木正詞選手が適時打。嬉しい援護点が入ります。
 その後、藤井投手は7回裏に1安打、8回裏に2安打(しかも無死から)されますが、 どちらも結局抑えて無失点。特に8回裏はとてつもなく心臓に悪かったのですが、 見逃し三振と外野フライ2つで締めました。落ち着いているんだかそうでないんだか…。 とりあえず、マウンドで投球時に帽子を落とす癖は、なんとかならないでしょうか(苦笑)。 全力で投げているのは良く分かるのですが…。 …まあ、そういうネタ系投手は好きですけども(あ)。
 さて、ピンチのあとはチャンスありなのか、9回表。 マウンドには、ここまでロングリリーフで試合を作ってきた阿部博文投手を交替し、 日本製紙石巻から補強の沖山投手が登板。ああ、 あのJABA東京スポニチ大会以来ですね…。 廣本捕手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、佐々木正詞選手が四球で続き、 多井選手が2点適時二塁打。これは大きな駄目押し点です。
 9回裏は大阪ガスから補強の山田投手が登板。 先頭打者に四球は出しましたが、直後に併殺で切り抜け、 結局三者凡退で試合終了。 やっと日本生命の勝った試合を見ました…(苦笑)。