2011年9月18日:東京六大学野球秋季リーグ・立教大学vs東京大学(神宮球場)
Team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R |
東京大学 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
立教大学 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 |
東京大学 | 立教大学 | ||||
打順 | 守備 | 名前 | 打順 | 守備 | 名前 |
1 | 右 | 永井 | 1 | 三 | 前田 |
2 | 二 | 内海 | 2 | 中 | 西藤 |
3 | 遊 | 岩崎修 | 3 | 遊 | 松本 |
4 | 左 | 高山 | 4 | 二 | 岡崎 |
5 | 捕 | 田中 | 5 | 右 | 那賀 |
6 | 一 | 舘 | 6 | 左 | 加藤 |
7 | 三 | 成瀬 | 7 | 一 | 岡部通 |
8 | 投 | 初馬 | 8 | 捕 | 山田 |
9 | 中 | 山越 | 9 | 投 | 岡部賢 |
東京大学 | ●初馬→鈴木 |
立教大学 | ○岡部賢→大澤 |
東京大学 |
初馬→笠原(7回表代打)
笠原→鈴木(7回裏投手) |
立教大学 |
岡部通→田中(8回裏代打)
田中→平原(9回表一塁手) 岡部賢→大澤(9回表投手) |
東京六大学秋期開幕。前季が2位だったために1週遅れ、
しかもvs東大。
…この時期に立教vs東大って、なんだか非常に違和感が(こら)。
そして1戦目ではなく2戦目に来ているのは、2戦目の先発が気になったから。
1戦目はきっちり立教が勝っています。
東大の先発は1年(!)初馬投手。 前カードで好投しているのはわかっていましたが、 3年香取投手を差し置いて出てきました。 勿論、香取投手にアクシデントかもしれませんが。 1回裏。3年西藤選手の打球を、一塁手がファンブルし(一失)出塁します。 西藤選手がすかさず二盗を決め、進塁打で三塁へ。 ここで4年主将岡崎選手が綺麗に打球をひっぱたくようなヒット。 適時打で立教が1点先制します。 更に3回裏。3年前田選手が二塁打で出塁すると、犠打で進塁します。 ここで3年松本選手は右飛を放ちますが、前田選手がいまいち足が遅そう (記録によると50m6.2らしいのですが、非常に遅く感じます)なので自重。 そうしたら、右翼手の3年永井選手がものすごい返球をバックホームしてました。 タッチアップしても、明らかに本塁で刺されてましたね。 球場もこれでざわめいてました。 東大らしからぬ、と言うのも失礼ですが、 正直今の東京六大学全体でトップの強肩外野手なんじゃないでしょうか。 …3年前の早大松本選手並、と言ったら言い過ぎかなあ。 でも、そのくらい言ってもいい気がするレベルです。 それはともかく、3回裏の攻撃の続きですが、 岡崎選手が敬遠気味の四球で歩かされた後、 4年那賀選手が三遊間を抜きそうな当たり。 遊撃手がなんとか追いつきましたが投げられず、適時内野安打となります。 これで立教が2点目。 さて、ここまで効率よく、立教が点数を重ねてきたように見えますが。 実はこの日の攻撃はいまいち…。 2回裏に、無死で四球で走者が出たのに、 1年岡部通織選手が小フライを上げてしまい、 二塁手がわざとワンバウンド捕球して併殺にしたり。 4回裏に無死で岡部通織選手がヒットで出塁したのに、 3年山田捕手が犠打ができず (実は打たせた方がうまいんじゃ?と思うぐらい犠打が苦手そう) 結局バスターしたら二飛で凡退したり、 更に前田選手のヒットで二塁から本塁を狙ったら、 見事に永井選手のレーザービームで本塁アウトだったり(3回は自重したのに…)。 5回裏は3年松本選手が二塁打で出塁したら、いきなり牽制死。 初馬投手も落ち着いて投げてはいたんですが、 立教がここまでやらかしちゃうとなあ…。 一方、立教先発は3年岡部賢也投手。 2回表にヒット連打くらいながらも抑えたりしましたが、 まあ序盤は落ち着いていました。 …というか、抑えて投げている感。 後日報道によると、制球重視で投げていたようです。 まあ、抑えて投げていても、142km/hとか普通に出てはいましたけどね。 が、5回表。3年舘選手が三塁打で無死から出塁します。 次の打者は三ゴロで、バックホーム自重。 そして初馬投手の打席。3ボール1ストライクから…スクイズ敢行、もファール。 が、直後に初馬投手は四球。 更に4年山越選手が初球スクイズ!…も、やっぱりファール。 正直、この辺りのスクイズ失敗が、かなり立教を楽にしています。 が、ここで初馬投手がなんと二盗。 山田捕手、二塁へ送球してしまいましたが、 幸い三塁走者は動かず。 ここは正直、二塁へ送球してはいけなかった場面でした。 他チーム相手だったら、たぶん本塁ダブルスチールされていたでしょう。 幸い、山越選手を空振り三振にとり、次の永井選手を左中間の打球を、 中堅手がスライディングキャッチして、 なんとか無失点に抑えました。 …よく抑えられたなあ、と書いていて改めて思います。 東大は、7回から2年鈴木投手が登板。 危なげなく抑えていきます。 一方、岡部賢也投手も6回以降はまずまず(7回無死でヒットで走者出しましたが、 落ち着いてその後抑えました)で、 8回まで投げます。 ちなみに8回辺りから、全力で投げる方式にギアチェンジしたように思います。 さて、9回表。ちょっとしたアクシデントが。 一死後、4年高山選手の打球が、投手直撃の強襲ヒットになります。 岡部賢也投手はそれほど痛がっていない様子でしたが、 監督が慌ててストップかけにきました。 ベンチに引き連れて帰り、ここで1年大澤投手にスイッチ。 大澤投手は若干制球がばらついていて、四球を1つ出しましたが、 その後は落ち着いて抑えました。 最後にアクシデントでひやりとしましたが、 まあなんとか立教勝利。 個人的には、岡部賢也投手が勝てたのはやっぱり嬉しいです。 アクシデントも心配なさそうでしたし。 |