2011年6月24日:セリーグ公式戦・ヤクルトvs横浜(神宮球場)

 丁度、交流戦が終わってリーグ再開の日。 この日平日の仕事帰りに行ったのは、このカード3連戦で出ていた「Your Swallows」が欲しかったのと (この時点で土日の天候予報がイマイチでした。まあ、結局天気予報が良くなったのですが)、 ヤクルト館山投手が先発だったから、でした。
 たどりついた時は6回裏開始時、0−0の引き分け。 館山投手と、「内容はいいのに勝ち星がもらえない」横浜高崎投手の対戦、 予想範囲内でした。
 試合が動いたのは8回表。 渡辺直人選手がヒットで出塁し、吉村選手がここで適時二塁打。 貴重な1点を追加します。 8回裏、高崎投手に代打が出ていたので牛田投手に交替しましたが、 こちらが1回パーフェクト。ちょっと打てる気しなかったです。
 このまま「館山投手が8回1失点、好投しながらも敗戦」を予想していたのですが。 9回裏。登板した3番手、山口投手が、先頭打者のバレンティン選手に四球。 ここで代走三輪選手を出します。 宮本選手が美し過ぎる犠打(正直、これで入場料の元はとったと思いました笑)を決めて二塁へ進塁し、 ここで代打ユウイチ選手。その当たりは、一・二塁間を抜けそうなヒット性。 これを二塁手・渡辺直人選手が必死に止めたのです。が、体勢が崩れていました。 そして三輪選手が、なんとノーブレーキで三塁回って本塁突進、そして見事な本塁生還。 記録としては同点適時内野安打となりますが…正直、鳥肌が立つようなプレーでした。 後日のニュースによると、どうやら三塁コーチャーボックスに入っていた城石コーチ判断だったようですが、 それにしてもよく三輪選手は走りましたし、城石コーチもいい判断でした。 なおもユウイチ選手の代走・野口選手が二盗を決め、更にワイルドピッチで三塁まで進みますが、 惜しくも後続から当たりは出ず。延長戦に。
 で、10回表にヤクルトは林投手をつぎ込んで(まだ3時間半には程遠い時間でした) シャットアウトすると、10回裏。山口投手が続投しており、さくさくと二死無塁。 …まさかここで、ホワイトセル選手の特大アーチが炸裂するとは…! こんな絵にかいたようなサヨナラ勝利。 ヤクルトファンのこちらは嬉しかったですが、高崎投手はちょっと可哀想でした。
 なお、お立ち台はホワイトセル選手だったのですが、 この当時に「まいまいく」に凝っていたつば九郎が差し出したマイクは、泡立て器でした。 …ビジョンに映るホワイトセル選手に向けられた泡立て器。なんてシュール。