2011年4月24日:福岡六大学野球春季リーグ・九州工業大学vs福岡工業大学(福岡工業大学野球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
福岡工業大学 0 3 0 3 1 0 0 1 0 8
九州大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

STARTING MEMBER
福岡工業大学 九州工業大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 守部 1 岡本
2 薬師 2 松本
3 3 岩井
4 松本 4 植木
5 木津 5 梅本
6 もくめ 6 下沢
7 黒水 7 村沢
8 椎屋 8 御供伝
9 松藤 9 川本
P 矢野公 P 石井

PITCHERS
福岡工業大学 ○矢野公
九州工業大学 ●石井→津々見

CHANGE
福岡工業大学 松尾→八児(4回表代打、その後一塁手)
守部→甲斐(5回表代打、そのまま指名打者)
松藤→吉良(8回表代打)
吉良→大塚(8回裏遊撃手)
薬師→砥綿(8回裏三塁手)
九州工業大学 川本→野口(6回表左翼手)
梅本→柳本(9回裏代走)

 福岡六大学2日目。やはり寒い日でした。 着いたら第一試合・日本経済大vs九州共立大の最終回で、 たまたま九州共立大・川満投手を見たのですが、 なんというか…長身左腕って感じでした。制球力的な意味でも。
 試合開始前、スタメンを聞いてびっくり。 何故か福岡工業大・2年矢野公嗣投手、 先発連投です。 実は昨日も気になってはいたのです。福岡工業大の1番手先発は4年小田川投手じゃないのかと。 どうやらこの週、小田川投手は故障を抱えていたようです(次カードでは無事に登板していて、なによりでしたが)。 その他、福岡工業大は打順や四番打者をいじっています。 リーグ2週目という状況ですし、色々試しているんでしょう。 感心していたら、九州工業大学が試合開始前の守備練習中に、 三塁から本塁へ送球して、ノックをしているコーチにぶつけるというハプニングが(笑)。 爆笑の中、即座に「(コーチに)いいリアクションです!」という声がかかっていました(苦笑)。 たぶん、他の強豪チームではおおっぴらに笑えないでしょうね。守備ミスですし。 おおらかでいいです。
 九州工業大先発は4年石井投手。 実は九州工業大の試合は、福岡六大学に来るたびに見ているので、 石井投手は普通にお馴染みでした。 …恐らく、これが最後の観戦になると思うと、ちょっと寂しいですね。 個人的には好みの変速投手ですし。 そんな個人の感傷とは別に、2回表。 3年木津選手・3年もくめ選手が連続ヒットで、 更に1年黒水選手が2点適時打。 更に4年椎屋捕手がヒットで続き、 一塁走者のみの進塁打で二、三塁とすると、 4年守部選手が犠飛。この回、3点先制です。
 更に4回表。3年松藤選手がヒットで出塁すると、守部選手の投ゴロを投手が悪送球でオールセーフ。 2年薬師選手に四球を与え、4年扇選手に2点適時打。 さらに前打席から代打で出場の3年八児選手が四球で出塁すると、 木津選手が犠飛。この回、3点追加です。
 更に5回表。ここから九州工業大は4年津々見投手に交代します。 椎屋捕手が左フェンス直撃の二塁打を放つと、 犠打で進塁します。 ここで代打3年甲斐選手の打球を一塁手が捕球しきれず、適時打になります。
 更に8回表。そのまま出場していた甲斐選手の打球がイレギュラーして、二塁手がファンブル。 そこに薬師選手と扇選手が連続ヒット。 扇選手の二塁打が適時打になります。これで8点目。
 大量援護をもらった矢野公嗣投手ですが、 危なかったのは4回裏だけでした。 その4回裏も、3年松本選手と4年岩井選手の連続ヒットだったのですが、 その後の3年植木捕手の打球が二塁方向の小フライで、 遊撃手が落としていたらしく、そのまま二塁を踏んでアウトにし、 更に二塁走者を二・三塁間で挟殺。 わざと落としたのでしょうね。頭脳的プレーでした。 で…結局完封勝利してしまいました。 九州工業大側から見ると微妙な結果ですね…。