2011年4月23日:福岡六大学野球春季リーグ・福岡工業大学vs九州工業大学(福岡工業大学野球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
九州工業大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
福岡工業大学 1 1 0 0 1 0 0 5 X 8

STARTING MEMBER
九州工業大学 福岡工業大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 岡本 1 黒水
2 松本 2
3 岩井 3 薬師
4 植木 4 緒方
5 諸岡 5 木津
6 梅本 6 もくめ
7 下沢 7 守部
8 御供伝 8 椎屋
9 川本 9 松藤
P 吉波 P 矢野公

PITCHERS
九州工業大学 ●吉浪→小林→中川
福岡工業大学 ○矢野公

CHANGE
福岡工業大学 緒方→松尾(6回裏代打、その後一塁手)
松尾→八児(8回裏代打、その後一塁手)
守部→吉良(8回裏代打、そのまま指名打者)
扇→砥綿(9回表二塁手)

 福岡六大学に来ました。一番の目当ては卒業しているのに(苦笑)。 しかも見に来ているのは福岡工業大。 …好きなんですよね、このチームの雰囲気。 この週は九州共立大と日本経済大の試合もあったのですが、 実はこの週は天候がいまいちで寒く、観戦を放棄しました。 今季優勝チームなのにね、九州共立大。
 九州工業大の先発は3年吉波投手。 1回裏。1年黒水選手の打球は遊ゴロだったのですが、一塁手が遊撃手の送球を捕り切れませんでした。 失策出塁となり、更に二盗と犠打で三塁へ。 ここで2年薬師選手の一ゴロで三塁走者が生還し、福岡工業大がノーヒットで1点先制です。
 2回裏は、3年木津選手のヒットと3年もくめ選手の適時二塁打で2点目。 5回裏は4年守部選手に死球、4年椎屋捕手に四球・4年扇選手に死球とノーヒットで満塁になり、 薬師選手の適時打で3点目が入ります。 ただ、それ以外は普通に抑えていて、吉浪投手は健闘と言っていいと思います。
 が、8回裏はとうとう疲れたようで。 扇選手がヒットで出塁すると、犠打で進塁し、 代打(福岡工業大は何故か四番打者に代打を出します)3年八児選手が適時打。 更に、木津選手が適時二塁打。これで5点目となり、 吉浪投手はノックアウト。 3年小林投手が登板します。 ここで不運にも、もくめ選手の当たりが投手直撃。 あまり痛そうではなかったですが、ボール処理にもたついている間にオールセーフ。 打球が当たったこともあり、九州工業大は3年中川投手に交代します。 代打3年吉良選手にストレート四球を与えた後、 椎屋捕手の当たりは三ゴロ。 三塁走者が走っていたので三塁手が本塁へボールを送球…したら、 捕手が弾いてしまいます。 それが走者に当たり、とんでもない方に転がっている間に二者生還。あーあー…。 更に3年松藤選手が犠飛で1点追加。 結局この回は5点追加となりました。
 福岡工業大・2年矢野公嗣投手は、たまにピンチは背負いましたが、 結局得点は与えることなく、完封勝利。
 福岡工業大は例年通り(?)愉快なチームでしたが、 九州工業大も結構明るく楽しくプレーするチームだというのはこの日判明しました。 だいたい九州産業大との試合を観戦することが多くて、 いつもは動員するブラバンに声が消されてしまっているんですよね。 実は9回表に、3年下沢選手がイレギュラーな打球を放ち、 遊撃手がファンブルしてセーフになった時があったのですが、 九州工業大ベンチが(恐らくは打率のことを考えて) 判断される前に「ヒットにしてー!」と騒いでることもありましたし。 結局は遊撃失策判定で、残念そうな声も挙がっていました。