2010年8月26日:オープン戦・早稲田大学vs國學院大学(早稲田大学東伏見グラウンド)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
國學院大学 0 2 1 0 0 0 5 0 0 8
早稲田大学 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

STARTING MEMBER
國學院大学 早稲田大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 澤田 1 川西
2 田渕 2 松永
3 渡邉貴 3 土生
4 庄司 4 山田敏
5 谷内 5 宇高
6 畠山 6 杉山
7 山崎俊 7 松本
8 中澤 8 白川
9 柚木 9 大野大
P 高木 P 斎藤佑

PITCHERS
國學院大学 ○高木→水落→鷲尾
早稲田大学 ●斎藤佑

CHANGE
國學院大学 山崎俊→橋本(7回表代走、そのまま指名打者)
畠山→斉田(8回表左翼手)
早稲田大学 白川→徳井(5回裏代打)
徳井→市丸(6回表捕手)
川西→江塚(7回裏代打)
江塚→佐々木(8回表中堅手)
松本→渡邊侑(9回裏代打)
市丸→高橋直(9回裏代打)
佐々木→櫻庭(9回裏代打)

HOMERAN
國學院大学 山崎俊(2回表2ラン、斎藤佑) 庄司(7回表満塁、斎藤佑)

 たまたま代休(というか夏休み)取得できたので、じゃあ國學院のオープン戦に… あれ?これ春季も言ったような。 ただ、今回、実は全く意識せずに休みを決めたら、たまたま早大対國學院でした。 なんて都合のいい。というわけで東伏見です。 國學院は4年主体のスタメンという、なんとも個人的ツボなスタメンです。
 早大先発は4年主将斎藤佑樹投手。 あ、先日の世界大学選手権のメンバー対決ですね。 1回表、早速四球で出した4年田渕選手を非常に巧い牽制で刺したり、 まあ相変わらずです。 が、2回表。2年谷内選手がヒットで出ると、 4年畠山「選手」(この日は左翼手でした。でもまだ投手もやってるようです笑)が四球で続きます。 が、畠山選手はまたも斎藤佑樹投手の牽制が冴え、牽制死。 がっくりきたところに、3年山崎俊選手がガツンと2ラン。 國學院がド派手に先制です。
 更に3回表。4年澤田選手がヒットで出塁すると、進塁打を挟んで、 4年主将渡邉貴美男選手が流石の適時打。0−3とします。
 國學院先発は3年高木投手。東伏見ではいつも高木投手に当たっています。 1回裏はヒット2本でばたばたしましたが、早大側の攻撃もいまひとつで (4年松永選手が犠打の構えからバスターだったのですが、これが投併)、無失点。 2回裏は珍しく渡邉貴美男選手が失策しましたが、 その後は谷内選手のファインプレーもあって見事に切り抜けます。 が、流石に4回裏。4年山田敏貴選手が粘った末にヒットで出塁すると、 4年宇高選手もヒットで続きます。ここで一、三塁。 次の2年杉山捕手の右飛はやや浅くタッチアップできなかったものの、 3年松本選手が適時打。これで1点早大が返します。 が、ここから中盤は膠着状態になります。
 再び試合が動いたのは、7回表。 山崎俊選手がヒットで出塁すると、代走に1年橋本選手が出ます。 4年中澤選手がなんとかスリーバント敢行で進塁させると、 ここで4年柚木捕手がポテン気味のヒット。橋本選手の脚が本当に早く、 一気に本塁へ。適時打をプレゼントしてくれます。 ここで澤田選手がヒットで続き、一、二塁。 ここで渡邉貴美男選手は打席でシャウトして気合入りまくりでした…が、四球。 ともあれ満塁になります。 ここで3年庄司選手…なんと、グランドスラム一発。 びっくりの大量援護です。…リーグにとっておいてほしいぐらいの攻撃でした(苦笑)。
 さて、斎藤佑樹投手、実はこの日9回まで投げ切ってしまいます。 正直、こんな点差でしたし、完投させたのがびっくりでした。 2日後に東京六大学オールスターもありましたし (そちらでは結局登板しませんでした。当たり前ですが)。 味方の反撃を待ちましたが…高木投手が7回1失点で切り抜け、 8回裏は3年水落投手が登板しましたが… なんとも微妙なコントロールながらも、1回1四球無失点で切り抜け、 9回裏は3年鷲尾投手が1被安打無失点で抑えます。 國學院は見事な勝利でした。
 そして國學院ですが、渡邉貴美男選手がうるさいのはいつものこととしても、 なんだかチームが完全に感化されたようで、まあ賑やかで元気でした。 ちょっとこのチームを見ているの、楽しいです。