2010年8月7日:世界大学選手権3位決定戦・日本vs韓国(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本 2 1 0 6 0 0 0 0 X 9

STARTING MEMBER
韓国 日本
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 コ・ジョンウク 1 伊志嶺(東海大)
2 シン・ポンギ 2 渡邉(國學院大)
3 ソ・サンウ 3 鈴木(東洋大)
4 キム・ヨンホ 4 伊藤(慶應義塾大)
5 イ・テギュン 5 井上(中央大)
6 ユン・ヨウン 6 長谷川(近畿大)
7 イ・ジヌク 7 伏見(東海大)
8 コ・ヨンウ 8 岡崎(立教大)
9 チョン・ヨンテ 9 小池(青山学院大)
P ナ・ソンボン P 藤岡(東洋大)

PITCHERS
韓国 ●ナ・ソンボン→ユン・ミョンジュン→ノ・ソンホ→イム・チヨン
日本 ○藤岡→野村(明治大)→中後(近畿大)→加賀美(法政大)→大石(早稲田大)

CHANGE
韓国 ソ・サンウ→ク・ボヌク(7回表代打、そのまま指名打者)
チョン・ヨンテ→パク・ジョンウム(9回表代打)
シン・ボンギ→パク・テギュン(9回表代打)
日本 岡崎→阿部(東北福祉大)(5回表遊撃手。それに伴い渡邉二塁手)
井上→荒木(明治大)(5回表一塁手)
長谷川→多木(法政大)(6回裏代走、その後一塁手。それに伴い荒木左翼手)
伏見→松本(立教大)(6回裏代打、そのまま指名打者)

HOMERAN
日本 伊藤(1回裏2ラン、ナ・ソンボン)

 世界大学野球選手権最終日。3位決定戦。 これで「日本代表」の國學院・渡邉選手も、最後。 …しかし、まさか本職の「遊撃手」スタメンで見られるとは! なんだか感無量。
 韓国の先発はナ・ソンボン投手。 1回裏。東洋・鈴木選手がヒットを放つと、慶大・伊藤選手がなんといきなり本塁打。 …そういえば、1戦目でナ・ソンボン投手からは本塁打してたっけ。 というわけで、いきなり日本が2点先制。
 更に2回裏。この日スタメンの立教・岡崎選手がヒットで出塁すると、 進塁打を挟み、東海大・伊志嶺選手が適時打。これで1点追加。 韓国はここで先発を諦め、第1戦で先発したユン・ミョンジュン投手が登板します。
 が、4回裏。この日指名打者でスタメン(なのでちょっとヒヤヒヤしました。 青学・小池捕手にアクシデントがあったらちょっとやばかったです)の東海大・伏見捕手がヒットで出塁。 犠打で進塁し、小池捕手が死球で続いて、ここで渡邉選手が適時打! これは本当に嬉しかったです。しかも本塁への送球間に二塁を陥れましたし。 更に鈴木選手も2点適時二塁打。 これで伊藤選手に2つボールを与えたところで、ノ・ソンホ投手に交代。 が、結局伊藤選手には四球。更に中大・井上選手に死球。 ここで、近大・長谷川選手が走者一掃の3点適時二塁打。 結局、伏見捕手に四球を与えてから、イム・チヨン投手に交代し、 それでやっと終了しましたが…この時点で9−0…。
 その後、打線は得点を奪うまではいかなくなったのですが (ヒットは結構打っていました)、 先発の東洋・藤岡投手が、さっぱり打たれる気がしない投球を披露。 5回表にようやく初ヒットを打たれたぐらいでしたので…。 そしてその後、明大・野村投手と近大・中後投手が1イニングづつパーフェクトピッチング。 法大・加賀美投手はヒット2本打たれて少々ピンチでしたが切り抜け、 早大・大石投手はようやく今大会初ヒットを打たれるものの、点数はやりませんでした。 コールドではなかったですが、完勝でしょう。
 大会最後の渡邉選手は、4打数1安打1打点1得点1犠打。 そして最後まで、「ソウルシャウト」は響いたのでした。