2010年8月1日:世界大学選手権予選リーグ・日本vsキューバ(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
キューバ 3 0 1 0 3 2 1 2 0 12
日本 0 4 0 0 0 0 0 0 3 7

STARTING MEMBER
キューバ 日本
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 マルティン 1 鈴木(東洋大)
2 セルセ 2 渡邉(國學院大)
3 オリベラ 3 伊志嶺(東海大)
4 A・デスパイネ 4 伊藤(慶應義塾大)
5 セスペデス 5 多木(法政大)
6 アブレウ 6 長谷川(近畿大)
7 ディアス 7 松本(立教大)
8 モレホン 8 小池(青山学院大)
9 ボロト 9 阿部(東北福祉大)
P ヒメネス P 藤岡(東洋大)

PITCHERS
キューバ ヒメネス→サンチェス→イノホサ→ゴンザレス
日本 藤岡→●加賀美(法政大)→乾(東洋大)→中後(近畿大)→菅野(東洋大)

CHANGE
日本 渡邉→岡崎(負傷退場、7回表二塁手)
小池→伏見(8回表捕手)

HOMERAN
キューバ オリベラ2ラン(1回表2ラン、藤岡) セスペデスソロ(1回表ソロ、藤岡) ディアス(7回表ソロ、菅野) アブレウ(8回表2ラン、菅野)
日本 鈴木(2回表3ラン、ヒメネス)

 予選リーグ最終戦。…正直、レポートしたくないぐらい嫌な試合でしたが、 その記憶を残しておくためにも記述しておきます。 対戦相手のキューバは、WBCでのメンバーが6選手ほどいるらしく、 正直大学生って言っていいのかわかりません。 年齢も結構いってますし。
 1回表。日本先発は東洋・藤岡投手。 マルティン選手が死球で出塁すると、進塁打で…一気に三塁まで進塁します。 脚、かなり速いです。 ここでオリベラ選手、そしてセスペデス選手が連続本塁打。 日本はいきなり出鼻をくじかれます。
 が、2回裏。キューバ先発はヒメネス投手。 近大・長谷川選手と青学・小池捕手がヒットで一、三塁。 ここで東北福祉大・阿部選手が適時打。 更に…こんなところで出た、東洋・鈴木選手3ラン。 なんとびっくり、逆転です。 正直、ヒメネス投手があまり凄い投手には見えませんでした。 ここでキューバはサンチェス投手に交代。 失点を防ぎます。
 が、3回表。オリベラ選手が内野安打の上に、二塁手の悪送球で、 一気に三塁へ。 悪送球をやらかしたのは國學院・渡邉選手だったのですが、 ぎりぎりで刺しにいった結果だと思います。 ここでセスペデス選手が適時二塁打。同点です。 更に挟殺プレーで走者が入れ替わった後、 ディアス選手のヒットで一気に本塁を狙いますが、 これは少々暴走気味、長谷川選手がストライク送球で本塁でアウトに。
 日本がサンチェス投手から打てないでいる間に、5回表。 ここで、藤岡投手は降板し、法大・加賀美投手が登板します。 が、セルセ選手とオリベラ選手に連続ヒット、 A・デスパイネ選手に四球。 なんと無死満塁で降板、東洋・乾投手にスイッチ。 これはちょっと…。 ここで四番でこの日も当たっていたセスペデス選手は三振にとるものの、 アブレウ選手はなんと死球。 …足元に当たったのですが、なんか足出してたような。 これで押し出しで、キューバが勝ち越し。 更にディアス選手が2点適時打を放ちます。 が、幸いに三塁に向かっていた走者はアウト。 外野からの返球にカットプレーに入っていた渡邉選手、 本塁は間に合わないと思って三塁を刺しにいったようです。 これで4ー7。
 さて、私がこの試合で一番キレた場面です。6回表。 続投した乾投手(続投させた意味も不明でしたが。 意外とカーブが有効だったからでしょうか)、 ボロト選手・マルティン選手に連続ヒット。 ここで近大・中後投手に交代します。 犠打で進塁した後、オリベラ選手に死球を与え (内角攻めでしたが、キューバは避けませんねえ) A・デスパイネ選手が適時打。 更にセスペデス選手の犠飛で、この回2点追加。 まあ、失点したまではいいのですが…実はこの適時打の場面で、 二塁走者(オリベラ選手だったと思います)が少々オーバーランしていまして、 外野からの返球は二塁上にいた渡邉選手に返ってきていました。 二塁走者、ここでスライディングで帰塁。 渡邉選手がスパイクされます。 正直、通常に走ればセーフになる状況でした。 間違いなく故意のスパイクです。 私が軽くぶちぎれたのは言うまでもないでしょう。 結局この回は守りきりましたが、そのままベンチからも「あの声」が消えてしまいました。 病院へ直行し、全治10日の怪我だったようです。
 サンチェス投手にも不正投球の疑惑がありましたが、 世界大会で勝敗が大事で、ラフプレーもルールぎりぎりのプレーも当たり前だ、 そんなの嫌がるのは甘ちゃんだ、これが世界のベースボールだ、 そう言う方もいらっしゃるでしょうが、 もしそうであるなら、私は日本の「野球」を愛します。 五輪の種目になる必要も感じません。 キューバは生活もかかっているのでしょうが、 だからと言って相手に怪我させてもいい道理はないはずです。 クロスプレーで怪我するならともかく、明らかに選手潰しのためでしたし。 お金もらうためには暴力振るってもいいというのと一緒です。
 キューバは、7回から登板した東海大・菅野投手から、7回にディアス選手がソロ、 8回にセスペデス選手のヒットの後のアブレウ選手が2ランで3点を追加します。
 ただし、9回裏。このままで終われなかった日本の意地か、 キューバが最後に集中力を切らしたのか。 鈴木選手が二塁打で出塁すると、進塁打で三塁へ進み、 東海大・伊志嶺選手の三ゴロを三塁手がファンブルし、 適時失策で1点。 更に慶大・伊藤選手がヒット、 法大・多木選手のヒットで伊志嶺選手が快足飛ばして本塁生還し適時打に。 更に長谷川選手が適時打。 3点反撃してみました。 ただ、惜しむらくは、7回裏の3四球で点数が入らなかったことですね。 キューバは打線は凄かったですが、投手は正直そうでもなかったです。 サンチェス投手はムービングボールで打てなかった感じでした。
 ちなみに、渡邉選手がいなくなった後は雰囲気が変わった、 とどこかで書かれましたが、鈴木選手や、 渡邉選手と途中交代で出てきた立教・岡崎選手一生懸命声出してたのが印象に残っています。 まあ、それでも、渡邉選手は病院で縫合してもらって、 1日だけ別メニューで練習しただけで戻ってきたのですが。 てっきり、その後はベンチで声出しマスコットとなるのかと思っていましたよ。