2010年7月10日：イースタンリーグ公式戦・ロッテvs湘南（ロッテ浦和球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
湘南 3 0 0 0 0 3 0 0 0 6
ロッテ 3 0 3 1 0 1 0 1 X 9

STARTING MEMBER
湘南 ロッテ
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中 松本 1 左 角中
2 遊 稲田 2 二 渡辺正
3 二 北 3 一 青野
4 指 カスティーヨ 4 遊 細谷
5 右 下窪 5 指 金沢
6 三 内藤 6 捕 斉藤
7 捕 黒羽根 7 右 定岡
8 一 高森 8 三 翔太
9 左 桑原義 9 中 清田
P 投 安斉 P 投 那須野

PITCHERS
湘南 ●安斉→松山→弥太郎→高宮→桑原謙→木塚
ロッテ ○那須野→根本→林→松本

CHANGE
湘南 黒羽根→細山田（５回裏捕手）
下窪→森笠（８回表代打、その後右翼手）
ロッテ 清田→ムニス（７回表中堅手）

HOMERAN
湘南 北（６回表ソロ、那須野）

　ロッテ浦和といえば、昨年湘南松本選手の見事なトンネルを見た球場…。 しかもほぼ丁度１年前でした…。微妙なトラウマ。
　ロッテ先発は那須野投手。ちなみに捕手も斉藤捕手なので、 湘南の紅白戦みたいです。 松本選手がヒットで出塁すると、稲田選手もヒット。 が…ここで左翼手が打球処理ミス。 スタートを切っていた松本選手が一気に本塁生還、稲田選手も三塁へ。 ちなみに記録は、稲田選手の三塁打だそうです。微妙な。 更に北選手が適時打。そしてカスティーヨ選手の強い当たりを、遊撃手が弾いてしまいます。 ここで犠打を挟み、内藤選手が犠飛。 １回表にいきなり３点。
　湘南先発は安斉投手。１回裏、渡辺正人選手がヒット、すかさず二盗。 青野選手が四球で続くと、細谷選手が適時打。 金沢捕手（この日は指名打者）も四球で続き、定岡選手が２点適時打。 あっという間に同点です。
　３回裏。細谷選手が二塁打で出塁すると、 金沢捕手がポテンヒット、しかもこれを左翼手が後逸。 二塁走者が本塁生還します。 …後逸したのは湘南桑原義行選手だったので、こっそりへこみました。 何故か失策はついてないんですけどね。 更に斉藤捕手がヒットで一、三塁。 ここで捕手が一塁へ牽制…したら悪送球。三塁走者が本塁生還します。 更に進塁打を挟んで、翔太選手が犠飛で１点追加。合計３点追加に。
　更に４回裏。角中選手が四球で出塁して二盗を決め、 更に渡辺正人選手も四球。青野選手がヒットで続いて、 金沢捕手が深い中犠飛。これでロッテが１点追加。 が、一塁走者がタッチアップしたら、 二塁走者がタッチアップしていない状況。 一塁に慌てて戻りますが、アウトに。 …贔屓目かもしれないんですが、この時、松本選手の遊撃手への返球が非常に良く、 二塁走者はタッチアップが不可能だったようです。
　６回表。ここまで那須野選手はヒットを打たれながらも、初回の３失点のみだったのですが、 北選手がソロ一発。 更に下窪選手の打球を遊撃手が弾いて失策出塁し、 内藤選手が適時二塁打。 更に、高森選手の打球は平凡な左飛…だったのですが、 なんと左翼手が落球。二塁走者が生還します。 …正式記録では失策になっていないのが不思議すぎます この日の失策記録はちょっと甘め。 ともあれ、これで１点差まで追いつきます。
　が、６回裏。湘南投手は３人目高宮投手。 角中選手の当たりを二塁手が弾いて出塁。 渡辺正人選手がヒットで続いて、一、三塁。 ここで湘南は桑原謙太朗投手にスイッチしますが、 青野選手が適時打。折角縮めた点差がまた広がります。
　更に８回裏。湘南投手は７回裏から５人目木塚投手。 角中選手が二塁打で出塁します。 角中選手は（記録にはなりませんでしたが）守備でやらかしているので、 打撃で取り返しているのかもしれません。 更に渡辺正人選手がヒットで続き、 青野選手の三併崩れで三塁走者が生還。決定的な１点が入ります。
　ロッテは６回で那須野投手が降板した後、根本−林−松本投手と、 全く危なげない投手リレーを展開。 湘南は反撃の糸口すら掴めない状態でした。
　湘南投手で唯一良かったのは、２番手弥太郎投手でした。 そういえば、湘南で弥太郎投手を見るのは初めてだったかも。 ちょっと嬉しかったです。 また、お互い拙攻ならぬ拙守戦でしたが、渡辺正人選手の守備は安定していました。 ６回表、細山田捕手の抜けそうなライナー性の当たりを、見事に追い付いて捕球したのはナイス。
　松本選手は上記のと、５回表にヒット。 後者はバットを軽く合わせたんですが、非常に巧い当たりでした。 ２回表に、一死二塁で１本出なかったのと、その後の盗塁死は残念でした。 なお、守備はかなりきびきびしてましたので、 微妙なトラウマは少しは解消できたかな、と。