2009年10月17日:東京六大学野球秋季リーグ・法政大学vs早稲田大学(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
早稲田大学 0 0 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 3
法政大学 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3

STARTING MEMBER
早稲田大学 法政大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 小島宏 1 多木
2 松永 2 和泉
3 土生 3 今井
4 山田敏 4 松本雅
5 杉山 5 加治屋
6 6 亀田
7 後藤 7 石川
8 宇高 8 廣本
9 斎藤佑 9 三上

PITCHERS
早稲田大学 斎藤佑→大石
法政大学 三上→武内→三嶋→西

CHANGE
早稲田大学 斎藤佑→大石(7回裏投手)
山田敏→佐々木(10回裏左翼手)
佐々木→川西(12回表代打、その後左翼手)
法政大学 加治屋→亀谷(4回表右翼手。それに伴い和泉左翼手)
三上→武内(4回表投手)
武内→佐々木(7回裏代打、その後一塁手。それに伴い石川捕手)
亀谷→喜多(7回裏代走、その後中堅手)
廣本→成田(8回表右翼手)
今井→三嶋(8回表投手)
亀田→難波(8回表三塁手)
成田→大八木(8回裏代打)
大八木→松本哲(9回表右翼手)
三嶋→西(11回表投手)
西→中尾(12回裏代打)
難波→藤田卓(12回裏代打)

 法大の「執念の」引き分けでした。
 法大先発は2年三上投手。3回表。 3年斎藤佑樹投手がヒット(!)で出塁すると、 進塁打を挟んで、3年松永選手が適時二塁打。 早大が1点先制します。
 更に4回表。またもや斎藤佑樹投手がヒットで出塁すると、 4年小島宏輝選手が二塁打で続きます。 ここで松永選手が2点適時打。 …3回表に点数が入ったのと、 ほぼシチュエーションが一緒の気もしますが。 ともあれ、これで早大が3点リード。 松永選手が二盗したところで、 法大は三上投手を諦め、 4年武内投手を登板させて、 四球を出しつつも、なんとか抑えていきます。
 法大は、早大先発斎藤佑樹投手相手に、 あと1本が出ない状態。 が、7回裏。3年廣本捕手が、三塁強襲内野安打で出塁します。 ここで「斎藤佑樹投手キラー」(通算で相性がいいです) 代打3年佐々木選手が適時二塁打。 更に、1年多木選手の打球は、 二塁手の3年後藤選手が止めきれずに身体に当たって、 とんでもない方向に転がっていってしまいます。 これで更に1点追加。 早大はここで、3年大石投手にスイッチ。 犠打を挟んで、4年松本雅俊選手がヒットで一、三塁。 ここで、4年代打亀谷選手。 ここまで試合に出られなかったのは、 リーグ前の練習中に骨折していたというのを聞いていました。 その亀谷選手の打球は、 遊撃手がぎりぎりで取れずに抜けてしまい、 同点の適時打となります。 そして亀谷選手、一塁上で動けなくなってしまい、 そのまま両脇抱えられて、ベンチに戻りました。 後でニュースで拝見したところ、骨折したのは膝で、 全治6ヶ月でリーグも本来なら全休の怪我だったそうで。 それで走ったら、そりゃあ痛めますよ…。 これから先、トヨタ自動車で続ける選手でしたし、 ここまで無理するのはどうなんでしょう。 その執念は理解はできますが。 ともあれ、これで同点です。
 法大は8回から1年三嶋投手が登板。 大石投手と、お互い走者を出しながらも、 踏みとどまる投手戦を見せます。 そのまま延長戦へ。
 法大は11回からは4年西投手が登板。 個人的にはツボなサイドスロー右腕です。 この日はなかなか調子良く、 結局12回表まで無失点で投げきりました。 これで早大の勝利はなくなります。
 そして早大側は、最後まで、 大石投手が投げきりました。 結局引き分けです。
 が、最終的にこの週は、 大石投手にこの日負担をかけてしまったのが、 悪い方へ回った気がします。 その後、法大が連勝で勝ち点ゲットでした。