2009年8月15日:イースタンリーグ公式戦・湘南vsヤクルト(横須賀スタジアム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
湘南 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1X 2

STARTING MEMBER
ヤクルト 湘南
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 志田 1 松本
2 大塚 2
3 中尾 3 梶谷
4 ユウイチ 4 関口
5 牧谷 5 下窪
6 城石 6 高森
7 上田 7 桑原義
8 中村 8 北川
9 鬼崎 9 斉藤俊
P 西崎 P 田中

PITCHERS
ヤクルト 西崎→石井→吉川→高井→花田→●岡本
湘南 田中→○桑原謙

CHANGE
ヤクルト ユウイチ→斉藤(7回裏一塁手)
牧谷→衣川(11回表代打、そのまま指名打者)
湘南 関口→野中(11回裏代走)
北川→野口(11回裏代打)

 8月最後の横須賀ナイター、対ヤクルト。 ヤクルトの練習風景からじっくり見る私はやはりヤクルトファン。
 湘南の先発は田中投手。かなりの落ち着いた投球。 初ヒット打たれたのが6回表。それまでは四球1つ。 一方、ヤクルトの先発は西崎投手。 初回は四球連発に関口選手のヒットで大ピンチだったのに、 そこを併殺で切り抜けると、4回に二死三塁が一度あっただけで、 後はさくさくピッチングに。 西崎投手は変則サイドスロー+荒れ球で、 とにかく打ちにくそうな投手ではあったんだよね。 結局5回投げ切っちゃった。
 6回裏には石井投手が登板し、ヒットと四球でピンチ作ったけれど、 ここで併殺で流れを止めます。が…7回裏にスイッチした吉川投手が、 高森選手にソロ一発被弾。均衡が破れます。
 が、直後の8回表。 上田選手がヒットd得出塁し、犠打とタッチアップで三塁へ進みます。 ここで志田選手は遊ゴロ…だったのに、なんと梶谷選手が悪送球。 これで本塁帰還。また同点に。更に果敢に志田投手が盗塁しましたが、盗塁死。 ただ、8回裏に高井投手登板し、四球を1つ出しましたが、 その後はきっちり抑えたので、少々ヤクルトにペースが傾いています。
 9回表、続投している田中投手に、中尾選手が右前安打を放ちます。 が、ここで松本選手が二塁へ素晴らしい返球。中尾選手を二塁で補殺します。 直後、斉藤選手にポテンヒット気味の二塁打を打たれたものの、 ここで桑原謙太朗投手にスイッチし、ピンチを切り抜けます。 しかし、松本選手の捕殺がなければ、勝ち越されているところでしたね…。 このプレーは褒めます。
 が、9回裏は花田投手がパーフェクトピッチングで締め、延長戦。 10回裏、花田投手は内野安打(これも鬼崎選手がヒット性の当たりを ぎりぎり内野安打にした球です)と四球でピンチを作るものの切り抜け、 桑原謙太朗投手は11回裏にヒットと四球2つでピンチを作るものの、切り抜けます。 これでヤクルトの勝利がなくなりました。
 11回裏。ヤクルトは岡本投手登板。関口選手がヒットで出たので、 犠打と進塁打で三塁。桑原義行選手も四球で出ます。 ここで代打野口捕手。バッテリーが打者に集中している間に 桑原義行選手が二盗を決めていたりします。二死二、三塁。 が…ここでまさかの結末が待っていました。 野口捕手のバットは確かに回ったのに、ボールを後逸。 …ええ、まさかのサヨナラ振逃…。…ええと…。
 松本選手は3打数1安打1盗塁(2四球)。 1安打は左投手の石井投手から打ってみました。 2四球は、制球が定まらなかった立ち上がりの西崎投手と、 高井投手から。しかし、松本選手から始まる打席に 悉く左投手の石井投手や高井投手をぶつけてきたのは、 何かのイヤガラセだったんでしょうか。 まあ、そんなことより、この日は本当に9回表の捕殺がいいプレーでした。 実は、練習時から三塁へノーバウンド送球していたり、 8回表には上田選手が三塁へタッチアップした時に、 三塁で捕殺しかけた惜しいプレーもありました。 この日は本当に肩が良かった日です。