2008年11月16日:明治神宮大会大学の部二回戦・東洋大学vs近畿大学工学部(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
近畿大学工学部 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
東洋大学 2 0 0 3 0 0 0 1 X 6

STARTING MEMBER
近畿大学工学部 東洋大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 中川 1 小島
2 田中 2 瀧本
3 橋本 3 松永
4 政本 4 十九浦
5 植杉 5 大野
6 貞徳 6 中倉
7 志田原 7 鈴木大
8 玄場 8 鈴木啓
9 岡村 9 藤岡

PITCHERS
近畿大学工学部 ●岡村→三田→阿部
東洋大学 ○藤岡→内山→乾

CHANGE
近畿大学工学部 植杉→太田(7回表代打、その後左翼手)
岡村→信組(8回表代打)
信組→望月(8回表代走)
望月→三田(8回裏投手)
三田→阿部(8回裏投手)
橋本→松井(9回表代打)
政本→武田(9回表代打)
東洋大学 松永→坂井(5回裏代打)
坂井→福田(6回表左翼手)
藤岡→田坂(6回裏代打)
田坂→内山(7回表投手)
十九浦→伊藤(7回裏代走)
伊藤→佐藤(8回表一塁手)
中倉→林崎(8回裏代打、その後中堅手。それに伴い瀧本右翼手)
内山→江原(8回裏代打)
江原→乾(9回表投手)
鈴木啓→柘植(9回表遊撃手)

 毎度御馴染み、東都覇者・東洋大、対、 四国・中国三連盟代表の広島六大学連盟覇者・近大工学部。 四国・中国三連盟代表が広島六大学連盟になるのは 結構珍しいような気がしてしまいます。 中国地区連盟に東亜大もいますしね。 実際、近大工学部の出場が19年振り。
 東洋大の先発は1年藤岡投手。 1年とはいえ、リーグ登板経験ありなわけで。 近大工学部の打線も、ヒットは出るものの、 その後は続く気配がありません。
 逆に東洋大打線は、先発3年岡村投手を攻め立てます。 ます1回裏、立ち上がりに3年小島選手・2年瀧本選手に 連続四球を出してしまい、4年松永選手にあっさり適時二塁打を打たれ、 更に4年十九浦選手に犠飛。…容赦ないなあ東洋大。 2点先制。
 2回・3回は沈黙していたのに、4回裏。 4年主将大野捕手が内野安打で出塁し、 4年中倉選手が四球で続きます。 ここで、1年鈴木大地選手が犠打を見送ったら 大野捕手が塁を飛び出しててアウトになったりしたのに、 その鈴木大地選手が二塁打をかっ飛ばし、 更に4年鈴木啓友選手が適時内野安打。おいおい。 でもって、藤岡投手が空振りしている間に 鈴木啓友選手が二盗を決めておいて、 小島選手が2点適時二塁打。これで5点目。 …容赦って言葉知らないでしょ?
 この後、東洋大はかなり選手交代が 激しくなります。恐らくはこの時期に 打撃がいい選手を選抜してたんじゃないかなあ。 また、藤岡投手は6回まで投げて、代打交代。 1年内山投手が7回から登板。 登板時はいまいちだったのか、2年政本選手と 代打2年太田選手に連続ヒットが出て、 近大工学部に初めてのチャンス。 が…ここでダブルスチール敢行までは良かったけれど、 三塁走者が刺殺。攻めた結果ではあるんですけどね…。 結局この回無得点。
 8回裏に近大工学部3年三田投手が登板しますが、 代打2年林崎選手が二塁打、犠打で三進。 慌てて3年阿部投手を出しますが、 そのかいもなく、鈴木啓友選手に適時打が出てしまい、 決定的な6点目。 9回表に2年乾投手まで持ってきてぴしゃり。 東洋大の完封勝利でした。
 東洋大は結局この後優勝して四冠達成なのですが、 まあ流石にこの試合は完勝とはいえ、 何が強かったんだろう、って言うと微妙。 なんというか、ここぞという時の勝負強さ、だったのかなあ。 ここで打線繋がるか!って感じでしたからね…。 実は4年生のクリーンアップがごっそり抜けるのですが… この日の代打陣見てても、あんまりチーム力 落ちないのかなあ、とも思います。