2008年10月25日:東京六大学野球秋季リーグ・東京大学vs法政大学(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
法政大学 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
東京大学 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1

STARTING MEMBER
法政大学 東京大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 亀谷 1 内海
2 長谷川 2 鬼原
3 加治屋 3 高橋
4 佐々木 4 笠井
5 松本哲 5 前代
6 石川 6 鈴木
7 和泉 7 岩崎
8 大八木 8 大坪
9 加賀美 9 濱田昌

PITCHERS
法政大学 加賀美
東京大学 鈴木

CHANGE
法政大学 和泉→柴原(6回裏三塁手)
加治屋→岩島(6回裏左翼手)
大八木→伊藤暢(7回表代打)
伊藤暢→難波(7回表代走、その後二塁手)
岩島→立石(7回表代打、その後右翼手。それに伴い亀谷左翼手)
佐々木→篠田(7回裏一塁手)
立石→喜多(12回裏中堅手。それに伴い松本哲左翼手、亀谷右翼手)
東京大学 笠井→古垣(4回裏代打)
古垣→井尻(5回表一塁手)
濱田昌→揚場遼(8回裏代打)
揚場遼→荒木(9回表遊撃手)
荒木→田中(11回裏代打)
田中→西山(11回裏代走)
西山→秋末(12回表三塁手。それに伴い岩崎遊撃手)
井尻→岩間(12回裏代打)
前代→堀口(12回裏代走)

 試合の前には予想もつかなかった 大熱戦になりました。
 東大先発はいつもの通りの3年鈴木投手。 1回表。3年亀谷選手がヒットで出て、 犠打を挟み、3年加治屋選手の打球は 一塁手が弾いて失策になり、一、三塁。 ここで2年佐々木選手がきっちり犠飛。 法大が先制します。
 が、東大は1回裏。法大先発は2年加賀美投手。 1年内海選手がヒットで出て、 犠打で送り、3年高橋選手がなんと適時二塁打。 すぐ同点に追いついてしまいます。 これはびっくり。
 さて、ここから、両先発とも粘りの投球。 お互い走者は出しますが、点はとられません。 そして恐ろしいことに、それが12回まで続いて 引き分けてしまいました。うわあ。
 実は途中は東大の方にチャンスがありました。 4回裏に高橋選手が四球で出て、犠打で送られ、 鈴木投手のヒット(!)が出たのですが、 残念ながら高橋選手が本塁憤死したり。 7回裏に4年前代選手が四球で出て、 進塁打を挟んで1年岩崎選手がヒットで続いたのですが、 4年大坪捕手のスクイズが外されて三塁走者が 挟殺プレイでアウトになってしまいました。 勿体無い。法大は逆に、やたらと犠打が多かったのですが、 本塁が本当に遠かったですね。
 結局このカードは東大らしくなく(!)第4戦まで 続いたんですから、本当に東大は頑張ったんですよね。 第3戦なんてサヨナラ勝ちですからねえ…。 最終的に法大が勝ち点を取ったものの、最終戦も1点差の 攻防でしたし。
 この試合で、法大と東大の4年生ともお別れ。 法大の4年生も、結構社会人野球で続ける選手が 多いのかな。岩島選手は残念ながらこれで最後だけれど。 個人的には伊藤暢啓選手が序盤の怪我にもめげずに 復活できた姿を見られた上に、また社会人野球で 会えるのは嬉しいです。 …JR東海ってところがまたツボなんですが(苦笑)。 明大池田選手といい…。 そうそう、忘れてはいけないのが、4年小松投手の プロ入り。ただ、今季はちょっと故障にも苦しんじゃいましたね。 来年の法大は、ベストナインにも輝いた3年亀谷選手が 打線を引っ張るのでしょうか。来年は副将なんですよね。 来年の主将は3年石川捕手ですが、こちらも 打率は今季良かったですよね。 どのようなチームを作るのか、楽しみです。
 東大は勿論皆大学で野球は最後になるのですが、 スタメンで頑張ってた大坪捕手や前代選手、 代打で頑張っていた揚場遼選手、 最後はなかなか出番はなかった岸投手、 でもってこちらも熱い主将だった井尻選手。 お疲れ様でした。 来年の主将は高橋選手なんで、また違ったタイプの 主将かな、という印象ですが。