2008年10月12日:東京六大学野球秋季リーグ・法政大学vs早稲田大学(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
早稲田大学 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
法政大学 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

STARTING MEMBER
早稲田大学 法政大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 上本 1 和泉
2 細山田 2 難波
3 松本啓 3 亀谷
4 宇高 4 加治屋
5 5 佐々木
6 土生 6 石川
7 後藤 7 柴原
8 小島宏 8 長谷川
9 松下 9 加賀美

PITCHERS
早稲田大学 松下→須田→大前→福井→楠田→大石
法政大学 加賀美

CHANGE
早稲田大学 松下→松永(4回裏遊撃手)
後藤→須田(4回裏投手)
須田→大前(5回裏投手)
大前→福井(6回裏投手)
福井→川西(7回表代打)
川西→楠田(7回裏投手)
土生→生島(9回表代打)
生島→川畑(9回裏左翼手)
法政大学 加治屋→喜多(8回表中堅手。それに伴い和泉左翼手)
佐々木→篠田(8回表一塁手)
加賀美→佐藤弦(9回裏代打)

 久々に早大崖っぷちではありましたが… 試合展開も崖っぷちのまま、最後終わってみても 崖っぷちに変わりなし、となりました(苦笑)。
 法大先発は2年加賀美投手、早大先発は 3年松下投手。加賀美投手は安定しているんだけれど、 松下投手は…なんだか四球が多いのをしのいでいるという立ち上がり。
 さて、それでも先制したのは早大。 1回表にいきなりヒットをかました 4年松本啓二朗選手が、初球バント。 これがうまくヒットになって無死一塁。 犠打で送ると、続いて初スタメンの1年土生選手 (この日は2年原選手が外れたんだよね… 折角、高校同期の加賀美投手との対戦だったのに)に四球。 ここで加賀美投手が、なんと痛恨のワイルドピッチ。 何が痛恨って、二塁走者が松本啓二朗選手だったってこと。 脚力飛ばして一気に本塁に帰られちゃって、これで先制。 いい脚だったなあ…。 土生選手も三塁まで進んだけれど、 これ以上の失点は許さず。
 ところが、松下投手の制球難は変わらず。 4回裏、2年佐々木選手に四球を出すと、 進塁打で進められた後に、4年柴原選手が 適時三塁打。これでいきなり同点。 そして逆転のピンチでしたが、 ここは4年主将上本選手のダイビングキャッチという好プレーが 飛び出します。こういう時に上本選手は本当に強いなー。 そして、松下投手の限界を悟ったか、 ここで4年須田投手に交代。 須田投手、ここで見事に後続を断ち切ります。
 さて、ここから早大は継投に。 5回裏に須田投手を大前投手に交代 (須田投手が前の回のワンポイントみたいに なりました。何て勿体無い)し、四球は 1つ出すもののまずまずの投球。 6回裏に福井投手に交代。 福井投手は3年石川捕手のヒット(石川捕手は 今季当たっている選手の一人です)と 柴原選手への四球でピンチを招くものの、 ここは後続を自力で断ち切ります。 7回裏に3年楠田投手を出しますが、こちらは いきなり2年難波選手にヒットされ、 3年亀谷選手には四球。 やばいと思ったのでしょう、2年大石投手に スイッチして、後続を断ち切ります。
 一方、法大は加賀美投手がずっと投げ続けています。 実は早大がさっぱり打ててません。 6回表に4年細山田捕手が四球で出て、 二盗とワイルドピッチで三塁まで進塁したのですが、 以降進めず。結局この日、早大のヒットは合計4本で、 1回表の松本啓二朗選手のヒット、3回表の上本選手のヒット、 前述した4回表の松本啓二朗選手のバントヒット、 でもって8回表に出た松本啓二朗選手のヒット、という内訳。 …松本啓二朗選手だけが一人当たっているわけで。 そりゃあ連打が出るわけないよなあ。 お陰で100安打への視界は良好になってきたのですが。
 まあ、そんなことは言っていますが、 実は法大も4本しかヒットは出ていません。 最後は大石投手が凄すぎました。 何せ打者8人と対戦して、6奪三振ですから…。 まあ、9回一死のところで出ていた右飛は ちょっと本塁打っぽい当たりで怖かったですが、 それ以外は危なげなし。 で、この日はプロ併用日ということで、規定により 9回引き分けとなりました。 何だか非常に疲れる試合でしたが、個人的には 3安打のお陰で気力は充実です(待)。