2008年8月30日:都市対抗本戦・JR東日本vs日本生命(東京ドーム)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
日本生命 0 0 0 1 0 0 1 0 0 4
JR東日本 0 0 0 0 0 2 2 0 X 4

STARTING MEMBER
日本生命 JR東日本
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 大島 1 川端
2 田中 2 五十嵐
3 高橋 3 清田(NTT東日本)
4 溝下(大阪ガス) 4 石川
5 多井 5 片岡
6 佐々木勇 6 高尾(NTT東日本)
7 石田 7 田仲勝
8 藤田 8 斎藤達
9 山本 9 池田
P 土井 P 斎藤貴

PITCHERS
日本生命 ●土井→梶野(大阪ガス)
JR東日本 斎藤貴→坂上→○木村(東京ガス)→木城(NTT東日本)

CHANGE
日本生命 佐々木勇→佐々木正(7回表代走、その後左翼手)
山本→及川(7回表代打)
及川→田辺(大阪ガス)(7回裏三塁手)
藤田→味園(デュプロ)(8回表代打、その後捕手)
田中→阿部(9回表代走)
溝下→有竹(9回表代打)
JR東日本 清田→市場(7回表中堅手)
片岡→新川(9回表中堅手。それに伴い市場左翼手)
高尾→木城(9回表投手。それに伴い木村一塁手。指名打者解除)
木村→澤(9回表一塁手)

HOMERAN
日本生命 高橋(4回表ソロ、斎藤貴)
JR東日本 斎藤達(7回裏ソロ、土井) 川端(7回裏ソロ、土井)

 前の試合が延びたので、 1時間遅れで開始の第2試合。
 とにかく動員の多いJR東日本。 外野席もほぼ埋めて、2階席にも チーム応援観客がいるようです。 外野席で人文字作ったりもしてます。
 JR東日本の先発は斎藤貴志投手。 そこそこベテランですが、 日本生命先発・土井投手は 今年で39歳になる大ベテラン。 そんな渋い対決になりましたが、 暫くはお互い、走者は出しても 要所は締めるピッチング。
 試合が動いたのは4回表。 日本生命・高橋選手のソロ一発。 が、その後もヒットが出たものの続かず、 この1点止まり。
 JR東日本の反撃は6回裏。 五十嵐選手の二塁打、補強選手の NTT東日本・清田選手 (昨年まで東洋大の清田選手。 なのでちょっと応援気味) に四球、石川選手にヒットがで満塁。 ここで、片岡選手の当たりは 一、二塁間を抜けそうな当たり。 これは二塁手がダイビングキャッチで 二ゴロにしたんですが、三塁走者は なんなく生還。これで同点です。 なおも、こちらも補強選手の NTT東日本・高尾選手が適時打。 逆転の2点目が入ります。 ただし、二塁走者が生還するのは 補殺で阻止しました。
 日本生命も黙ってはいない7回表。 佐々木勇選手の当たりを 遊撃手がなんとか捕ろうとして 弾いてしまう失策が出て、出塁。 JR東日本は投手を坂上投手に替えますが、 犠打で走者を進められ、続く 藤田捕手のヒットは中前安打。 これを清田選手が渾身の力で バックホームし、本塁突入は 防ぐのですが…その清田選手が 転倒したまま動きません。 どうやら捻挫をしてしまったそうで そのまま担架…あああああ。 しかもここで反撃を止めれば 名誉の負傷だったのでしょうが、 投手が補強選手の東京ガス・木村投手に 交替し、二死まで取った後… なんと、大島選手(昨年まで 駒大の大島選手)の打球を 二塁手の斎藤達雄選手が 見事なトンネル。 あいたたた…。 これで試合が振り出しに。
 こんな痛いミスの後の、7回裏。 斎藤達雄選手が打席に回ってきました。 そして…打球はスタンドへ。 そう、自分でミスを取り返す ソロホームラン。これで再度勝ち越し。 更に、川端選手もソロホームランで 続きました。土井投手も流石に 限界だったかなあ。 補強選手の大阪ガス・梶本投手に交替。
 実はこの梶本投手がかなり調子良く、 以降、JR東日本は攻撃を封じられます。 が、ドラフト候補と目される木村投手が なんだかぴりっとしません。 8回は2四球で走者を溜め、ここは 抑えるものの、9回表も 大島選手のヒットと四球一つで ピンチに。が、ここでJR東日本は 面白い行動に出ます。 まずは高尾選手と、補強選手の NTT東日本・木城投手を交替。 更に、木村投手を一塁手へ。 …わざわざ指名打者制度を 解除して、木村投手をいざとなれば 戻せる状態に。 で、高橋選手の打球は抜けそうだったの ですが、守備固めで入れていた 新川選手がナイス背面キャッチ。 これで安心して木村投手を下げ、 そのままJR東日本が逃げ切りました。