2008年7月6日：全日本クラブ選手権南関東二次予選・熊球クラブvsYBCフェニーズ（さいたま市営大宮球場）

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
YBCフェニーズ 0 0 0 1 0 2 1 1 3 8
熊球クラブ 0 0 0 0 0 3 2 0 4X 9

STARTING MEMBER
YBCフェニーズ 熊球クラブ
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 二 瀬尾 1 中 竹田
2 中 山賀 2 左 原田
3 右 渡辺 3 指 遊佐
4 投 井原 4 三 森山
5 一 山中 5 右 田原
6 遊 森 6 一 菊池
7 捕 川村 7 二 斎藤聡
8 三 山崎 8 捕 乗金
9 左 伊江 9 遊 桑代
- - - P 投 後藤

PITCHERS
YBCフェニーズ 井原→●高木→井原
熊球クラブ 後藤→澤田→○大山

CHANGE
YBCフェニーズ 渡辺（三塁手）←→山崎（左翼手）←→伊江（右翼手）（７回裏守備交代）
森→高木（８回裏投手。それに伴い井原遊撃手）
伊江→樫田（９回裏右翼手）
高木→武岡（９回裏左翼手。それに伴い山崎三塁手、渡辺遊撃手、井原投手）
熊球クラブ 菊池→佐田（６回裏代打、その後捕手）
乗兼→遠山（７回表三塁手、それに伴い森山一塁手）
田原→臼田（９回表右翼手）
遠山→船橋（９回裏代打）

HOMERAN
YBCフェニーズ 井原（６回表２ラン、後藤）

　準決勝第２試合が終わってから 40分後、決勝開始。 YBCにはきつそうです。
　それでもYBCの先発は井原選手。 熊球も先発は連続で後藤投手ですが、 投球回数や試合の間隔を考えたら、 井原選手にはきつそう。 が、それでもなかなかの投手戦に なりました。
　均衡を破ったのは４回表、 YBCの攻撃。 渡辺選手が四球で出て、 井原選手の打球は 二塁手の悪送球を誘いセーフに。 犠打で送り、前の試合から 好調の川村捕手が適時打。 １点先制します。
　更に６回表。 渡辺選手が三振振逃で 塁に出ると、井原選手が２ラン。 エースが投打に活躍しちゃったら このまま行くかな？と 思ったのですが。
　６回裏。遊佐選手が二塁打、 森山選手が四球で出ます。 ここで田原選手が２点適時二塁打。 で、その後は二死までいったのですが、 一つのアウトは進塁打が絡んでいて 二死三塁の状態。 ここでなんと、井原選手が ワイルドピッチ…。 これで３ー３の同点。 井原選手、リードすると 点を取られてしまう悪癖が…。
　さて、ここからが一進一退の 攻防戦になります。
　７回表。熊球が後藤投手を下げ、 澤田投手が登板。 伊江選手が内野安打で出塁 （実は準決勝で怪我したらしく、 途中で下がっていたのですが… 頑張っています）、 犠打で進塁してから 山賀選手がバントヒット。 そこで渡辺選手が適時打。 ３ー４でYBC勝ち越し。
　７回裏。竹田選手が四球で出塁し 二盗を決めます。 ここで原田選手が適時三塁打を放ち、同点。 更に遊佐選手の犠飛で、今度は 熊球勝ち越し。
　８回表、川村捕手が四球で出塁し 二盗のお返し。犠打で進ませ、 伊江選手が適時打を放ち、同点。
　８回裏から、井原選手は 遊撃手になり、高木投手が 登板します。 高木投手は熊球を三者凡退に仕留めます。 ９回表から、熊球は大山投手に交替。 渡辺選手が二塁強襲ヒットで出塁すると、 犠打と進塁打で三塁へ。 ここで、高木投手が適時打。 これでYBCは５ー６と勝ち越し。 更に川村捕手の遊撃内野安打が続き、 山崎選手もセンター前ヒット… あああ中堅手が転んでいる…！ 恐らくは適時失策になるのでしょう、 これで１点追加。 更に伊江選手の適時打で１点追加。 ９回表に５ー８。これで 勝負あったか…と思いましたよ。
　９回裏。先頭打者は代打船橋選手。 2006年夏の高校野球優勝・早実のメンバー。 個人的には出てきただけでも 喜んでいたのですが （プレーを生で見るのは 初めてだったので）、 初球で二塁打にびっくりしました。 流石だなあ…。 続いて桑代選手が三ゴロだったのですが、 三塁手が一塁へ悪送球。 無死一、三塁で、この日中堅手で やらかしちゃってた（実はこの日 ３回ほど転んでいました。 大丈夫ですか？）竹田選手が 汚名返上の適時打。 更に右翼手がボールこぼしていて、 無死二、三塁。面白くなってきました。 ここで、この日結構当たっていた 原田選手が２点適時打三塁打！ …ってこれで８ー８の 同点に追いついちゃいましたよ。 まさかこんな展開だとは…。
　さて、無死三塁と熊球の サヨナラのチャンス。 ここで再び、井原選手がマウンドへ。 おー、高校野球みたいな場面だ！ ここで遊佐選手、森山選手を敬遠して 途中出場の臼田選手と勝負します。 そして…臼田選手の打球は、 内野を抜けていきました。 サヨナラ適時打！ これで熊球が全日本クラブ選手権に 出場となりました。 が、YBCもいい試合してくれましたよ。 両チームに拍手。