2007年9月15日:京滋大学野球秋季一部リーグ・京都創成大学vs花園大学(西京極球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R
花園大学 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2
京都創成大学 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2

STARTING MEMBER
花園大学 京都創成大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 杉山 1 溝口
2 近藤 2 蘆田
3 坂本 3 照屋
4 松井 4 森康
5 城戸 5 北原
6 深江 6 木村
7 井上 7 飯田
8 山本勇 8 上柿
9 薮内 9 玉井
P 松下 P 芦田裕

PITCHERS
花園大学 松下→南本
京都創成大学 芦田裕

CHANGE
花園大学 深江→前田(9回表代打)
山本勇→山本大(9回表代走)
前田→岸田(9回裏二塁手)
山本大→中路(9回裏左翼手)
井上→板谷(12回表代打、その後捕手)
京都創成大学 木村→森下(8回裏代打、そのまま指名打者)
森下→芦田裕(12回裏代打)
飯田→堀岡(12回裏代打)
玉井→大西(12回裏代打)
大西→浅田(12回裏代走)

HOMERAN
京都創成大学 森康(4回裏ソロ、松下)

 色々記述が間違っていそうですが(苦笑) 正しい記述のはずですよ、これ。
 創成大の先発は芦田裕嗣投手。 右腕のオーソドックスなタイプ。 花園大の先発は松下投手。 右腕のサイドスロー。 どちらもクロスファイヤーな球を がんがん投げてきます。 なんとなく、松下投手は 横浜加藤投手を思い出しつつ (背番号も17だったし)。
 芦田裕嗣投手は初回の立ち上がりを攻められ、1失点。 松下投手は4回に森康太選手のソロを食らって1失点。 が、それ以外は走者は出しても要所は押さえるピッチング。 投手戦…かな。 ある意味拙攻戦という気もしないでもないですが。
 9回から花園大は南本投手にスイッチ。 正直、安定感は松下投手よりも良くない感じ。 が、サヨナラのチャンスは生かせず、延長戦に。
 延長戦は「開始時間から3時間後に行われている イニングで終了」形式(もしかして各大学野球は全てこれかな?)。 この試合はそれが12回。 結局12回まで1−1。芦田裕嗣投手もまだ投げています。 が、流石に疲れてきたのか、12回表にヒットで走者を出し、 犠打と進塁打で走者を進め、杉山選手の適時打が出て 花園大が1点勝ち越し。流石に力尽きたか…と思いました。
 が、12回裏。私の目が点になる状況が。 先頭打者・指名打者の森下選手(途中で木村選手と交代しています)の 代打に、芦田裕嗣投手。 書き間違いではありません。 指名打者制度って、指名打者の代打で投手が出られるんですね。 初めて知りました。 ちなみに芦田裕嗣投手、先発しない日は野手として 出場しているそうなので(それはそれで凄いけれど)、 代打すること自体はそんなに不思議ではないようです。
 さて、その芦田裕嗣投手。 いきなり初球をバント。 そして一塁にヘッドスライディングでセーフ。 執念のバントヒットです。 …これは野手が応えてあげないと駄目だろう!と 思って見ていたら、犠打と進塁打で走者を進め、 代打大西選手の適時打が出ました! そのままドローで引き分け。 凄い試合だったなあ。
 あと、個人的には創成大・上柿選手が 気になりつつ。小柄な選手なのですが (関西の大学の選手は小柄な選手が多い)、 死球2つにもめげず、ヒットも打って頑張ってました。 塁上でヘルメットをくるくる回している姿も なんか気になったりして(苦笑)。