2007年5月5日:東都六大学野球春季リーグ・立教大学vs早稲田大学(神宮球場)

SCORE
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
早稲田大学 0 0 4 0 0 1 2 0 0 7
立教大学 0 0 0 0 1 0 2 1 1 5

STARTING MEMBER
早稲田大学 立教大学
打順 守備 名前 打順 守備 名前
1 上本 1 中山
2 2 鈴木雄
3 松本 3 田島
4 田中幸 4 五藤
5 生島 5 三好
6 川畑 6 小川
7 細山田 7
8 本田 8 末藤
9 須田 9 戸村

PITCHERS
早稲田大学 ○須田→松下→丹羽→福井→斎藤佑
立教大学 ●戸村→小澤→菊池→岡村→菊沢→桑鶴

CHANGE
早稲田大学 須田→小野塚(6回表代打)
小野塚→松下(6回裏投手)
生島→原(7回表代打)
原→片岡(7回表代走)
松下→坂本(7回表代打)
坂本→丹羽(7回裏投手)
片岡→宇高(7回裏三塁手)
丹羽→福井(9回裏投手)
福井→斎藤佑(9回裏投手)
立教大学 戸村→白川(3回裏代打)
白川→小澤(4回表投手)
小澤→早瀬大(5回裏代打)
早瀬大→菊池(5回表投手)
菊池→岡村(7回表投手)
岡本→岡部(7回裏代打、その後中堅手)
三好→菊沢(8回表投手)
菊沢→桑鶴(9回表投手)
桑鶴→二場(9回裏代打)
五藤→増田(9回裏代走)

HOMERAN
早稲田大学 本田(6回表ソロ、菊池)

 初めての東京六大学野球。 なんだか知らないけど大荒れ試合で… 最後にとんでもないものが降臨しちゃった。
 最初から、立教2年戸村投手も早大3年須田投手も、 いまいちぴりっとせず。 戸村投手からはもう少し早大が 畳み掛けられたんじゃないかなあ。 で、3回裏に、四球と犠打から、 3年松本選手の適時打に4年主将田中幸長選手の犠打、 失策が絡んだ後に3年細山田捕手の2点適時打で 一気に早大が4得点。細山田捕手は2回に 走塁ミスをしていたので、汚名返上の一打かな。
 が、須田投手はやっぱり調子がいまいち。 4回表の満塁のピンチは切り抜けたものの、 5回に4年主将鈴木雄太選手のヒット(これも3回に 失策していたので汚名返上か)に、 4年田島選手の適時三塁打一発。 1点を返されます。
 早大は6回に4年本田選手のソロホームラン、 7回に1年原選手の適時打(この選手は本当に よく打つなー)と併殺崩れに失策絡んで1点追加して、 合計3点追加。普通はこれだけ点数があったら 大丈夫なのですが…。
 ここで問題なのは早大の継投。 須田投手を5回であっさり諦めたのも ちょっと早いかなあ、と思ったけれど、 その後継投した2年松下投手を、あっさり 7回表に代打出してしまう。確かにそこは 点数取りたいところだっただろうけど、 いい投球だったので、もう少し引っ張るべきだったのでは…。 で、登板した3番手2年丹羽投手。 7回に田島選手に適時二塁打、 4年五藤選手の内野ゴロの間に 更に1点追加。8回に4年岡部選手の適時二塁打で 1点追加。立教が合計3点を追加します。
 で、9回裏。早大は1年福井投手をマウンドへ。 東大戦から久々の登板になったのだけれど… 制球が不安定。四球に田島・五島選手ヒットで満塁。 田島選手はこの日は絶好調だったみたい。 で、2年小川選手の内野ゴロで1失点しつつも、 なんとか二死までこぎつける。 が、また四球で満塁に。 次の打者にも、いきなりボールツー。 おいおい…と思っていたら、監督が動いちゃった。 …出すかここで1年斎藤佑樹投手…!
 ものすごい雰囲気の球場をバックに、 1球目は涼しい顔して、左打者3年二場選手の 外角高めにストライク。 …うわ、そこ、さっき福井投手がストライク入れようとして 凄く苦労していた外角高め…。 嫌味か?と思わせながらも、その後も 空振り→ファール→最後は空振り三振。 …この場面で普通に三振とるのかこの投手は! いやもう、「王子」とかそんな軽々しいあだ名で 呼んでいい投手じゃないよな…。 ただ脱帽。参りました。 福井投手もめげずに頑張れ。