北九州市立大谷球場
大元は官営製鐵所の福利厚生施設だったという、由緒のある球場。
そこから八幡製鉄所(→新日鐵→現在の新日鐵住金)の球場となり、北九州市に譲渡されて市立球場となった球場。
JR鹿児島本戦・スペースワールド駅下車。
スペースワールド駅は一部の快速や準快速が止まらなかったりするので注意。
改札を出て右側の出口を出ると、左側にスペースワールド(遊園地)の派手な建物群が見える、
ロータリーとなっている。そのロータリーからだだっ広い道が繋がっているので、
直進(ちなみにその広い道の左側にイオンモールがある)。
道自体が右側に曲がっているが、そのまま道なりに直進。
バイパス道路の下をくぐってから、それまでの広場のような景色が一変し、
市街地のような風景に(この辺、中央という名前で、八幡製鉄所の企業城下町だったそうで)。
そのまま道なりに進むと、また道が大きく右に曲がっている上り坂に。
ここをそのまま上がっていくと、左側に何やらコンクリートの壁と、登る階段が。
ここを登ったところが球場の入口になっている。
だいたい徒歩20分ぐらいだろうか。
なお、この道の場合は、イオン以外に買い物の選択肢はない(駅売店もない)。
実はコンビニ(ローソン)に寄りながら行ける、という道もある。
先程の道の途中、市街地になってから暫く歩いたところに、中央町交差点がある
(タクシー乗り場がある付近。これも駅から離れたところにあってびっくりしたのだが、
どうやらこの辺り、元々路面電車の電停があり、その名残の様子。
というか元々発展していたこともあって、この辺交通の要所なのだそうで)。
そこを右折して少し歩くと、左側にコンビニがある。
で、そのコンビニの手前に左折できる道がある。
その道(夜の繁華街的な店が両側にあるような道だが)を行くと、突き当たりに階段が。
この階段を上がると、前述した上り坂の途中に合流する(球場の手前にある大谷会館の前に出る)。
上がったところに信号のない横断歩道があるので、それを渡ってから右折して少し歩くと、
球場への登り階段に当たる。
階段を上るという手間以外、遠回りという感じでもないので、
調達&コンビニで休みがてら、という方はこちらの道をお勧めする。
また、バスで来る、ということもできる。
大谷球場に一番近いバス停は「大谷球場」バス停なのだが、
こちらは40系統の八幡駅や戸畑駅の間を結ぶバスしか通っていない。
が、実は上記の道の途中、市街地に入って中央町交差点よりは手前
(その2つ手前の中央三丁目交差点を渡った辺りになる)に、
中央三丁目バス停があり、こちらが小倉駅と繋がっている。
小倉駅入口(乗り場が不明なので調べた方が無難)から23・91・98行先番号のバスで、
1時間に数本出ていて、乗車時間は23しか乗ってないが、40分から50分ぐらい。運賃350円。
なお、91・98の場合は、降りたバス停からバスの進行方向へ行き、
23の場合は、降りたバス停からバスの進行方向とは逆に行くことになることに注意。
そこからなら徒歩10分ぐらいか。
また、実は上記のコンビニの前に、中央二丁目バス停がある。
こちらは小倉駅からなら91・98行き先のバス。1時間に数本出ている。運賃320円。
ここからなら徒歩5分もあれば、というところ。
更に言うと、中央二丁目バス停には、福岡市・天神駅そばの
「西鉄天神高速バスターミナル」から高速バス「いとうづ号」が出ている。
料金は流石に1130円かかるけど、1時間に2、3本出ている。
朝イチの試合に間に合うかどうかは微妙なところだが、
まあ、選択肢として。
球場はまあ、歴史がある=古い、は仕方ないかな、と。
椅子というか、階段上になっているコンクリの上に座る形式。屋根なし。
一塁側の外野は一応芝生になっていて、一塁側内野スタンドから入れるみたいで、
そこの木陰に入る人もちらほら。
そして、少なくともJABA九州ではポジション位置を示す数値だけで、
選手名が出ない仕様。あああ。
トイレは入口の横に。自販機はトイレと入口を挟んで逆側。
食料事情は上記の通りで、コンビニ寄りたくない人はイオンという手段もあり
(ただし開店が9時なので、朝は空いていない)。
球場付近の市街地に、喫茶店はあるかもしれない。
球場情景 |
入口の階段下に、JABA九州開催事は横断幕が。 |
これは入口の登ったところにあった、JABA九州開催時のボード。 |
球場内の自販機。球場が新日鐵由来ということもあり、 同じく新日鐵由来のバレークラブチーム・堺ブレイザーズ仕様! (たぶんチームにある程度お金が入るはず) |